西尾侑騎(にしおゆうき) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社大都

支援チーム

西尾 侑騎 にしお ゆうき

“監査経験ゼロ事業会社のみ”の異色の経歴で実務力に磨きをかける。ベンチャー企業でIPOを目指す
参謀タイプ
参謀タイプ

1991年2月28日生まれ(33歳)
大阪府出身 ・ 大阪府在住
同志社大学大学院 ビジネス研究科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的を改めて考えると、夢のある人を応援したい、その人を支えたいという目的が頭に浮かびました。自分が先頭に立って旗振り役になることを今はまだ想像ができない上に、こういうことをして世界を変えたいといった明確なアイデアもないです。だからこそ、自分にはない夢を掲げて進んでいる人には尊敬を抱き、その方達の夢を叶えたいなと思いました。

応援する、支えるという目的に対して、公認会計士の資格は大きな基盤になっています。公認会計士の勉強を始めて、企業の業績を誰もが客観的に見て分かる数値に落とし込むことのできる会計を知りました。また、会社が運営していく上で守らないといけない法律も知ることができました。色んな知識を取り込むことになったという点で、自分の中で基盤になったと言えます。

しかし、あくまでも基盤であり、前段で触れた通りで資格を取った後に自分がどうしていくかが重要だと思っています。会計は大事ですが、ビジネスを回していくためには十分ではないと思います。B/S、P/Lは他社と比較できる様式であり、それを作ることで正しい自分の姿を見ることができ、どういう状況かを判断できます。一方で、B/S、P/Lは最終数値でしかなく、それを作り上げる指標がどういう状況なのかを分析して把握し、改善していかないといけません。また会計指標ではありませんが、非財務情報もより重要になってきていると思います。そして現在、色んな情報が飛び交っている中で、インプットをしていかないと時代に取り残されてしまう可能性もありますし、そもそも自分がアウトプットしていこうにも事前にインプットしていなければ何も出てきません。

自分が掲げた目的に対しては、悩みの箇所で触れた通り資格を意識し過ぎずに、日々学び、成長していかないといけないと考えています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

これから成し遂げたい事は、自分の掲げている目的を達成していくことです。それは多くの企業を応援し、支えられるようになっていくことです。企業を応援し支えることで、その企業が元気になればとても素敵なことです。多くの企業が元気になり盛り上がれば、所属している多くの人間も元気になり、経済全体も盛り上がっていくことになると思います。幼稚な発想ですが、元気な人が増えて企業が盛り上がった方が、そうでない世の中よりもきっと楽しくて面白いはずです。

自分がその一助になるためには、自分自身がもっと成長していかないといけません。経理や財務といった管理部の力だけではなく、ビジネスの本質を見抜く力や、需要を創造するマーケティング力が必要になってくるかも知れません。自分に限界を設定せずに、貪欲に成長して行きたいと思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

具体的に何かを目指すに当たっては、まだまだ自分の経験が浅いため、アドバイスなどできる立場ではないと思っています。そのため抽象的になりますが、まずは自分のことを徹底的に見つめ直すこと大事だと思います。

自分がどんな人間なのか、どんな風に考える性格をしているのか。自問自答だけではなく、人からどう見えているか聞いたり、ストレングスファインダーのような性格診断を受けてみたりするのも良いと思います。そうすることで、自分というものが見えてくるのだと思います。比較するものが何も無ければ、どういう人間なのかを見つめ直しにくいと思います。

私自身は他者と比べて時間をかけて考える傾向が強いため、考える時間を増やすように心がけています。考えることは疲れもしますが楽しくもあるので、考えることが本当に性分にあっているのだと思います。今回のこの記事の執筆に関しても、色々と考えさせられましたし、自分を整理することのできるいい時間になったと思います。

今後も壁にぶつかり悩む時もあると思いますので、定期的に時間を取って、自分を見つめ直すことを続けて行きたいと思います。

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