柴田旬也(しばたじゅんや) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Recovery International株式会社

経営管理部

取締役 CFO

柴田 旬也 しばた じゅんや

人の人生が変わるきっかけになりたい
革命家タイプ
革命家タイプ

1982年1月26日生まれ(42歳)
茨城県出身 ・ 東京都在住
学習院大学 経済学部 経営学科 卒業

革命家タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 21.0%

自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。

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1キャリアサマリー
2007年
あずさ監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人) 入社
2016年
Recovery International株式会社 入社

私は学生時代に将来なりたい自分を見つけることができずに悩んでいました。
友人の何人かは将来起業して経営者になることを夢見ていました。そんな友人に囲まれていたことが公認会計士を目指すきっかけになりました。
なぜなら、公認会計士は経営の実態を数値に直して見える化した財務諸表をチェックする役目を担う職業で、そのチェックの仕事を通じて、経営の進め方やあり方を経営者にアドバイスすることができるからです。
無事試験に合格し2007年にあずさ監査法人に入社、法定監査業務をはじめ、財務デューディリジェンス、IPO業務に従事しました。
法定監査においては米証券取引委員会(SEC)登録企業グループのリーダーを務め、その他100社以上の監査等コンサルティング業務ほか、デューディリジェンスなどに従事しました。
約10年間の監査法人勤務を経て、2016年にベンチャー企業であるRecovery International株式会社の経営管理部長として転職しました。
事業会社で働くことと監査法人で働くことのGAPに当初は戸惑いもありましたが、自分には監査法人よりも事業会社の方がやりがいがあって楽しいと思う日々です。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

あずさ監査法人に入社後は国際部にて主に法定監査業務に従事しました。
監査法人での経験を振り返ってみると、社会人としての基礎を学ぶには最適だったと思います。ビジネスマナーから始まり、社会人としての集団生活、コミュニケーションスキル、小さな単位のチームマネジメント等社会人に必要な知識・スキルを学ぶことができました。
また、監査法人に入ったばかりの若手の頃から、さまざまな業種・規模・役職のクライアントの方々とお話をさせてもらえる機会があるのも良い経験でした。現在、CFOとしてVCや競合他社の経営者からお話を聞くことが多いのですが、監査法人で学んだ社会人としての基礎が非常に役立っています。
管理職や役員の方々とディスカッションをすることでビジネスマンとして成長できることは言うまでもないですが、そんな機会を入社3、4年目から得られるのは監査法人をおいて他にないと思います。
社会人としての基礎がある程度身についてくると、私は、周りのみんなに助けてもらって生きていることに気付きました。ビジネスマンとして自分1人の力で生きていくには監査法人で学ぶだけでは物足りないと考えるようになります。
ちょうどそんな思いで悩んでいたタイミングで、たまたま社内公募で新規クライアント獲得のための営業活動及びIPO業務という公募が目に飛び込んできまし。
この時、「これだ!」と思って数名の公募に応募することになります。営業活動=売上向上活動であり、売上を上げられれば、給料の原資を自分で作ることができたということになり、その給料があれば生活ができる。こう考えたとき、営業を勉強できるというまたとないチャンスだと思いました。
そして、入社時には無かった面接を無事突破して合格します。おそらく営業やりたいとか、IPO業務やりたいとか思う会計士なんて皆無に等しいレベルだと思うので、競争率はめちゃくちゃ低かったんじゃないかなと思いますが、自分が思い描いていた営業スキルアップができる現場へ異動して、営業活動を実際に行うことができる立場になりました。
他方、IPO業務は触れたくない領域でした。IPOを目指す会社はまだ会社の体制が整っていないし、優秀な人材はおらず、人材不足。欲しい情報はなかなか出てこないし、出てきた情報は欠陥だらけで使えない。結局情報作りの所からお手伝いすることもしょっちゅうです。
私も食わず嫌いもあってIPO業務は嫌だったけど、公募時点で営業活動とIPO業務の2つだったから、仕方なくアサインされたIPOクライアントを何社か担当することになりました。
しかし、この厳しい環境で新たな発見がありました。情報作りの段階からお手伝いしていくうちに、監査ではなかったようなクライアントとの仲間意識みたいなものが芽生え、CXOとよく飲みに行くようになりました。IPOを目指す会社の役員は30代が多いため年代が近いというのも仲良くなった要因だったと思います。
会計士の監査はもともと会社全体を見渡す視点で行う業務なので、CXOと同じ目線で物事を考えていることに加え、自分にも起業の経験があったため、お互い違和感なく仲良くなれたのではないかと思います。
そして何よりCXOからは社内では感じることのない、1人で生きていく力を感じました。私にとっては副産物だったIPO業務から、IPOを目指すベンチャーで働いてみたいという思いが強くなり、縁あってRecovery International株式会社へ転職します。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

私は現在、訪問看護サービスを展開するRecovery International株式会社で取締役CFOとして仕事をしています。
ベンチャー企業のCFOというのは面白いもので、経理面だけ強ければこなせる仕事というわけではありません。私は一時期訪問看護の顧客獲得のための営業活動なども行い、新規顧客獲得数を従来に比べて150%増という成果を出しました。
また、看護師向けのメディア「ナーステートhttps://nurstetho.com/」を立ち上げ、執筆活動なども行っています。
多様な仕事をこなしながら、IPOに向けて監査法人や証券会社に対応し、公開準備を進めています。
ベンチャー企業で働くと、1人何役もこなすことができ、悪戦苦闘しながらも成果を出すことで、1人で生きていく力が磨かれていきます。
今後は、IPOを実現することで、上場企業のCFOとしても実績を積み、自分の成長過程を広く伝えていきたいと考えています。

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