宇梶裕亮(うかじゆうすけ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

内部監査サービス部

マネージャー

宇梶 裕亮 うかじ ゆうすけ

監査法人は、将来の自分の武器を育てる非常に良いトレーニング場所
アーティストタイプ
アーティストタイプ

1986年6月2日生まれ(37歳)
栃木県出身 ・ 東京都在住
東北大学 会計大学院 会計専門職専攻

アーティストタイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.6%

計画性を持って取り組むより、臨機応変に柔軟な態度で仕事と向き合う傾向にある。
しかしプレッシャーの強い状況や予想外の出来事が起こるとストレスや不安を感じがちである。
内向的な側面もあるが、人を思いやることができるため周囲との協調性も高い。
また新しい考えや意見を否定せず好意的に受け止めることができる。
物事を抽象化して考えることができるため、深く考えた上で意見を発することができる。

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1キャリアサマリー
2013年
あらた監査法人(現 PwCあらた有限責任監査法人)へ入社
2018年
法人内の異動支援プログラムに応募し、内部監査サービス部門へ異動

高校在学中、出身校のOBである会計士の方の講演会に参加したことをきっかけに、公認会計士という職業があることを知りました。また、経営破たん等のニュースを身近で感じることがあり、公認会計士の仕事は何か社会に貢献できるのではないかと考えるようになりました。
その後、大学・大学院へ通いながら会計士の勉強を進め、大学院修了後の2012年夏の論文式試験に合格、翌年2月にあらた監査法人(現 PwCあらた有限責任監査法人、以下PwCあらた)へ入社しました。
入社後5年半ほど会計監査の部門に所属し、主に製造業に属する監査クライアントに対する財務諸表監査・内部統制監査業務へ従事していましたが、もう少しクライアントに近い立場で一緒に悩みながら仕事がしたい、また会計領域・内部統制領域以外の分野も経験したいとの思いから、現在所属する内部監査サービス部門への異動を希望しました。異動後は、いわゆるコンサルタントとしてクライアント内部監査部門との海外子会社内部監査コソーシング業務や、クライアントのJ-SOX主管部門への常駐業務を担当しています。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

試験合格後は、特に一般事業会社への入社は考えずに、監査法人への入社を希望していました。せっかく会計士試験に合格したのだから、まずは基礎から会計監査の勉強ができる環境に身を置きたいと考えたからです。
ただし、私が試験に合格した当時はいわゆる就職氷河期が明けるか明けないか、といったタイミングでしたので、就職活動が始まっても実際に内定が頂けるのかと、本当に不安だったことを覚えています。また大手・中堅、さまざまな監査法人がある中、当初は、法人説明会等の就活イベントへ参加しても各監査法人の違いがつかみきれず、「どこでも良いから入ることができれば」と考えて就職活動をしていた、というのが本音です。
しかし、そんな中PwCあらたの面接待合室で、案内の方々が受験生一人一人に丁寧に声掛けしている様子を見掛け、他法人にはない受験生へのホスピタリティを感じました。また、PwCあらたはクライアントの業種ごとに法人内のセクターが分かれていることを知り、より専門性の高い業務に従事できるのではと思い希望しました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

私の場合、これまで会計監査とコンサルティング業務(主に内部監査)、またPwCのオフィス内での仕事とクライアント常駐の仕事、をそれぞれ経験させていただいています。具体的には、金商法/会社法監査や内部監査のコソーシング業務(クライアント内部監査部門と協働で海外子会社の内部監査を実施)、およびクライアントのSOX部門に常駐し、SOXに関する高度化/効率化施策の企画・サポートをする業務が主な仕事になっています。
そして、これら各種業務を経験させていただく中で、最近特に「リスクアプローチ」の概念の重要性と有用性を痛感しています。
会計監査に従事している方や監査論を学んでいる方であれば、リスクを固有リスクと統制リスクとに分解し、その差引である残余リスクの高低に応じて適用する監査手続きを検討していくという「リスクアプローチ」は、当たり前の概念として身に付いていることと思います。そしてこの概念は、会計監査業務以外のコンサルティング業務にも非常に幅広く適用できるものであり、クライアントにしっかりと伝えなければいけない概念であることから、これを理解し実務に適用できるようになるということは会計士として、そしてその後の幅広いキャリアの中での一つの大きな武器になると考えています。
監査法人は、常にこのリスクアプローチを意識せざるを得ないという意味で、将来の自分の武器を育てる非常に良いトレーニング場所になると思います。

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