宮部将孝(みやべまさたか) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwC Japan有限責任監査法人

金融事業部 銀行・証券グループ

シニアマネージャー

宮部 将孝 みやべ まさたか

派手さより、誠実な一歩を。金融×会計の現場で、期待に応える力を積み重ねていく。
先生タイプ
先生タイプ

1990年3月29日生まれ(35歳)
茨城県出身 ・ 東京都在住
中央大学商学部会計学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

 どちらかと言うと私は不器用なので、何でも要領良くこなしたり、人とのリレーション構築が得意なタイプではないと思っています。そのような私が何らかの形で社会へ貢献するということを考えた場合、公認会計士という資格を持っていることには意味があると思っています。公認会計士という資格は1つ1つの積み重ねが報われる職業です。目の前の仕事に誠実に、懸命に取り組むことが唯一自分のできることだと考えていますので、公認会計士という資格自体が非常に自分の性に合っていると感じています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

 これまで壮大な人生設計などは立てたことがなく、ひたすら目の前の仕事を必死にこなしてきました。その中で、就職氷河期の時代に新人として私を受け入れてくれ、機会を与えてここまで成長させてくれたPwCという環境には大変感謝しています。
 私は、自分と同じように新しいことへチャレンジしようとしている方を手助けできる人になりたいと思っています。特に若い世代の人材を育成し、より活躍できるような環境を作っていくことにも注力していきたいです。
 また、これまでの自分自身の経験を踏まえ、依頼人の抱える課題1つ1つを誠実に解決していくことが、他者への価値提供になると考えています。
 これまでの自分のキャリアを通じて社内外のたくさんの方に助けていただいたので、今後は、他者を親身にサポートすることでその恩返しができると良いです。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

 私は公認会計士を目指すと決めた高校3年生の時から今に至るまで、公認会計士以外の職業は考えたこともない人生を送ってきましたが、公認会計士資格によって、私は自信と言えるものを得られたように思います。公認会計士の資格があることで、人から期待をしていただき、その期待に応えるべく目の前の仕事に誠実に一生懸命に取り組んできました。その結果、多様な経験を積む機会に恵まれたと思います。
 自分の関心のあること、やりたいことを仕事にするということも大事ですが、必要とされている場所で働くということも必要な観点だと思っています。監査法人において採用活動に関与したことや若手職員のコーチングを担当した経験もありますが、若手の中には、自分自身のやりたいことができるかどうかという点を強く意識されている人を多く目にします。自分自身のやりたいことを明確に持っているということは非常に素晴らしいことだと思いますが、やりたいことだけをやるのではなく、周りの人から期待されていることや必要とされていることにも感度を高めて、チャレンジしていってほしいと思っています。
昨今、公認会計士の活躍の場はどんどん広がっています。上場会社の監査人、事業会社の財務経理担当、コンサルタントなど、どの業務も公認会計士資格を持つ専門家だからこそ期待されるものだと思います。
 期待され、期待されたことにチャレンジし、達成する喜びを味わえる。その良いサイクルが、公認会計士という資格の魅力なのではないかと思います。

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