加納大輔(かのうだいすけ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Global Corporate Consulting,Inc.

コンサルティング部門

マネジャー

加納 大輔 かのう だいすけ

階層的アプローチ方法を徹底して実践。多種多様な問題を解決に導く
開拓者タイプ
開拓者タイプ

1980年3月5日生まれ(44歳)
大阪府出身 ・ 大阪府在住
神戸大学 法学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的という大々的に人に言える程のものは正直なく、昨日の自分より今日の自分が一つでも良くなるように日々情熱を持って生きることを心掛けているぐらいである。

先ほども記載したとおり、コンサルティング業務においては公認会計士という資格は必須ではない。ただ、公認会計士という資格を保有しているからこその仕事を頂くこともあり、本当にその点感謝している。また、同期とのつながりが一生のモノと感じられるのは同じ公認会計士という資格を目指して一緒に頑張ってきた人達だからこそであり、公認会計士という資格のご縁がつなげてくれたものである。そのため、自分にとっては資格保有にこだわり過ぎることはなく今後も良い距離感を持って仕事できれば良いと考えている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

今後も自分が携わるクライアントの相談に乗り解決していければ私はそれが一番だと思っているが、自分が提案した内容が他の会社にも広がっていき社会全体が良くなれば、これほど幸せなことはない。多くの会社が幸せになってくれれば良いが、現在の仕事モデルだと広がるクライアント数が限られているため、より多くのクライアントや会社に関わることができる仕組みの構築は必要であると感じる。

将来の夢は2つある。1つ目はお世話になっているGCCに対して貢献できれば良いと考えている。「独立したい」、「転職したい」という声もちらほら伺うが、自分の場合は自分がやりたかった仕事を天職だと感じられるようにして頂いた今の職場に感謝しており、将来的にGCCに対して貢献できる形を現在模索している。2つ目は非常に私事になるが、最近自分の息子が小さいながら「いつかパパと一緒に仕事をしたい」と言ってくれるので、将来息子がどんな立場か分からないが、一緒に働くために私自身あと30年程度は現役で働き続けたいと思う。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

コンサルティング業界といっても様々あると思うが、会計士が携わるようなコンサルティング業界に限定した場合、キャリアを模索する会計士も受験生もまず“コンサルティング業界で生きる”意思や情熱を強く持つことである。

「コンサルティング業務は激務ですか?」→「激務です」、「コンサルティング業務はやりがいがありますか?」→「やりがいあります」、「コンサルティング業務は難解ですか?」→「難解です」といったありきたりのイメージや回答が仮にあったとしても、それでも“歯を食いしばってコンサル業界で生きる”意思や情熱がまず必要だと考える。

知識や思考回路、経験は後で(必死ではあるが)補うことが出来る。コンサルティング業務に向く・向かないといった適性は確かにあるかもしれないが、その仕事をやりぬく“情熱”が何より重要である。その情熱があり次のステップとして、“日々の仕事に取り組む姿勢を客観的に見直し続けること”を意識的に行い続けるのは効果的だと思う。そうすることにより、足りない知識は補う、行動を改善する、プロジェクト全体の中の自分の位置付けを意識する短期的・長期的な時間軸の視点を感じ始めるので、自分側の行動・思考がブラッシュアップされる。それが出来れば、“相手の目的・意図”を意識することで“相手側の行動・思考”まで範囲が及び始める。そういった日々の仕事(受験生であれば勉強)の取り組み方で、最終的に解決案を提案・実行し始めるようになる。それはコンサルティング業務だから特別必要な訳ではなく、どんな仕事においても課題解決の一つのアプローチ方法だと思うので試しに実践してみてはどうだろうか。

今回コンサルティング業務という非常に曖昧な内容をテーマに記載させて頂いているが、少しでも就職活動や転職活動に参考になれば幸いである。

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