中村亨(なかむらとおる) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

日本クレアス税理士法人/株式会社コーポレート・アドバイザーズ

代表社員

中村 亨 なかむら とおる

会計士という仕事の醍醐味は、「信頼関係の構築」である
収集家タイプ
収集家タイプ

1968年10月25日生まれ(56歳)
富山県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 政治経済学部 政治経済学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

「わかりやすく説明やプレゼンする」
「問題点の本質を見抜き解決案を提示する」
「解決の実行支援を行う」
こういったことが昔からが好きだったことですが、これが現在の仕事に繋がっています。
いずれもビジネスの基本事項ではありますが、努力しても好きでなければなかなか身につかないものです。大学時代のサークル活動、トーマツ時代のクライアントや上司との対話、独立してからの提案活動、私のこれまでの経歴のベースには「人と会って話す」ことがあります。

また、経営者としての強み、というのは一言でいうのは難しいです。
ただ、経営者としては、「現場に近い経営者」であり、かつ「先を見据えられる経営者」でありたいと思っています。
また、社員にとって父(のような存在)であり、応援してくださるパートナー企業の方々にとっては友人(のような存在)であり続けたいと思っています。
前述のとおり、人を育てる観点から私が現場に出ることは減りましたが、それでも新規営業の入り口はかなりの割合でミーティングに参加します。人と会って説明するという得意としている領域と、サービスを多角化してきた経験、それらが合わさることで、税務、IFRS、労務顧問、株価算定、IPO支援、M&Aコンサルティングと多岐にわたるお客様のお悩みを解決に導くコンサルティングができていると自負しています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

お客様あっての我々ですので、お客様と気持ちが通じた時にはプラスの感情で心が大きく動きますし、その逆、例えば良かれと思ってお勧めした手法が理解されなかったときにはマイナスの感情で心が大きく動きます。
当社グループは、お客様から新しいお客様を紹介していただく、あるいは、お客様のご要望に応えてサービスを拡大するという形で成長してきました。お客様とともに成長してきた意識が強いため、お客様と気持ちや意識がぴったり合致したときには無常の喜びを感じます。

また、経営者として社内を見渡すと、部下たちが成長した姿を見た時も、嬉しい気持ちで満たされます。お客様の良い参謀であり続けるという想いを込めた「LONG TERM GOOD RELATION」が企業理念なのですが、この理念の通り頑張っている姿を見ると、企業の成長とともに人もしっかり成長していることが垣間見られ心が動きます。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

気を使ったり、迷ったりすることはあっても悩むことはありません。
乗り越えられない試練は与えられないはずだ、といつも考えています。ピンチが来たら「チャンスだ」と考えるようにしています。「運命を知ることができるチャンス」というか、「自分自身に近づけるチャンス」であると考える癖ができています。

会計士という仕事の醍醐味を一言で表現すると「信頼関係の構築」だと思っています。
サービス業の一種であるという自覚を持ちながらも真のプロフェッショナルとして実践的かつ洗練された解決法を模索する。こうしてお客様との間に構築されるのが信頼関係です。
顧客第一主義という軸がぶれなければ、大きく悩むことはないと考えます。

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