加納大輔(かのうだいすけ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Global Corporate Consulting,Inc.

コンサルティング部門

マネジャー

加納 大輔 かのう だいすけ

階層的アプローチ方法を徹底して実践。多種多様な問題を解決に導く
開拓者タイプ
開拓者タイプ

1980年3月5日生まれ(40歳)
大阪府出身 ・ 大阪府在住
神戸大学 法学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の場合クライアントの多種多様な相談を解決していかなければならないため、どのような問題解決においても共通のスタンスが出来ているように思われる。コンサルティング業務においては単一若しくは複数のクライアント側の規模、環境(外部内部環境)、相談相手、内容・目的、時間軸といった状況が異なり、自分の側でも立場により遭遇する場面は異なる。しかしながら、問題に対する課題の抽出及び成果物・アウトプットに至るまでの階層的アプローチ方法は変わらない。そのアプローチを実務を通して徹底してきたことが自分独自の強みといえる。

コンサルティング業務は、専門分野や業界特有の知識を求められることは当たり前のことで日々の研鑽の必要性は言うまでもないが、問題事項、とりわけ取締役会議での問題から現場での問題事項といったイシューのレベルは異なることでも課題解決のアプローチ方法はそこまで変わらない。大事なことは“相手が最終的に何を求めているか(目的)”を目印に全体を俯瞰しながら、本当の問題(イシュー)の今できる事に対応することだと考えている。

最終目的が明確なプロジェクトが始まれば、プロジェクトメンバーの立ち位置に伴い自分の行うべき業務や成果物、納期等が定まっていく。現場作業者、プロジェクトリーダー、責任者がいずれも各々の活動を実行し、活動結果を振り返り次のアクションプランを練っていくという流れで、いずれも最終目的が明確であればイメージがしやすい。

しかしながら最終目的が不明確な相談もコンサルティング業務には多い。その場合は、相手が真に何を求めているのかを見出すことがまず重要である。目的を捉えた後で、行動してもボトルネックの解消が次のボトルネック(課題)を生み出すこともあるし、時間軸を短期的視点から中長期的視点へ移動させることで全く違う目的になることも多々あるが、全体を常に俯瞰しながら、今できる事(事前準備も含めて)に焦点を当てる。

“見たことも聞いたこともない問題”に対して時には新しい発想がコンサルティング業務では必要になるのではあるが、問題が変わっても課題解決のアプローチ方法はあくまで“相手方が最終的に何を求めているか”を探し求めることから始まる。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

人によると思うが、私の場合はIPO支援していた会社が無事上場を果たす、プロジェクトが完遂すること自体に、ホッとすることはあったとしても心が大きく動くということは正直あまりない。次のプロジェクトが始まる、絶え間ない流れの中の通過点に過ぎないからである。このように書くと多少冷淡な気もするが決してそうではなく、むしろ日々の仕事を通じて“人とのつながり”に幸せを感じることが多い。

様々な人と出会う機会も多い。情熱を有する経営者の方とスクラムを組んで一緒に仕事をする際にはこちらも魂を揺さぶられる感覚になり、この仕事をやっていてよかったと感じることがある。また、現場の方と一緒に仕事をして気持ちを共有できたときにも同じく幸せを感じる。いずれも日々の仕事を一生懸命やった上で信頼を感じ、お互いに感謝し合える瞬間が幸せな瞬間だといえる。これはコンサルティング業務に限らないとは思うが、自分が想像していた“経営コンサルタント”という仕事を目指して良かったと思える瞬間だと思う。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

キャリアにおいては公認会計士という資格の独占業務である法定監査業務に携わったことがないため片手落ちの感じを受けるかもしれないが、そもそもコンサルティング業務は公認会計士である必要はない。監査法人出身の方に伺うと「このまま監査業務を行っていくべきかどうかで悩む」という話をされるかもしれないが、公認会計士として従事してきた監査業務から導き出される知識や経験や思考は、監査業務でなくてもどんな仕事でも通用するのではないかと思う。私の場合は監査業務以外で研鑽を積ませて頂いただけのことである。

どのように乗り越えたのか今となっては正直よく分からない。どのような仕事に従事していても“その仕事を日々一生懸命行い、反省・改善し、感謝する”ことが大事だと思っており、そういう意味では自分がすき好んで進んだこの道で嫌で苦しい思いをしたという経験はないように思う。というよりも、知識も経験も何もない自分が何も分からないコンサルティング業界の中で、最初は諸先達の背中をがむしゃらに追いかけ続け、今も日々精進が必要であると感じる中では深く悩んでいる時間がなかっただけかもしれないし、自分がやりたいと思っていた仕事が実現できる今のこの状況には感謝しかない。

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