河島傑(かわしますぐる) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

ファインディ株式会社

社長室

CFO兼社長室室長

河島 傑 かわしま すぐる

公認会計士っぽくない公認会計士
革命家タイプ
革命家タイプ

静岡県出身 ・ 神奈川県在住
上智大学経済学部経済学科

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

専門分野や国や働く人種にかかわらず、新しい事象に対してやり抜く力を持ち、全てに当事者意識を持って実行できるというのが自分の強みだと思っています。
監査法人からリクルートへ環境を変え、さまざまなバックグラウンドがいるメンバーの多様性に驚きました。自身が携わってきた会計業務は全体で見ると、本当に一部なのだと感じました。新しく拠点を作る、会社を買収する、システムを導入する、全社でイベントを行うなど、新しいことにどうやって取り組めばいいのかとまどいながら、必死に考え、手を動かしていきました。
アメリカ駐在後は、国を変え、働く言語を変え、役割も投資担当とすべて変わりました。知らない国の人たちと、慣れない言語で、慣れない仕事をする。最初の1年間は生きた心地がせず、どうすれば価値を発揮できるのか、いつ帰国させられてもおかしくない恐怖の中で必死にもがきました。
そういった経験が、たいていのことでは驚かないメンタルタフネスに繋がったのではと振り返っています。
スタートアップに転職後、ファイナンス以外で自身の価値を発揮することが求められていました。社長や部長陣と話していると年々社員が増える中で組織イシューや採用に課題があることが見えてきました。そこで社員一人一人と話し自分がやるべきことを整理し取り組んでいきました。
中国、アジア、インド、アメリカ、ヨーロッパ出身といったダイバーシティな人たちと働いてきた経験は自身の仕事をする上での大事な価値観として根付いており、知らない国で予想できないハプニングに対処していたときの経験に比べたら、登場人物はすべて日本人、言語も日本語であり、このスタートアップへの環境変化は自分にとって、もはやたいした環境変化ではないくらいのマインドになっていました笑。
公認会計士という枠にこだわらない戦い方をしつつ、会計士であることも活かすという自分の強さのユニークネスは、ここまでの経験の積み重ねだと思っています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

事業を前に皆で一致団結して動かしている感覚は常に楽しいです。言うなれば、大きな学園祭の実行委員みたいなものをしていて、いろいろな役割に分かれて皆が楽しそうに作業している。そして、だんだんと形になってくる。
道程で大変なことはあっても、登ったときの景色が気持ちいいのを知っているので頑張れる。そんな感じです。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士であるなしにかかわらず、自分が求められている役割をきちんと果たすということがどこでも求められます。その環境の中で、どうしても自身の力が足りず、またそれを心の底では認められずあがくことが、かえって逆効果になることもありました。
3年おきくらいに自分自身で感じている好不調に関わらず、周りからは期待にうまく応えられていなく、なんかうまくいかないなという時が起きていました。
不調のとき、それを一瞬で乗り越える特効薬はないので、不調なら不調だと認めた上で、1つ1つ丁寧に物事を進めていくしかないと思います。
悩み続け、周囲にフィードバックやアドバイスをいただき、それを素直に受け入れ続けることで、乗り越えてきたと思っています。くすぶっており不調であった自分に温かいアドバイスをしてくださった先輩・上司・友人には本当に感謝をしています。

1 2 3

性格診断テストをやってみよう性格診断テストをやってみよう

会計⼠の履歴書とは
世代、職場、地域などのさまざまな垣根を超えて、
会計士が気軽に立ち寄ってコミュニケーションしたり情報収集できる場を目指しています。
また、当サイトをきっかけに会計士に興味を持ってもらえると幸いです。

会計⼠現役会計⼠・会計⼠

会計士の方はこちら
More
『会計士の履歴書』に掲載している“会計士”は、“日本の公認会計士試験(旧2次試験)に合格している人”を対象としています。そのため、修了考査(旧3次試験)の合否や日本公認会計士協会への 正会員 又は準会員(会計士補)の登録有無とは関係なく掲載しています。