門澤慎(もんざわしん) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社プルータス・マネジメントアドバイザリー

代表取締役社長

門澤 慎 もんざわ しん

クライアントに対して付加価値を提供するための「強み」を発揮するには、「足し算」ではなく「掛け算」が重要
冒険家タイプ
冒険家タイプ

1979年10月7日生まれ(41歳)
大阪府出身 ・ 千葉県在住
慶應義塾大学経済学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の独自の強みはどうでしょう(笑)。公認会計士の資格を軸とした「掛け算」かな、と思います。「財務会計・税務(公認会計士)」×「ファイナンス(資本政策・株式価値算定)」×「交渉力・コミュニケーション(アドバイザリー)」×「各種法制度(会社法・金商法・取引所規則)」でしょうか。M&Aアドバイザリー業務は総合格闘技なので、財務会計・税務だけでは武器が足りません。そのためM&Aアドバイザリー業務に必要なスキルを求めてきた結果、このような感じになりました。公認会計士は意外とファイナンスに弱いです。しかし会社の価値算定や、資本政策の検討においてファイナンス力は必須です。この点、ファイナンス関連業務をプルータス・コンサルティング時代にみっちりと経験できたのは大きな財産となっています。
個人的にクライアントに対して何かしらの付加価値を提供するための「強み」を発揮するには、「足し算」ではなく「掛け算」だと思っています。ある領域だけを深く掘ることも(もちろん)重要ですが、クライアントの悩みは複合的かつ多岐に渡り、またそれが絡み合っています。そのため専門家としてクライアントに対して付加価値を提供するには、色々な強みを併せ持っている専門家のほうがクライアントに感謝されるでしょう。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

M&Aアドバイザリー業務は、一つ一つが刺激的でドラマがあるのでこれっていう事例を挙げるのが難しいです。M&Aでは案件ごとに様々な問題が発生しますが、その問題をチームで知恵を絞り、行動し、解決していく、ということを繰り返して案件を進めていきます。やっている最中はとても大変なんですが、しっかりと会社を売却することができた時、満足いく条件で会社を買収することができた時に、顧客からプルータス・マネジメントアドバイザリーに頼んでよかった、と言われた時は、この仕事をやっていてよかったと思えます。この達成感は他の仕事では中々味わうことができないM&Aアドバイザー業務の醍醐味なのではないかと思います。この達成感を実感することで、次の案件もしっかりと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士という仕事での悩みは特にありませんでしたが、日ごろ、自分は公認会計士だということを意識せずに仕事をしています。公認会計士を意識しすぎることで、自分の「掛け算」の領域が狭くなってしまう気がしたので、あくまで自分の強みの一つのパーツ程度の意識でいます。これは個人的に感じていることですが、(日本の公認会計士は試験が難しいということもあるかと思いますが)公認会計士は、自分は公認会計士だ、という意識が強すぎるのではないか、と思う時があります。その意識が強すぎると物事を検討する時の視点が財務・会計面に寄りすぎて狭くなります。財務・会計の専門家ではありますが、あくまでそこは強みの一つとして意識したほうが自身の視野は広がるでしょう。

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