御林洋志(みはやしひろし) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

共感力と事業可視化で起業家のビジョンを実現。情熱と合理性を兼ね備えたキャピタリスト

御林 洋志

みはやし ひろし

生年月日
1987年1月18日(31歳)
所属企業
KLab Venture Partners株式会社
所属部署
役職
パートナー
最終学歴
慶應義塾大学 法学部政治学科 卒業
出身地
愛知県
現住所
東京都
1キャリアサマリー
2007年
公認会計士試験合格
2009年
慶應義塾大学卒業。有限責任監査法人トーマツ入社。トータルサービス部にて未上場企業向けの予備調査・株式公開支援業務に従事。
2011年
アメリカのシリコンバレーへ。現地スタートアップ、ベンチャーキャピタルにて投資業務、スタートアップへのコンサルティング業務に従事。
2013年
グローバル・ブレイン株式会社に入社。キャピタリストとして複数のスタートアップへの投資実行・経営支援・エグジット支援に従事。
2016年
KLab Venture Partnersに立ち上げからパートナーとして参画。

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この会計士のタイプは?

リーダータイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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人とコミュニケーションをとることが好きで、新しい価値観や知識の吸収に貪欲である。
協調性も高く、相手に対して思いやりを持って接することができるため周囲から頼りにされやすい。
自身の仕事に対しても責任感を持って誠実に取り組むことができるが、予想外のトラブルや問題が起こった時には動揺したりイライラしたりすることもある。
上昇志向があるため内にこもらず積極的に物事に挑戦していく傾向にある。
このタイプの会計士は回答者全体で、
6.9%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

中学から付属校で勉強を頑張らずにそのまま慶應大学に入学したため、大学生になってから何か夢中で勉強できることを探そうと思ったことが、会計士を目指したきっかけである。色々と調べている時に公認会計士という資格を知り、将来的に自分がどのような道に進もうと意味のある知識が身に付くだろうと思い、公認会計士を目指した。

幸いなことに、大学三年生時の2007年夏に公認会計論文式試験に合格した。当初はあまり監査法人に興味がなかったため、コンサルティング会社等複数の会社のインターンや学生の勉強団体に参加していた。

そんな私がトーマツを知ったきっかけは、会計士の専門学校で開催されたトーマツのリクルートイベントだった。なんとなく参加した懇親会でトータルサービス部のパートナーの方とお話しをさせてもらった。その当時若かった私は、「監査法人の仕事って生産性も乏しいし、誰からも喜ばれない仕事ですよね?」と、今思えば恥ずかしくなるような生意気な発言をしていた。しかし、そのパートナーの方は「俺がしている株式公開支援業務は違う。上場という目標に向かって経営者と一緒に働く仕事。だからこそ上場した時には経営者からありがとうと言われる仕事だ」と、懇親会中2時間にわたり熱く語ってもらった。この時にトーマツのトータルサービス部で働きたい、このパートナーのような熱い想いを持っている人と働きたいと思い、トーマツへの入社を決意した。

トーマツでは、上場企業向けの法定監査と未上場企業向けの予備調査・株式公開支援業務の両方の業務を担当させていただいた。比較的早くマザーズ上場企業の現場主任を務めさせてもらうとともに、予備調査や株式公開支援業務を通じて多くのベンチャー企業と携わる機会をもらえた。監査業務で経営者ディスカッションや事業数値の監査を通して、ベンチャーの勢いや起業家の魅力を感じていった。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

監査業務を通じてベンチャー業界と接点を持つうちに、もっとベンチャー業界に事業・経営サイドから関わっていきたいという気持ちが強くなり、2年半でトーマツを退職した。「ベンチャー業界を通じて日本経済に貢献したい」という想いだけで、次の職も決めていなかった。そして、まずは本場のシリコンバレーに行こうということで、勢いでアメリカに飛び立った。今振り返ると若さゆえだったと感じている。

シリコンバレーではスタートアップでインターンをしたり、現地イベントに参加したりした。様々な人とご縁がつながり、現地のベンチャーキャピタル(以下、VC)を紹介してもらった。インターン経験を経てビザを出してもらい、1年間アメリカで働いた。

アメリカではイベント参加、デューデリジェンス、スタートアップへのコンサルティング業務を行い、本場のベンチャーエコシステムに触れる機会を多く頂いた。ただ、自分の想いは“ベンチャー業界を通じた日本経済への貢献”であったため、アメリカでの経験は日本に戻るまでの修行期間でしかなかった。そして、トーマツ時代の先輩の紹介で、国内の独立系VCであるグローバル・ブレインの代表の方とアメリカでお会いすることができ、そこで話をしたことがきっかけでグローバル・ブレインへの転職を決意した。

グローバル・ブレインでは、キャピタリストとして、様々なスタートアップへの投資・支援をさせてもらった。幸いなことに優秀な経営者の方に恵まれ、M&Aによるポジティブなエグジットも複数経験させてもらった。一方で、投資先がうまくいかず、悔しく、申し訳ない経験もした。酸いも甘いも経験させてもらい、グローバル・ブレインや経営者の方々には感謝の気持ちしかない。

キャピタリストとして経験を積んでいくと、自分自身もっとシードステージのスタートアップの事業・経営者と深く向き合いたいという気持ちが強くなった。そんな時に現職のKLab Venture Partners(以下、KVP)の代表と食事をして「実は新しいファンドを立ち上げる予定なのだが、一緒にやらないか」と誘ってもらった。悩んだ末に、ここならゼロから自分で当事者意識を持ってやれると思い、再度チャレンジしようと参画を決意した。

現在はKVPにて立ち上げからパートナーとして働いている。KVPは、シードステージのスタートアップへの投資・支援を行う独立系VCである。投資領域はIT領域のスタートアップ全般で、C向けのメディアからSaaS等B向けのソリューション、IoT、VR等のテクノロジー領域、物流・建築既存産業×IT領域等幅広く投資している。

VCの一連の業務内容は、ソーシング(案件発掘)、デューデリジェンス(DD)、投資決定・実行、そして投資実行後の経営支援・エグジット支援と多岐にわたる。ソーシング活動では、だいたい月50社のスタートアップの起業家と会う。デューデリジェンスでは、起業家と深くディスカッションを重ねながら、経営チーム・ターゲット市場・事業戦略について検討を進める。投資決定はKVPの場合だと私ともう一人のパートナーの二人で意思決定を行う形式を取っている。投資後の支援では、KVPの投資対象がシードステージということもあり、なんでもやるというのが正直なところだ。具体的には、事業戦略のディスカッションはもちろん、営業・事業提携支援につながるような事業会社の紹介、採用支援からKPIの設定・管理、資金調達支援等幅広くなんでもやっている。シード期のスタートアップにおけるCFOでありCOOのような役割というと、イメージしやすいと思う。

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