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みずからの管理会計実務の経験を活かし、管理会計を活かせる日本の会社を増やす

梅澤 真由美

うめざわ まゆみ

生年月日
40代
所属企業
管理会計ラボ株式会社
所属部署
役職
代表取締役
最終学歴
京都大学大学院 農学研究科 卒業
出身地
静岡県
現住所
東京都
1キャリアサマリー
2002年
公認会計士試験合格。監査法人トーマツ東京事務所入所。
4年間国内監査を経験。
2007年
日本マクドナルド株式会社入社。
5年間で内部監査、JSOX、経理、予算管理など経営管理業務を幅広く経験。
2012年
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社入社。
5年間、アジア小売部門のファイナンス(経営企画)マネージャーとして上海進出などリード。
2015年
ボンド大学ビジネススクール修了(MBA)
2016年
管理会計ラボ株式会社設立、代表取締役就任。現在に至る。

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この会計士のタイプは?

冒険家タイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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自分の意見を持っていて行動的。
仕事に対して積極性を持って取り組むと同時に、チャレンジングなことを好む傾向にある。
また想像力が豊かで新しいことに対して好奇心盛んなため、既存のルールに固執せず様々な意見や考えに耳を傾けることができる。
あまり計画立てて行動するタイプでなく、注意力が散漫になりがちで、気分に仕事ぶりが左右されることも。
社交的で共感能力も高いため、周囲と協調することができる。
このタイプの会計士は回答者全体で、
2.4%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

4年間国内監査部門に所属しました。
IPOを含む小規模企業から大企業までさまざまなクライアントを担当することができました。当時は女性が少なかったため、服飾関係など多店舗展開小売業にアサインしていただくことが多かったです。発売前の商品を見せてもらったり、事務所勤務の日は「市場と競合の理解」と称して銀座を自主的に視察して回ったり(笑)。

その後勤務した事業会社2社はどちらも多店舗展開業でしたので、監査法人時代に多くの同業種の会社から学べたことは、のちに大きな強みになりました。当時は意図なく「楽しくていいな」くらいの気持ちだったのですが、何かに特化するとこういう展開も結果的にありうるのだと実感しています。というよりも、自分が無理なく興味を持てる分野に収まっていくものかもしれないですね、キャリアって。

英語での仕事や外資系企業に触れられたのも、今振り返ると大きな収穫でした。IFRS適用の外資系企業を担当するチャンスがありました。このとき、英語での仕事を初めて経験し、「外国人と一緒に仕事するのって面白い」、「英語で仕事するのってかっこいい」と、ミーハーな感想を持ちました。

また、経理の方が、自分の担当部分が終わったら周りを手伝わずにさっさと帰宅していく姿を見て、日本企業との違いにカルチャーショックを受けつつ、自由で独立している姿にあこがれました。監査を通じて、外資系企業に対してポジティブな印象を持ったのも、のちに自分が外資系企業に転職する下地になった気がします。

当時の監査法人内ではTOEICスコアアップへの報奨制度が充実していたので、お金欲しさに毎回同期と受験していました(笑)。1-2年程度続けると、スコアも伸び英語力が上がったので、のちに転職するときにこのスコアが大変役に立ちました。

このように監査法人勤務は勉強になるし楽しいし本当にいいことばかりでした。ただ、会計士「補」がとれるころ、お客さん側の視点に興味をもち、「自分で実際に手を動かしてみたい」と思うようになりました。クライアントにいろいろ助言してもなかなか動いてくれない。それはなぜなのだろう?ならば、自分が実際に中に入って自分で物事を動かしてみたいと思い、企業内会計士としての道を歩むことになりました。

当時、まだ企業内会計士はごくわずかでしたので、パートナーには「せっかく会計士になったのに」と止めていただきましたが、監査法人をやめたのを後悔したことはありません。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

企業内会計士を10年やったのちに、独立して2年が経ちます。管理会計と経理実務という、事業会社にいたからこそできる2つの分野に特化しています。逆に、王道の監査と税務は私の乏しい経験では非効率なので手を出さないと決めています。

ビジネススクールで起業を専攻していたので、学んだことを自社の経営戦略にフル活用しています。ちなみに、社名の「管理会計ラボ」は、社名を名乗っただけで専門分野が伝わるようにというマーケティング目的で付けました。公認会計士業界は、まだまだいろんなビジネスが考えられるブルーオーシャンだと感じています。

管理会計に着目したのは、「管理会計を活かせる日本の会社を増やしたい!」との思いからです。海外では管理会計の取り組みが進んでいますが、日本の企業は「会計を活用して業績を上げる」という発想も、それを支える仕組みも弱い状況です。外資系企業で働き、海外MBAを取得する中で、このことを痛感しました。日本企業のすばらしい事業力をさらに活かせるよう、そして自分の管理会計実務の経験を活かせるよう、管理会計を主軸に据えています。

当社のサービス形態は、セミナー講師、書籍や雑誌の執筆、企業内研修、コンサルティングです。2才の双子の育児と両立しやすいよう、自分自身の仕事は、時間や場所の制限が少ない形態の比重がとくに高くなるよう調整しています。コンサルティングもオンラインやメールなど対面ではない方法も多く取り入れています。

独立と一言で言っても、「分野」と「サービス形態」の掛け算の分だけ、多様です。この計算式を上手に組み立てることで、自分の状況にあった「独立」が選択肢に入れられるのは、会計士の強みだと思います。

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