M.W. | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwC税理士法人

国際税務/ディールズタックスグループ(ITS/Deals Tax)

パートナー

M.W.

クライアント第一主義、信頼で築く未来の価値
革命家タイプ
革命家タイプ

1977年1月21日生まれ(47歳)
東京都出身 ・ 神奈川県在住
早稲田大学商学部

7人生の目的と公認会計士という資格

前述の通り、私が会計士を目指すきっかけとなったのは、ある医師を紹介したテレビ番組だった。世の中に貢献すること、その手段として、自分の知識、経験、アイデアで一人でも多くの人を幸せにすることが、人生を豊かにする方法だと思っている。
幼いころから数字が好きだったことをきっかけに、会計士の世界に飛び込んだが、仕事を通じて出会った同僚、先輩、上司、さらにはお客様一人一人との関係を通じて、ここまで成長させてもらったと感じている。自分の知識や経験、アイデアを活かして、お客様の税金を適正なものにし、お客様を幸せにすることができればと考えている。人が喜んでくれると自分も嬉しくなる。この気持ちはアパレルに勤務していたころから何も変わっていない。
20年弱の間、仕事上の人間関係を拡大しながら、今もワクワクドキドキしながら仕事ができているのは、本当にありがたいことだ。このこと自体が私の人生の目的であり、人生の楽しみの大きな部分だと思っている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

入所のきっかけとなった代表や当時のパートナーの仕事上の立ち振る舞いやプライベートでの姿は、当時の私には非常に格好よく、刺激的だった。彼らのようになりたいと思わせてくれたことが、この仕事を始めた当初のモチベーションの一つとなっていた。パートナーになって5年目を迎え、今度は私が生き生きと働いている姿を見て、若い人たちに「こうなりたい」と思ってもらうことが自分自身の役目だと感じている。仕事もプライベートも充実させ、一つの見本となるような「かっこいいおじさん」でいたいと思っている。若い人たちが生き生きと働ける環境を作り、彼らが活躍できる場を提供していくためにも、クライアントと良好な信頼関係を維持しつつ、新しいお客様ともどんどん関わりを広げていくことが大切だと感じている。
また、将来的には、これまで培ってきた知識と経験を大学などで若い人たちに伝える仕事にも積極的にチャレンジしていきたい。定年退職を迎える60歳までさらに経験を積むことで、税務の世界での知識や経験がより深まるだろう。自分がそうであったように若い年代の学生たちは税金の重要性や事業活動に与える影響についてあまり知らないと思うので、そういったことを早めに伝える活動ができれば、彼らの意識を変える手助けができると思うし、大学生との交流を通じて、自分自身も常に若いエネルギーを感じられるのではないかと思っている。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

公認会計士試験は、「会計」と言いながら、会社の経営に関する知識を一通り網羅的に勉強できるため、非常に汎用性の高い資格である。受験生時代は、やはりそれなりに大変だと思うが、自分の知識が体系的につながっていく感覚が持てると楽しめるのではないかと思う。また時には将来の自分の姿を想像し、期待に胸を膨らませながら楽しんで勉強できると良いのではないか。会計士の資格を取った後に自分が何をしたいのかを考えることも大切だと思う。自分が何に楽しさややりがいを感じる人間なのか、どのように世の中に貢献したいのかそのために会計士という資格を取る必要があるのなら、勉強のやる気も高まるだろう。ただ闇雲に勉強するのではなく、目的を持って取り組むことで勢いがつくかもしれない。勉強している間は好奇心を持ち続け、深く追求することでより理解が深まるし、勉強した知識はその後のキャリアで必ず役立つ。
税務コンサルティングはクライアントに寄り添って、クライアントをサポートし続ける、いわばサービス業だと感じている。従って、どうしたらお客様を喜ばせられるかを考えながら仕事をする姿勢が重要だ。税法は政治や社会状況によって変わるため、常に勉強し続けることが求められる。お客様の期待に応えるためにも、知的好奇心を高く持って新しいことを吸収することを楽しみ続けられるような人が向いていると思う。
今まで会計や税務とかかわってこなかった人でも、私の記事を見て、公認会計士試験を受けようかなと思ってくれたら非常に嬉しく思う。

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