山岸朝典(やまぎしとものり) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

池森ベンチャーサポート合同会社

事業統括責任者

山岸 朝典 やまぎし とものり

仕事をする上で大切なのは“信頼感の醸成力をいかに磨くか”
チャレンジャータイプ
チャレンジャータイプ

1976年8月29日生まれ(48歳)
東京都出身 ・ 千葉県在住
中央大学 商学部商業貿易学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

自分の強みといえるかどうかは別にして、仕事をする上で大切なのは「信頼感の醸成力をいかに磨くか」、これに尽きると思っています。そのためには、コミュニケーション能力も必要ですし、日頃から自分を研鑽する姿勢や相手へのリスペクトも重要だと思っています。

実は、監査法人に入った時も、事業会社やベンチャーに転職した時も、そして今の仕事も、全て知人に紹介されたり、その会社の人に誘っていただいたりしています。特に秀でたところがあるわけでもない私を「うちに来てみないか」と誘っていただけるのは本当にありがたいことだと思っています(信頼関係を作るのにはそれなりの時間がありましたが)。

特に、今の仕事は本当に運命の巡り合わせというか、奇跡の連続というか、自分でも予想していなかったことでした(詳細は割愛しますが、人生でこんなことあるんだという驚きでした)。“一期一会”とはよくいいますが、日頃の行動や言動がいざという時に力を発揮するのだなと改めて体感した経験でした。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

仕事をしている中で、うれしいのは(たぶんこれは多くの人と共通していると思いますが)、やはり人から「ありがとう」と感謝される瞬間ですね。この瞬間があるから辛くてもやっていけるのだと思います。でも感謝された時のうれしさというのは、人から言われるだけではなく、自分の中での納得感がないと感じられないものだと思います。自分がやり切った、最大限のパフォーマンスができたと思い、それに対して感謝されるからこそ充実感を得られるのだと思うので、「いつも最高のパフォーマンスを発揮できているか」を自分に問いかけるようにしています。

今では笑い話ですが、とあるクライアントに初めて訪問したとき、担当の方と揉めたことがありました。初対面の印象はお互いに最悪でしたが、その後何度か“ものまねバー”に連れていってもらうまでに仲良くしていただけるようになりました。
また、後輩などから「クライアントの方から山岸さんは今何されているのですか?とよく聞かれるんですよね」といわれます。クライアントの方の印象に残っていてくれているのだと思うと本当にありがたく思いますし、当時の苦労とか全部吹っ飛んでしまいますね(ただ単に心配されているだけかもしれませんがww)。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

強いていうのであれば、ライフワークバランスというか、ストレスとの向き合い方ですかね。実は一度だけ“円形脱毛症”になったことがあります。30歳前半だったと思うのですが、当時担当させてもらっているクライアント数が結構あり、ほぼ毎月決算している感じでした。徹夜や深夜残業が続いたせいもあり、夏に500円位の大きさのハゲができました。それまでストレスとは無縁だと自分では思っていたのですが、初めて体が悲鳴をあげていることを実感した瞬間でした。色々と考えさせられましたし、監査法人を辞めようとも思いました。

でも信頼できるパートナーの方に救われました。妻にも感謝しています。1ヶ月の自宅療養をもらい、行動心理学?の講座を受けたり、自分と向き合う時間をいただけたことが大変よかったと思っています。
会計士は真面目な方が多いのでストレスを溜め込む人も多いと思いますが、どういう心理状態になった時にストレスを感じているか、またそれをどうやって紛らわすのか、そのコツさえ身に着けることができればうまくストレスと付き合っていけると思います。ストレスを感じていない人なんていないはずで、ストレスと無縁に思われる人も、ストレス発散の方法を自然と身につけているだけなのだと思います。
実は私もその時にゴルフを始めました。それほど上達していませんが、それでもたまにコースに出てラウンドするとリフレッシュできています。

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