古子優樹(ふるこゆうき) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社すららネット

経営管理部

CFO

古子 優樹 ふるこ ゆうき

CFOとして経営管理を行う企業内会計士。関わる人が幸せになる会社作りを目指す
革命家タイプ
革命家タイプ

1987年10月14日生まれ(37歳)
静岡県出身 ・ 東京都在住
中央大学 法学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

私は人様のためになる会社、人様の生活をよりよくする会社に勤め、そのような会社でマネジメントに関わり、関わる人が幸せになるいい会社を作っていきたいと考えている。今でも事業会社の経営管理部長としてではあるが、会社の会議には全て参加する機会を頂けており、その場で自らの意見を言う機会ももらえてはいる。そういう意味では、現状でもマネジメントには十分関われているものの、立場が違えば社内外での見方は変わってくるというのが実情であることから、やはり次のステップとしては取締役として会社マネジメントに関わりたいと考えている。

公認会計士は会計、監査の専門家であるため、財務経理という会社の屋台骨を支えることができるものの、ガバナンス強化の知見を有していることから弁護士と同様に事業会社の役員として迎えられやすい資格であり、実際に上場会社の役員には公認会計士の資格を有している人物は多くいる。また、監査法人にいた時は周りが公認会計士ばかりだから気にもとめなかったが、名刺に公認会計士という資格を記載できることはベンチャー企業などではたまに評価されることを感じる。したがって、公認会計士の資格が、将来的に取締役としてマネジメントに関わるためには大きく役立ってくれるのではないかと考えている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

先にも述べたが、自らが取締役として会社のマネジメントに関わり、関わる人が幸せになるいい会社を作っていきたいと考えている。特に、IPO部門にいたことから自分の強みであるIPO経験を活かすことができ、会社が上場することで資金面も人材面も飛躍的に拡大する可能性がある上場準備会社に取締役として参画することが目下の目標である。

取締役としてのマネジメント経験を積むことが十分にできたら、その次は同じように取締役として活躍ができる人材を育てることに貢献していきたいと考えている。今思い付くのは松下塾のように人材を育てる環境を整える方法と、現場に出て直接教えていく方法の二つであるが、自分は現場に出て直接関わり人材を育てていきたいと考えている。なぜそちらの方がいいかという明確な理由はないものの、外部から座学でアドバイスを受けるよりも、OJT(オンザジョブトレーニング)として受けたことの方が自分の身になっていると感じているし、やはり自分も第一線で活躍していたいと考えているからだと思う。

まだ一つ目の目標も達成していない中で、人に教えるなど偉そうなことを思っていると自分でも感じるが、自分が関わった人がいい会社を作り、またその人から教わる人が出てくるような、数珠繋がりの一部になることを目標にこれから精進していきたい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

まだまだ未熟なため、アドバイスらしいアドバイスはできないが、監査で生きていくにしろ、転職を考えている場合でも、監査法人での監査業務の経験はとても大事にした方がいいと思う。監査で関われるほど多くの情報に触れる機会は中々出会えないし、実際にベンチャー企業に転職した私自身、監査で得られた経験にとても助けられているため、公認会計士に与えられている特権は大いに享受するべきだと思う。

もし、将来的に転職することを考えているのであれば、監査にプラスアルファーとなる自分の強みを身につけることが転職の時に有利になると思う。私がベンチャー企業へ転職する際には、すごく親身になってサポートしてくださるエージェントにお世話になることができ、いい会社に転職することができたものの、事業会社経験がない監査法人出身者は監査法人の仕事内容がわかりにくいということもあり、事業会社に提出する職務経歴書や履歴書に記載できる事柄が見つからず苦労もしたし、あまり評価されない感じがひしひしと伝わってきた。そのため、監査法人でも、海外駐在、アドバイザリー、出向、ITなど、監査以外の仕事に触れるチャンスも多くあるため、チャンスがあれば毛嫌いせずに挑戦することをお勧めする。

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