三木孝則(みきたかのり) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社ビズサプリ

代表取締役社長

三木 孝則 みき たかのり

ベテラン会計士でタッグを組みクライアントのあらゆる経営課題に全方位で応える
アスリートタイプ
アスリートタイプ

1975年11月27日生まれ(48歳)
神奈川県出身 ・ 神奈川県在住
東京大学 経済学部 卒業

アスリートタイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 1.6%

置かれた環境に対して冷静に対処し、割り当てられた仕事をコツコツと真面目にこなすことができる。
自分で考え、計画的に仕事を進める傾向にあるが、違う意見に関心を寄せたり、新しい考えを積極的に取り入れたりする柔軟さも併せもつ。
また、高い目標を掲げストイックに挑戦していく傾向にある。
想像力が豊かで知的好奇心が強く、周囲からは独創的な感性を持っていると見られる場合もある。

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1キャリアサマリー
1997年
青山監査法人(現あらた監査法人)入所
→会計監査、IT監査の経験を積む
2003年
監査法人トーマツに転職
→内部統制や業務改善のコンサルティングに従事
2010年
監査法人トーマツを退職し現職へ

1997年に公認会計士2次試験に合格し、まずはたくさん経験を積める会計事務所に行こうと考えました。そこで選んだのが、当時の大手監査法人の中では唯一の外資系と言われていた青山監査法人でした。従事した仕事はオーソドックスな会計監査が中心でしたが、2年目から主査業務を任される噂にたがわぬスパルタぶりで、英語を使う仕事も多く、在籍した4年半で倍以上の経験値を叩き込まれました。

監査法人トーマツでは監査以外のコンサルティング業務に携わりました。トーマツに転職した時期はちょうどUS-SOXの法制化が検討されている時期で、先兵として対応方法の試行錯誤をすることができました。今は対応方法が確立されているSOX対応も、誰もやったことがない状態からの生みの苦しみや喜びを味わうことができました。また、SOX対応を機にクライアントの業務改善の相談を受けることも増えてきて、総合的なコンサルティング力を身につけていきました。

その後、2010年の秋に独立し株式会社ビズサプリを立ち上げました。当初は1人で業務をしていましたが、大組織と違う身軽さを感じる一方で、大きな仕事や苦手分野の対応が難しい場面も出てくるようになりました。そこで今は6名の会計士でゆるいグループを組み、事務所を共有して、顧客の様々な経営課題に全方位で応えることができる体制を取っています。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

会計士合格から30代前半の時期は経験を積むことを重視し、どんどん若手に仕事を任せてくれるところを選びました。
そこで青山監査法人で会計監査を4年半経験し、徐々に会計監査以外の経験(IT関係やコンサルティングなど)も経験を積みたいと考えるようになりました。ところがタイミングが悪く、青山監査法人が別の大手監査法人と合併し、身動きがとりにくい社内事情となってしまいました。そこで思い切って監査法人トーマツのERS(Enterprise Risk Services)という部門に転職を決めました。

監査法人トーマツでは殆ど監査はせず、非監査先へのSOX対応支援、内部監査のコソーシング、システム導入時の管理機能の構築支援などコンサルティング業務ばかりやっていました。会計監査は作業内容がだいたい決まっており、監査先がそこに口を出すことはありませんが、コンサルティング業務では何をやるかが明確でないことも多く、ゴールを顧客と調整しなければなりません。顧客自身にアイデアが無いこともあります。そうした中で、企画力や分かりやすいプレゼンテーション技術、顧客目線での思考、大きな組織を動かす力学といった総合的なコンサルティング経験を積むことができました。

監査法人トーマツでの仕事は性にあっていたのですが、私の活躍もあって(??)ERS部門が拡大を続け、数百人規模となると窮屈さを感じるようになり、私自身もポジションが上がるにつれて現場より管理業務の比重が増えてきました。30代半ばに差しかかっていた私は、自分がやりたいのは何なのか悩んだ末、窮屈な思いをしてパートナーを目指ことではないと開き直り、2010年に独立を決意しました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

今は大きく分けて3つの立場を持っています。
まず株式会社ビズサプリという会計コンサルティング会社の代表として、IPO支援、IFRS導入支援、内部統制構築支援など様々な業務を受けています。

次に合同会社ビズサプリグループの代表社員という立場があります。これは6名の会計士で事務所を共有し、ネットワークを組むための共同出資会社です。この密につながる6名のネットワークがあるからこそ株式会社ビズサプリの業務が上手く回るようになっています。例えば最近も、ブロックチェーン技術に詳しい人が必要なことがあり、自力では探すことができなかったのですが、6名のネットワークの中から専門家を紹介いただくことができました。

最後に個人事業で会計監査の手伝いをしています。この会計監査は、最低限の安定収入の確保と、最新の会計・監査の制度から取り残されないための勉強になっています。

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