中村亨(なかむらとおる) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

日本クレアス税理士法人/株式会社コーポレート・アドバイザーズ

代表社員

中村 亨 なかむら とおる

会計士という仕事の醍醐味は、「信頼関係の構築」である
収集家タイプ
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1968年10月25日生まれ(56歳)
富山県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 政治経済学部 政治経済学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人間である、男である、会計士である、経営者、親である。
自分にとってこの5つは同じくらいの意味があると思っています。
この5つの共通点は当たり前ですが、その対象がいずれも「自分自身」ということです。

人生の目的、と公認会計士という資格を関連付けて語るとしたら、とても難しいですが、資格は「自分自身である」といえると思います。また、「人生の目的」という言葉を「人生を生きる意味」だと解釈するとそれは「自分自身を理解すること」であり、その自分自身の一部が公認会計士という資格になると思っています。

『人生』を考えるとなると、少し哲学的でありレトリックになってしまいますね。
具体的事項として捉えた目的を、次項でご紹介します。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

近い将来、組織に対して成し遂げたいことは、やはり経営者ですのでサービスクオリティを向上させ、規模を拡大することは継続していきたいです。有資格者の割合を増やしながら、拡大していきたいです。この夢に公認会計士であることや経営者であることの視点を加えると、「永続的な企業体」にしたいということです。
よく会社の規模が大きくなるにつれて「最終目的は何ですか?」と聞かれることが増えました。
最終目的というのは存在せず、やりたいからやっているし、やり続けることが目的なんだと思っています。

事業は時代と共に変化していくだろうと思います。AI化によって会計事務所が淘汰されるといった話はよく耳にします。ただし、テクノロジーが進歩しても、最終的に求められるのは、コミュニケーション能力です。RPAが会計士業界にやってきても「利用する立場に立つ」人間力が重要だと考えます。

これらを踏まえ、座右の銘やスローガンを挙げるとするなら「何事も必然と考えて、時代の変化に素直に対応する」でしょうか。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

会計士として、あるいは経営者として、もっと広くビジネスマンとして充実した人生を送りたいなら、
20代はがむしゃらに頑張る。
30代は頑張り方を変えること。人と異なることをするのが良いと思います。
それでも私の周りにも、またトーマツ時代の先輩・同僚・後輩にも「やりたいことが見つからない」と感じている人はたくさんいたように思います。
そんなときは、自分の得意なことは何か?好きなことは何か?を考えていて無理をしないで続けられることを公認会計士の資格や経験を生かして始めるのがよいでしょうね。
自分を見つめなおす、ということでしょうか。
(私の場合はそれが、前述の『わかりやすく説明やプレゼンする』『問題点の本質を見抜き解決案を提示する』『解決の実行支援を行う』ということに気づいたおかげで今の自分があります)

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