梅木典子(うめきのりこ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

財務報告アドバイザリー部

パートナー

梅木 典子 うめき のりこ

お互いに尊重しあって違いがあることが新しい価値の創出と強い組織につながっていく
革命家タイプ
革命家タイプ

1969年(55歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
一橋大学 商学部経営学科 卒業

革命家タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 21.0%

自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。

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1キャリアサマリー
1992年
中央青山監査法人、国際部に入所
1997年
第1子出産のため休職、翌年復職、金融部の配属となる
2000年
第2子出産のため休職、翌年復職、以後金融機関の監査に従事
2006年
あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)に入所
2009年
パートナーに就任
2012年
PwC Japan Groupダイバーシティ推進リーダーに就任(~現在)
2019年
日本公認会計士協会 理事に就任

高校1年生の時に公認会計士を目指すと決意し、大学在学中に公認会計士試験に合格。以後、監査法人にて25年超にわたり日本基準・US GAAPの会計監査、アドバイザリー業務に従事。2回の出産後もキャリアを継続、2009年にPwCあらた有限責任監査法人のパートナーに就任。
後輩女性のキャリア支援のためにと法人内で女性会計士のネットワーク活動を始めたところ、グローバルPwCでダイバーシティ推進が経営課題として本格的に推進されることとなり、PwC Japan Groupのダイバーシティ推進リーダーに就任。現在はGender、LGBT、障がい、国籍の違いなど幅広くDiversity & Inclusionを展開しており、大事なライフワークとなっている。このほか、東日本大震災で被災した岩手県の事業主の会計支援活動をPwC内で展開、現在も復興支援活動を継続中。日本公認会計士協会の理事や、一橋大学如水会の監事、官庁等のモニタリング委員など社外での様々な機会に恵まれ、活動範囲が広まっている。
公認会計士が社会の課題に対して貢献できることは沢山あり、その活躍できるフィールドは年々広まっている。変化の激しい時代だからこそ、専門性と豊富な実務経験を軸に、時代のニーズに対応しながら、プロフェッショナルとしてのキャリアを自分らしく築いていきたい。人生のモットーは「つづける」こと、「自分らしく生きる」こと。

2監査法人に入所することを選択したきっかけ

私が会計士試験に合格した当時は、まずは監査法人に勤務して会計士としてのキャリアをスタートするのが普通という時代でした。今のように、会計士としての仕事の幅が広くなかったためです。会計士をなぜ目指したのか、ということが私にとっては大事な決断でした。大学の進路を決めるに当たり、将来の職業を真剣に考えました。女性である自分が生涯にわたって仕事を続けていける力を身につけたい、そのためにはどんな職業が良いのか、という視点で考えて公認会計士を選びました。国家資格であること、難しい試験なので、たとえライフイベント(出産育児・介護等)でキャリアの第一線からいったん退くことがあったとしても、再就職しやすいのではないか、と考えたためです。PwCあらたを選んだのは、オープンで風通しの良い社風が気に入ったことが理由です。一人一人が意見を自由に言える、何か提案したいことがあれば職階・年次に関係なく誰でもスピークアップできる雰囲気がとても魅力的だと感じました。

3監査法人での仕事の内容、特徴、キャリアパス

25年超にわたり、外資系企業を中心とする金融機関・事業会社向けに会計監査、アドバイザリー業務を提供し、会計・内部統制に関する高い専門性や業界の知識が身につきました。パートナー就任後は、クライアント業務の他に社内外の役割が増えました。社内では、PwC Japan グループのダイバーシティ推進、企業文化・CSR推進といったPeople & Culture分野を担当しました。数字の世界に生きてきた私にとっては新鮮で、いずれも興味深いテーマばかりでした。会計の専門性だけでなく、組織をつくる人の育成・管理や企業文化の重要性・奥深さを知り、自身のマインドが大きく変わりました。社外では、日本公認会計士協会の各種委員を担当し、2019年7月からは同協会の理事を務めています。官庁の委員も務めていますが、これらは外部の団体から参画を依頼されたものです。公認会計士としての社会からの信頼の高さとニーズを実感しています。2人の子供の出産後も仕事を続けており、「長く続ける」をモットーに会計士としてのキャリアを継続してきました。毎年新たな経験をしており、会計士としての自分の仕事の幅が広がっていくのが楽しいです。

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