桑原元就(くわはらもとなり) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社K Village

代表取締役

桑原 元就 くわはら もとなり

事業のできるカッコイイ経営者
リーダータイプ
リーダータイプ

1980年1月7日生まれ(44歳)
茨城県出身 ・ 東京都在住
東京都立大学経済学部

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私自身には突き抜けた営業力や卓越した技術力もないです。

なので、そういった人たちを巻き込んで、気持ちよく働いてもらえるような組織創りには日々力を入れています。
社内では「協働・共創スキル」と呼んでいます。
たとえば目標設定はもちろん、人事制度の設計や会議体の見直し、あいまいな役割の明確化、などです。
事業もうまくいっているところは経営会議で報告受けるくらいで、基本的には任せていきますが、うまくいってないところは事業戦略、人事、企画などを一緒になって考えていきます。
自社でM&Aもやりますが、ディール前後は自身が先頭に立って、意識してコミュニケーションを多くとるようにしています。

あとは「仕組化・基準化」も数多くやってきた分、強みになっているかもしれません。
ルーティン業務ほど、いい意味で「曖昧さを排除」し、「徹底」することで、現場が効率化し、ラクになるというのを身をもって実感しています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

韓国人向けの新人研修でのことです。

ある韓国人の幹部メンバーから、新人に向けたメッセ―ジの中に、
「以前、韓国料理店でも働いたことがあるが、韓国料理は好きでも、韓国が好きな日本人ばかりではなく、接客をしていると(当時の政治的背景から)不必要に心ない言葉を浴びせられることもあった。外国で働くことは大変だとわかっていても、日本が好きで来ている自分には辛いと思うことはあった。K Villageは、韓国好きの日本人を相手にビジネスをしており、社内はもちろん、ほぼすべてのお客さまが韓国人に対して好意的であり、自分を同じ人間として接してくれる。こんな幸せなアタリマエはない」というのがありました。
当社では政治と宗教は一切扱いませんが、そうであるからこそ、こういったアタリマエにはこだわっていきたいと思っています。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

私自身、職業的専門家としては決して優秀ではなかったと思います。
理由の一つは、資格は取ったものの、本質的に会計や監査を突き詰めていくこと自体にどうにも関心が持てず、「こう書いてあるから、こうなのだろう」という受け身でしか見ていなかったことにあります。
なので、自身の中での「こうすべきだ」という確固たる意見がなく、言い回しなど小手先のテクニックなどで乗り切ろうとしているフシがあったように思います。この頃を象徴していますが、忘れられない上司からの一言としては、「お前には“実”がない」でした。クライアントに迷惑はかけられないので、自分なりに必死にハードワークはしていましたが、根本的には解決できず、転職という形で区切りをつけたということになります。

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