金井健一(かないけんいち) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

MIRAI Consulting SG Pte. Ltd.

Managing Director

金井 健一 かない けんいち

「広い世界」にゴールを設定し、シンガポールからASEANビジネスをサポート
チャレンジャータイプ
チャレンジャータイプ

1974年7月9日生まれ(50歳)
横浜市出身 ・ シンガポール在住
一橋大学 商学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

社交性。そこからお客様との深い関係作り

私の強みは、社交性ですね。ともかく誰かと一緒にいるのが好き。逆になるべく一人でいたくない。
仕事ではお客様との関係性を築くことは非常に大事だと思います。それにはやはり直接色々とお話をすること。信頼を得ることはもちろん大事ですが、お客様の本当の悩みって奥底にあると思うんですよね。かつ色々なものが絡み合っていて、その対処方法もたくさんある中で。それを引き出して理解するというのは、やはりコミュニケーションだと思います。特に会計や税務といった分野では、お客様自身はご専門ではないので、ただモヤモヤっとした不安だけがあって、一体何が悩みなのかも自分自身ではっきりと認識されていないというケースが多いと思います。そこで、こちらからまずお客様の潜在的な悩みを引き出して見せてあげる。これがこうなったらいいですよね、と。これはお客様に興味を持って、何度も話をして、そういった中から出てくるものだと思います。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

ゴールは広い世界に設定

以前会計士の会合の際に、大学の大先輩に、「ここにいる多くの会計士は、ゴールを独立開業と思っているのだろうけど、会計は折角世界に通じるツールなのだから、広く海外を、いろんな業界をみるのもいいんじゃないの」って言われたとことですね。感動しました。。ホントに会計はすごいツールなんだなと思いました。そこから、広い世界にゴールを設定してみようと思いました。
ただ、各国から人が集まっているASEANでは、小さいころから世界を意識している人がたくさんいます。最初から国境は考えず「広い海外で働く」ことを意識しています。そのために会計士を勉強した、という方にも多く会います。数字を使って、様々な人と議論を交わす、共通ツールがあるからこそ、一緒に議論ができる。相手の意見に納得もできる。完全に納得できた場合には、やはり「感動した」と思いますね。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

「No.1でなくてはならない」、から「チームでNo.1に」へ

悩んだことと言えば、会計士はよく企業にとっての医者に例えられることがあると思うのですが、そうするとNo.2はいらない、No.1でなければならないと思ったことですね。思い病気であるほど、No.1の医者に診てもらいたい。高い料金を払ってでも、長時間待ってでも。すべてNo.1に集まるというのがレストランとの違いだと思います。
ただNo.1というのは自分ひとりでなる必要はない、ということが分かりました。チームで作ればいい。その方がずっと有益なNo.1が作れる。またNo.1というのもお客様それぞれが感じることであって、絶対的なものはない、ビジネスに唯一の答えはないですからね。コミュニケーションによってお客様が感じるNo.1を考えることも大事だと思います。その点では、現在本当に色々なメンバーと一緒に仕事ができて楽しいですね。

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