幅達彦(はばたつひこ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

幅会計事務所

代表

幅 達彦 はば たつひこ

岐阜で最も英語と会計を駆使する会計士。外国人のサポートを通じて異文化に触れることが何よりの楽しみ
ムードメーカータイプ
ムードメーカータイプ

1986年11月25日生まれ(37歳)
岐阜県出身 ・ 岐阜県在住
名古屋大学 経済学部 経営学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

 前述の通り、英語ができるようになりたいと思ったのはただの好奇心からであり、仕事に活かしたいとは全く考えていなかった。それが、運よく中小規模の経営と、英語対応可能でリーズナブルな税務顧問、というニッチな市場を開拓することができている。この点は分かりやすく自分の強みが仕事に活きている点である。

性格的な面でいえば、どちらかと言えば初対面の人とでも気さくに話ができる点は自分の良さであり強みだと思う。
お笑いが好きで、自分自身が人を笑わせる(笑われる?笑)ことにも快感を覚えるため、初対面であろうと冗談を言い、込み入った話の中でも笑いが潤滑油となりうまく話を前に進めることができていると感じている。
 もし自分が気難しく自信なさげなタイプであれば、すぐに独立しようという気持ちにならなかったかもしれない。 

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

 小さな物事にでも感動しやすい私は、月並みではあるが自分の仕事でお礼を言われただけで心を動かされる。自信があるように見られることは多いが、本質的に自分に自信があるタイプではないのかもしれない。そんな自分に「いつもありがとう、またよろしくね。」という言葉をかけていただけるだけで、仕事をしていてよかったと思える。
 私の顧問先とその取引先との間で、会計制度に突っ込んだ数億円規模の複雑な取引の話が出てきた際に、やや損をさせられそうな取引だと感じた私はその取引先と直接話をしたことがある。結果として、被るおそれのあった数百万円の損失を無かったことにすることができ、顧問先から大きく感謝されるばかりか、周囲にもその話をしていただけ、また新たなお客様が増えたこともあった。
 いい仕事をすれば、必然的にまた仕事が増えていく。やみくもな拡大志向よりも、目の前の仕事を精一杯することがいい循環を生むことを学んだ瞬間であった。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

 組織に所属していた際、不得手なタイプの人間との関係をどう構築していくか、あまりにも多くの仕事量にどう処理しようか、退職を伝える時期をどうしようかなどと一般的なことを考えることはあっても、公認会計士という仕事に関連して深く悩んだことはない。
とりあえずその時自分がやりたいこと、夢中になれることに打ち込んでみる。それが自分に合えば続ければいいし、合わなければ、辞めてまた模索すればいいと思う。
監査に対する愛や情熱を感じなくなり、好奇心で海外に向かい、現地滞在ビザの残り期間と貯金がなくなり帰国、税務を身に着けようと会計事務所へ行き、そして独立。
ひたすらやりたいことを追及していったら今の場所までたどり着いた。

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