横山正宏(よこやままさひろ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

認定NPO法人フローレンス

働き方革命事業部

CFO

横山 正宏 よこやま まさひろ

NPO法人CFOの先駆け的存在。ソーシャルセクターの社会的信用力の向上のため日夜奔走
チャレンジャータイプ
チャレンジャータイプ

1990年2月28日生まれ(30歳)
千葉県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 商学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的は”仲間と協力し合いながら大きなことに取り組み、社会にインパクトを出す”ことだと考えています。これは過去を振り返ったときに、仲間と目標に向って仕事・活動しているときが、最も喜びを感じているということがわかったからです。しかし、ただ仲間と協力していればいいというわけではなく、社会的に意義のあるものに取り組むことが自分のモチベーションの源泉になっていることにも気づきました。まさにフローレンスで取り組んでいるのが人生の目的に近いものだと思います。そのような目的がある中で、仲間と協力し合うときに最も役に立てる・得意だったのが会計でした。つまり、私にとって公認会計士という資格はやりたいことをやるための手段でしかありません。なので、公認会計士という資格にそこまで誇りやこだわりはありません。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

これから成し遂げたいことの1つ目は、ソーシャルセクターの社会的信用力を上げること。たまに「NPOってあやしくない?」と言われることがあり、とても残念な気持ちになります。この原因は、ソーシャルセクターに対する誤解があること、ソーシャルセクター側が発信や開示を十分にできていないことにあると考えています。また、ソーシャルセクターが社会に出している価値の多くを可視化することができていないため、単純な財政規模だけでソーシャルセクターは未熟だと判断されている可能性もあります。そのため、NPOの社会的価値をより精緻に出し、寄付者やその他支援者などステークホルダーとしっかり対話することによって、ソーシャルセクターの社会的な信用力を上げていきたいと考えています。

成し遂げたいことの2つ目は、ソーシャルセクターの給与水準を上げること。NPOやソーシャルベンチャーの連盟である新公益連盟の調査によると、加盟団体の平均給与は339万円。同規模の中小企業の平均給与291万円とは同程度とはいえ、優秀な人材を獲得するには十分ではないと考えています。手段はまだ検討中ですが、クラウドファンディングや精緻な予実分析によって、ソーシャルセクターが使えるお金を少しでも増やし、給与水準を上げることをやっていきたいと考えています。

成し遂げたいことの3つ目は、ソーシャルベンチャーCFOキャリアの確立。ソーシャルセクターに公認会計士はまだまだ足りていません。1つ目で紹介したように、会計人材が足りず適切な運営ができていないことにより「NPOは怪しい」と言われるケースが少なくありません。ソーシャルベンチャーCFOキャリアを確立することで、公認会計士のキャリアの中でソーシャルベンチャーCFOが当たり前になり、ソーシャルセクターに会計人材が増え、その結果ソーシャルセクターの信頼感が増していけばいいなと考えています。

上記3つのことを成し遂げるため、フローレンスでモデルケースを作ってソーシャルセクター全体に拡大させていきたいです。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス:ソーシャルベンチャーCFOを目指すならまずはこのアクションをしよう

ソーシャルセクターは未開拓な部分が多いので、何かに挑戦し結果を出せばすぐにパイオニアになれます。“社会貢献”“社会課題解決”“NPO/ソーシャルベンチャー”のキーワードに興味がある人は、恐れずにNPOやソーシャルベンチャーに飛び込んでみることをオススメします。まずソーシャルビジネスとはどういったものかを体感したい場合は、NPOやソーシャルベンチャーにプロボノとして関わってみるか、社会課題解決を促進する会計士集団Accountability for Changeに話を聞きに来てください。私を含め、ソーシャルセクターに関わっているメンバーがほとんどなので、きっと適切なアドバイスができると思います。一緒にソーシャルセクターを盛り上げましょう!

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