菊池諒介(きくちりょうすけ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

プルデンシャル生命保険株式会社

港第三支社

コンサルティングライフプランナー(課長)

菊池 諒介 きくち りょうすけ

営業力と会計税務知識という相容れない2つの独自色でトップセールスに
革命家タイプ
革命家タイプ

1988年7月9日生まれ(36歳)
岩手県出身 ・ 東京都在住
埼玉大学 経済学部経営学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

「営業力に長けた会計士は少ない、また会計の分かる保険外交員も少ない」という仮説に基づき、自身のキャリアを自分らしく差別化したいという思いを転職時から強く持っていました。職場や補習所など周りはみんな会計士、という環境を経験して実感したことがあります。「会計士ってみんなめっちゃ優秀だな」。そんな中で自分が差別化をしていくにはどうしたら良いか、優秀な彼らに負けないような自分の強みは何だろう、と考えた末に自分が極めたいと思ったのが営業、対人スキル、コミュニケーション能力といった分野です。

 人と接することは元々好きでしたし、プルデンシャルという各業界のトップセールスが集まる環境で学べることは自分にとってかけがえのないものになる、という予感がありました。一方で会計士以上に競争相手の多い保険業界でも差別化をしていく上では、若いうちに会計税務を体系的に学び、実務を経験したことが強みになると思い、会計業界から異なる分野への転職に踏み切ることができました。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

こんな風に転職理由を書くと良いこと尽くしの仕事のように聞こえるかもしれません。しかし周囲の方々から見れば「生命保険会社の営業社員」なわけですから、転職当初は諸手を挙げて歓迎される、ということはほとんどありませんでした。何の実績もない当時の自分が頼れるのは連絡先を知っている友人知人のみ。彼らにしてみれば、「友人と思っていた人間から突然保険の勧誘電話がかかってきた」わけですから、良い顔をしないのは当然だと思います。
そんな中でも少なくない友人が僕のために貴重な時間を割いて話を聞いてくれました。「彼らに誤解のないよう、正しい情報を誠意を持って伝えなければならない」と、連日連夜、寝る間を惜しんで知識のインプットやプレゼンテーションのロールプレイに励みました。オフィスで夜を明かし、明け方シャワーだけ浴びに帰宅する、といった日々もありました。当時は完全に精神が肉体を凌駕していたと思います。今あの時以上に頑張れと言われても難しいかもしれません(笑)。
 そうした努力の甲斐あってか、少しずつ信頼して任せていただけるお客様が増えていき、そこからのご紹介で新しい出会いもたくさん生まれていきました。人生で2番目に大きな買い物とも呼ばれる生命保険を「あなたにお任せします」と言っていただける瞬間は、今でも感動します。ライフプランナーの醍醐味だと思います。転職してからの2年間は本当につらいことの連続でしたが、全社コンテストである社長杯でも入賞することができ、今の自分の基盤を築く上で大きな意味を持つ時期となりました。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

受験生時代は「会計士らしい、会計士にしかできない仕事をしてみたい!」という思いが強かったのですが、実際に働き始めると、もちろん監査報告書へのサイン等は独占業務ですが、日々の業務で「能力的に絶対に会計士にしかできないこと」というのはそれほど多くないように感じました。
 特に新人のうちは事務作業の割合も高く、経験としては貴重でしたが、「会計士資格を取っただけでは差別化できない」という危機感と、「どうしたら理想の働き方ができるのか、そもそも何が理想なのか」という悩みは常に自分の中にありました。今でも悩むことがありますが、解決を急ぐことよりも、逆に自分の理想の人生やキャリアについて考え続け、行動し続けることが唯一乗り越える方法だと思って日々を過ごしています。

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