山中宏仁(やまなかひろひと) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

I-GLOCAL CO., LTD

ホーチミン事務所

Director

山中 宏仁 やまなか ひろひと

公私ともにグローバルな会計士
リーダータイプ
リーダータイプ

30代
埼玉県出身 ・ ホーチミン在住
早稲田大学法学部

7人生の目的と公認会計士という資格

幼少期から東南アジアに縁がありましたが、ベトナム人と結婚した事によって、自分のアイデンティティが固まった気がします。
ベトナムに根を張り、ベトナムに進出した/進出する日系企業を力強く後押しできる存在になりたいです。日系企業がベトナムで成功し、その成功がベトナムという国の更なる発展に貢献できれば最高です。
公認会計士という資格、監査法人でのキャリアは、日系企業を管理面からサポートすることに活用していきます。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

まずは当社のFAS/TPビジネスを拡大したいです。ありがたいことに多くのお客様から引き合いを頂いているので、スタッフの採用・育成や業務管理体制を整え、セミナーなどマーケティング活動を効果的に実施すれば、より大きな成長が期待できます。

長期的な夢は特に決まっていないですが、公私ともにベトナムに根を張って生きていきたいと思っています。
私を受け入れてくれたI-GLOCALのメンバーやベトナムの家族・友人に恥ずかしくないような仕事をしていきたいですね。
I-GLOCAL自体も2003年にベトナムで創業し、既に当地では多くの日系企業にご愛顧いただく会計事務所となっていますが、ベトナムという国自体の高い経済成長を取り込み、まだまだ成長できると思っています。

近年のベトナムGDP成長率はコロナ禍の2020・2021年を除き毎年6%以上、2022年以降も高成長が予測されています(出典:IMFの統計データ https://www.imf.org/en/Countries/VNM)。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

海外で会計士としての知見を活かして活躍する道もあります。キャリアを模索している方は、一度 海外にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

日本と異なるマーケットやビジネスチャンスがあるので、自分のやりたい事、プライベートとの兼ね合いも考えつつ、海外でチャレンジすることも、選択肢の一つに入れてみてもらえたらと思います。具体的なキャリアとしては、会計事務所/コンサルで駐在員や日系クライアント向けのコーディネーターとして働く方が多い印象ですが、海外マーケットで通用するビジネスを作って起業する(もしくは有望なスタートアップ企業にジョインしてCFOとして活躍する)という選択肢もあります。

物流の発達やオンライン化が進んだ今の時代、海外で働くことの障壁は低くなりつつあります。また、私たちは会計士の資格を持っていますので、万が一失敗したとしても、資格を活かした再チャレンジが容易にできる環境にあります。
個人的には、ベトナムは高い経済成長余力や政治的な安定性などからビジネスチャンスが豊富であるだけでなく、日本人にとって非常に住みやすい国であることから、おススメです。
ちなみに住みやすい理由として、親日国である、食文化がヘルシーで日本人の好みに近い、医療水準の高まりや配車/各種デリバリーサービスが発達している、(ある程度お金はかかるが)外国人向けの子女教育は高水準で英語教育が充実している、日本から近く時差が少ないことなどが挙げられます。

本稿を読んでくれた方が、海外でのキャリア形成や起業に目を向けるきっかけとなれば最高です。

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