S.T. | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwC税理士法人

国際税務/ディールズタックスグループ(ITS/Deals Tax)

ディレクター

S.T.

地道な力で信頼を築く会計士
登山家タイプ
登山家タイプ

1986年1月14日生まれ(38歳)
栃木県出身 ・ 神奈川県在住
一橋大学商学部

登山家タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 0.4%

周囲に誠意をはらい、ルールを大切にしながら仕事に向き合うことができる。
計画立てて業務をこなすことができ確実な成果を積み上げる傾向にある。
仕事に対し強いこだわりを持つため、場合によっては協調性が低いと受け止められることも。
また環境の変化や対抗する意見を耳にした時にストレスを感じがちである。
目標達成に向かって根気強く取り組むことができ、仕事に関しても細部まで注意をはらうことができる。

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1キャリアサマリー

 事業会社に勤めながら公認会計士を目指し、2011年11月に合格、PwC税理士法人に入所しました。入所後の数年間は主に税務申告業務に従事し、その後、2017年9月から2020年9月までPwC英国法人に出向する機会を得ました。PwC英国法人では現地のチームと共に日系企業の海外投資における法人税やVAT等の税務コンサルティング業務、日系企業への税務ガバナンスおよびコンプライアンス体制の構築支援を担当。当時盛り上がっていたBrexit(ブレグジット=EU離脱)による税務上の影響についてのセミナーを企画するなど、英国ならではの実務を経験しました。帰国後はM&A税務や国際税務を中心に従事し、現在に至ります。

2前職の事業会社における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

 大学生時代の4年間は部活動に専念し、特に資格取得を考えずに流れのまま事業会社の総務の仕事に就きました。総務部では株主総会に関する仕事など、さまざまな業務を担当し、日々忙しく過ごしていました。そんな時、職場にやってきた外部のコンサルタントと仕事をする機会があり、彼らが専門的な知識を持って活き活きと働いている姿を見て、自分の今後のキャリアを考えるようになりました。当時は、ちょうど公認会計士の資格取得が流行っている時期でした。大学時代に商学部で学んでいたこともあって、「これを機に公認会計士試験に挑戦してみよう」と思い立ち、会社に勤めながら夜は専門学校に通うという生活をスタートさせました。1次試験合格後、2次試験に備えて退路を断つつもりで退職。2回目のチャレンジで無事に合格することができました。
 公認会計士試験の勉強中は、合格したら当然に監査法人に就職するものと考えていましたが、就職活動中に税理士法人に就職する選択肢があることを知りました。専門性の高さや海外出向の可能性の高さ等が魅力に映り、2011年11月にPwC税理士法人に入所することを決意。ここから私の税務の専門家としてのキャリアがスタートしました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

 現在はITS/Deals Taxという部署で、M&A税務や国際税務を中心とした業務に従事しています。M&A税務では、企業買収等において、対象会社に重大な税務リスクがないかを確認する税務デューデリジェンスや、税効率のよい買収方法を検討する税務ストラクチャリング等のサポートを行います。例えば、直接日本の法人が買収する場合や、海外法人を通じて間接的に買収する場合の税務面でのアプローチについて分析や助言を行うほか、海外子会社等の取引に係るタックスヘイブン対策税制等の検討も行っています。
 私たちがサポートするM&A案件は比較的規模が大きく、グローバルな案件も存在するため、PwC Japanグループの他の法人や海外メンバーファームとも連携してダイナミックなサポートができ、そこに大きなやりがいを感じることができています。入所してから5~6年が経つ頃には、多くの同僚が海外出向の機会を得る中、私もタイミングよく英国に出向することができました。
英国に行った際は、ちょうどBrexitの議論が盛り上がっており、欧州の税務や文化に触れるなど、学びの機会が非常に充実した3年間でした。さらに、英語環境で働き、欧州各国や米国への旅行を楽しむことで語学力も向上し、帰国後も出向経験を活かして仕事ができています。PwC税理士法人では海外出向の機会が広く用意されており、海外での仕事は私のキャリアの中で重要な経験になっていると感じています。

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