服部峻介(はっとりしゅんすけ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Seven Rich会計事務所 他

代表取締役社長

服部 峻介 はっとり しゅんすけ

税務相談、経営相談、ベンチャー出資、ジム・カフェ経営といった事業を展開。仕事をするとはかっこよく生きること
プロデューサータイプ
プロデューサータイプ

1983年6月23日生まれ(41歳)
北海道出身 ・ 東京都在住
北海道大学 経済学部経営学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

高校生の時は野球にほぼすべての時間を使っていた。進学校ながら甲子園に行くような高校だったために、特に自分の進路は考えずに没頭していた。そんな中、高校3年の時にはじめて職業一覧的なものを見る機会があり、その時に公認会計士という資格を知った。社会に出ていない段階でなりたい職業も特になく、まずはビジネス系で日本で一番の資格を取って、社会に出てからやりたいことでも探そうと考えていた。実際それも消去法で、クリエイティブな才能がなく、スポーツで生きていくこともできず、やりたいこともわからない中で一応選んだことは、自分らしい選び方だなと思っている。

大学に入ってからは、1年生の夏から簿記の勉強を始め、専門学校から徒歩2分の所に引越し、ひたすら勉強だけをした。大学4年のとき、自分の代では唯一の現役一発合格を果たした。札幌という土地で、情報もなく淡々と自分と向き合い続けて勉強して辛いとしか思わなかったけど、一生懸命頑張って取った資格なので、愛着はものすごくある。ただ、人生の目的ということとこの資格は、そこまでリンクするかというとそうでもない。

かっこいい自分でいたいと思ったのも社会人になってからだ。強いて言うなら、未来の自分が後悔することがないように日々を生きているので、資格の勉強をしているときも、未来の自分のためにひたすら頑張ったというくらい。資格を取ったことは後悔してないし、この資格をとってよかったと思っている。当然、その資格に頼らず今仕事を出来ていることも自分としてはいいことだと思っている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

別にこれから成し遂げたいといったことはない。かっこいい自分と組織でいられるために一つずつ可能性を広げていくだけだと思っている。かっこいい自分でありつづけたいと思っているが、成し遂げるといった概念もない。

目の前の困っている人を助けるために、出来ないことを減らして、社員やクライアントの可能性を広げてあげられる環境を作っていければそれでいい。

誰かが重病になれば日本で一番の医者を紹介できて、
誰かがお金で困っていたら、稼ぎ方、もらい方を教えてあげられて、
誰かが悩んでいたら、その悩みを解決できる適切な人を紹介できて。

服部に、Seven Richに相談すれば何とかなる。そんな状況をずっと作っていきたい。Seven Richに入れば、今までの会計士のキャリアではできなかった何かが出来るかもしれない。そんな可能性あふれる環境を作っていきたい。

可能性はいくらでもあるのに、誰もがリスクを恐れてやらない。別に会計事務所だからコンサル会社だからこれをやる、なんてことはなくていいと思う。そんなポジションにいるから自分たちにのみ出来ることがある。誰もやっていない、どこの事務所も追従できないような可能性ある組織を創っていきたい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

“自分の人生は自分で責任をとる”

他人のせいにも会社のせいにもしない。他人も会社も自分の人生に責任はとってくれない。結局は自分の責任となる。それが自分の人生に主導権を持つということでもあると思う。そのことを常に頭に入れておくこと。自分で人生の責任を取るって思えば、かっこいい自分に近づける。

“未来の自分が後悔しない決断をする”

人に相談することも大事だけど、結局は過去の自分、今の自分、未来の自分といった、自分と向き合うことが大事になってくると思う。過去を正当化していってしまうと、自分の人生を自分の考えや言葉で生きていくのは難しい。このことに気づいていない人は多い。結局、自分が発している言葉はありふれた一般的な言葉で、深堀したところでよくわからなくなってしまう。しっかりと自分と向き合って、焦らず、未来を見据えて考える。そうやって決断をしていけば、かっこいい自分に近づける気がする。

“自分は思っている以上に出来ないし、思っている以上に出来ることは受け入れる”

集中できない自分
大きな決断ができない自分
人に流されてしまう自分

勉強が出来る自分
初対面の人と仲良くできる自分
人の嫌なところに気づける自分

色んな自分がいる。そんな自分を俯瞰してみる。思っている以上に出来ない部分は焦らずよくしていくか、またはそもそも気にしないでいいと思うかのどちらか。思っている以上に出来る自分はそこを活かすか、調子に乗らないようにすればいい。

人生、先は長い。自分の知っている色んな自分、知らない自分が出てくる。そんな自分と向き合いながら、ほかの人と話ながら、本を読みながら、自然に囲まれながら、受け入れていけば、きっとかっこいい自分に近づくと思う。

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