千葉知裕(ちばともひろ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社Macbee Planet

代表取締役社長

千葉 知裕 ちば ともひろ

会計士をドアノックツールとして上場会社社長に就任
革命家タイプ
革命家タイプ

1986年7月11日生まれ(37歳)
宮城県出身 ・ 東京都在住
中央大学法学部

7人生の目的と公認会計士という資格

 人生の目標は、「地元宮城を盛り上げること」。大学受験で東京に出ざるを得ず、戻るための「ドアノックツール」として、会計士か弁護士になろうとしていました。高校生の頃、地元で若いうちに周りから認めてもらうためには、「バッジ」を持っていることが近道だと思ったので。なので、「東京に出てきて目標ができました」ではなく、昔から思っていたことを実現していかないとな、という感じです。社会的信用力のため、という意味では弁護士でも会計士でも、自分が取りやすい方でよかったのですが、実は高校の先生に、「弁護士じゃなくて会計士に向いてるんじゃないか」って言われたんです。あまり人の話は聞かないんですが、なぜかそのときだけは素直に聞きましたね。あの時の先生の言葉があったから今ここにいると思うと、当時の先生はセンスがあると思います(笑)。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

 やりたいことは色々ありますが、やはり「地元宮城を盛り上げたい」が一番の目標です。そのためにも、マクビーでは今できることを全力でやりきりたいと思っています。私は、キャリアの8割くらいは「自分の意思ではなく、偶然や他人に影響されて決まる」と思っていて、基本的には流れに身を任せながら、目の前にあることにやり切ることで、キャリアは開けていくと考えています。マクビーの社長になったこともそうだと思います。
 話は戻って、本当の意味で、「地元宮城を盛り上げる」ためには、将来的にはオブザーバー的に動くのではなく、自分自身が事業を行っていくことが重要だと考えています。
 「自分が宮城で事業をやるとしたら」はいつも考えていて、いくつかの方向性で今は考えています。あまり口には出さないようにしていますが(笑)、いずれその時が来るまで、しっかり温めておこうと思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

 監査法人の会計士に言いたいこと。「とにかく監査法人外にアンテナを張ること!」
 会計士は内輪にとどまり、外交が苦手な人が多いけど、自分の現在地を知るためにも、監査法人外にアンテナを張ることが大事だと思います。セミナーやイベントでもよいですし、外に出て活躍している会計士の話を聞くのもよいですし、全く異なる立場の人の話を聞くのでもよいです。いずれにしても、多くの人からのインプットを増やすことが必要だと思います。そうしてみると、監査法人に残るにしても、外に出て活躍するにしても、会計士の活躍できるフィールドがどんどん広がっていることに気づけると思います。
 私が上場会社の社長として思うこと。上場会社では、投資家との対話、内部管理体制の構築・運用、コーポレートガバナンスコードの遵守などが求められています。このような市場の中で、幅広いスキルを持っている会計士への需要がどんどん高まり、今後はさらに高まっていくと推測しています。海外の市場を見ると、会計・ファイナンスをよく理解している経営者も多い。今後、日本市場も同じように、ファウンダーとCEOの役割が切り離されていく、そんな未来もあると思っています。事業会社に出てくる会計士がもっと増え、経営の一角を担う人が益々増えていくことを切に願っています。

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