宇梶裕亮(うかじゆうすけ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

内部監査サービス部

マネージャー

宇梶 裕亮 うかじ ゆうすけ

監査法人は、将来の自分の武器を育てる非常に良いトレーニング場所
アーティストタイプ
アーティストタイプ

1986年6月2日生まれ(37歳)
栃木県出身 ・ 東京都在住
東北大学 会計大学院 会計専門職専攻

7人生の目的と公認会計士という資格

私は人生の目的として「なりたい自分に少しでも近づく」ことを意識し、常に自分が将来的にどうなっていたいかを考え、それに向かって少しずつでも良いから努力することを大切にしています。
この目的を「なりたい自分」「少しでも近づく」の2つに分解すると、公認会計士の資格は、この目的を達成するために非常に役立つものであることがわかります。
「なりたい自分」について:監査法人にはさまざまなバックグラウンドを持った方がいらっしゃいます。試験合格後新卒で入社した方、事業会社での勤務経験を経て入社した方、海外から日本に駐在し働いている方、などなど。こういった多様性の高い職場ですと、多種多様な「なりたい自分」の実例を日々目にすることになり、翻って自分の「可能性」に気づく良いきっかけになります。
「少しでも近づく」について:公認会計士、という資格は私たち会計士自身が認識している以上に、社会的に評価される資格です。社会的に評価されるということは、自分がチャレンジし成長する機会もそれだけあるということだと思います。
日々の業務に忙殺され、人生の目的を見失いそうになることもありますが、たまに立ち止まって「なりたい自分に少しでも近づけるよう」今後も努力していきたいと考えています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

会計士という自分のバックグラウンドを軸としながら、ここで得たノウハウ・人脈をもとに内部監査・コーポレートガバナンス・SOXなどより多彩な領域でクライアントに喜んでもらえるようなサービスを提供できるようになることが今の目標です。
監査業務で経験する、リスクアプローチの考え方や体系的な監査の手法は、それ以外の領域についても応用可能な非常にレバレッジの効くフレームワークだと思いますので、それらを駆使しつつさまざまな業務にチャレンジしていきたいと思います。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

最後に「クライアントから求められる人材になるためには」という観点から、私自身も若い年次のうちから意識しておくべきと思う点を述べます。
それはクライアントへ行った際には、必ず一つは改善提案などの「お土産を置いてくる」ことを意識すること。これは会計監査業務に従事していた頃に、とある先輩から言われたことです。
監査法人入社後、往査へ行くと証憑のチェックを任されることが多いと思いますが、ついつい「間違い探し」に終始してしまいがちです。
ここでクライアントの誤りに気付いた場合、インチャージへ事実を伝えるだけならば簡単なのですが、その前に一度立ち止まって「なぜ誤りが生じたのか」「会社の業務プロセス/コントロールに問題があるのではないか」「人材不足や組織風土といった、より根本のところに問題があるではないか」といったことなどを自分なりに考え、クライアントや現場のインチャージなどに伝えてみてください。問題の根本原因/改善策を考える良いトレーニングになると思いますし、結果としてクライアントからの信頼を高めることにもつながると信じています。
また、会計士を目指している受験生の場合には、模試などで自分が失点してしまった問題に対して上記のような観点から、失点した原因/改善策を考える癖を付けていただくと、これもまた試験に合格し会計監査業務に従事するようになったときに、クライアントから求められる人材になるための良いトレーニングになるものと思います。

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