上村洋人(かみむらひろと) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

第三金融部(資産運用)

マネージャー

上村 洋人 かみむら ひろと

しっかりと計画を立て、その計画に沿って一歩ずつ前進していくという地道な作業の積み重ねの先に、自分の思い描いた未来が待っている
革命家タイプ
革命家タイプ

東京都出身 ・ 東京都在住
明治大学 経営学部会計学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

就職活動の際も、自分の強みは何だろうということを考えながら活動していましたが、現在まで実際に働いてみて、強みというのは一度できたからといって、その後ずっと強みであり続けるわけではなく、時代の変化と共に磨いていくべきものなのだと思います。
私は資産運用業界のクライアントに対するサービス提供を主な業務としていますので、資産運用業界やその業界に関連する会計や監査の知識・経験が現在強みになっていると思います。しかし、業界を取り巻く法律や基準などのルールも時代と共に変化するため、その変化をタイムリーにキャッチアップし、業界にとって必要とされる知識・経験を活かしてクライアントにサービスを提供していくことが、今の強みをどんな時代においても強みとし続けていける唯一の方法なのだと思います。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

私はPwCあらたで社会人としての一歩目を踏み出しましたので、自分が働く法人内には公認会計士が多くいることが当たり前で、共に働く同僚が皆一定の会計知識があることが前提の中で働いていましたが、出向で監査法人の外に出たタイミングで、世の中で公認会計士のイメージがどういうものなのかをあらためて実感しました。
公認会計士と言っても、実際に監査なのか税務なのかコンサルティングなのかといった大きな区分の違いもあれば、その先の業界が金融なのか製造なのかなど、皆知識・経験がある分野が異なるのが実際のところですが、世の中では公認会計士という肩書を見ると、業種を問わず会計・税務・監査がわかる、場合によっては数値であれば何でも理解できると思っている方すらいるように思いました。
もちろん全てを知っていて、何でも対応可能ですというのが究極の理想ではあるのですが、現実的には難しいので、せめて自分のあまり詳しくない分野の話になったときでも、その分野の情報やルールの調べ方を知っていたり、その分野に詳しい人を知っていて聞けたりすることが重要だなと感じました。
 

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

もちろん仕事をする中で悩むことは多少なりともありますが、私が最も悩んだのは、実際に仕事に就く前に公認会計士という資格を目指すこと(仕事を選ぶこと)が自分にとって正解なのかということだったと思います。
これから公認会計士を目指すか悩んでいる人、現在公認会計士を目指して勉強中だけど一般企業への就職も考えている人など、当時の私と同じような悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身、実際に公認会計士になった今も、当時の自分の選択が正解だったのかどうかということは分かりません。
ただ、今後の時代の流れやその時々の自らの興味に応じて活躍の場を選択することができる公認会計士という仕事を選んだことに後悔のないことは事実であり、公認会計士にはさまざまなキャリアがあるため、私自身も今後色々な選択肢を考えながら公認会計士という仕事を選んで良かったなと思い続けられるようにありたいなと思います。

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