古谷栄秀(ふるやよしひで) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

有限会社フォークリフト陽晟

代表取締役

古谷 栄秀 ふるや よしひで

家業の業績改善に着手し債務超過解消へ。資金繰りの改善と社内環境改善を課題に再建に取り組む
リーダータイプ
リーダータイプ

1982年6月11日生まれ(42歳)
千葉県出身 ・ 東京都在住
学習院大学 経済学部経営学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

会計士2次試験に合格するまで、人生に目的を持って生きて来なかった。毎日が楽しく過ごせればそれで良いかなと思って生きてきた。しかし、会計士になって、会計業務に従事して様々なクライアントと対峙するに連れ、自分の人生を何をしてどう生きていきたいのだろうという発想が芽生えてきた。それまでは、そんなことを考えたことがなかったので、戸惑いを感じたのを覚えている。そこから自分の人生を真剣に考え出し、つい最近ではあるが一つの目的に行き着いた。将来の夢にも繋がってくるのだが、中小企業のオーナー、社長、起業家の方々を、会計面だけでなく経営全般でサポートしていき、そこに自分自身もジョインして一緒に苦楽を共にし、会社の成長を見守るということをやりたいと思えた。

会計数値を把握する力、それを分析する力、そして、その分析を元に戦略を構築していく力。これらの力は会計士だからこそ持っているものだと思う。そのために、自分自身も自ら経営することで経営能力を高め、かつこれらの力も付けつつ、日々努力して成長していけたらと考えている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

現在会社の経営に従事することができているので、この経験を生かして、中小企業の経営で困ってる会社をサポートしていけたらと考えている。具体的に業務プロセスを把握し、生産性の向上、生産効率の向上等に関するアドバイスから、バックオフィスの財務面のプロセス構築、改善等一連の流れに携わっていきたいと考えている。また、色々な会社に自分自身が出資し、経営に参画しながら自分が持っているノウハウを提供することにより、中小企業のオーナー、社長、起業家の方々と共に成長していきたいと思っている。エンジェル投資のようなことを将来行いたいと思っている。自分に会社を任せてもらえれば安心できるって思ってもらえるように、常に努力は必要だと考えている。成し遂げたい事や夢を強く意識し、達成するためにはどのようなプロセスを歩めば良いかを常に考えて日々動いている。大きな目的がある状態でその道に向かって進むことが一番の近道だと思う。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

将来自分の思いを達成するなら、まずは様々な人と出会うと良い。会計士であれば正直なんでもできると思う。難関試験を突破してきた、努力ができる頭の良い方々なので、その経験を生かせば何でもできると思っている。最初は何になりたいとか考えなくても良い。無理してやりたいことを探しても、見つからないときは見つからないだろう。

まずは、監査法人での仕事をしっかり行いつつ、時間を作って監査法人外の人と会う時間を多く作ることをお勧めする。そうすることで色々な考えをもった人と出会うことができ、それが自分の刺激にも繋がる。様々な人との出会いを通じて自分の価値観も変化し、会計士という価値の大きさにも気付く。会計士としての市場の価値は、外の世界に出てみて比較対象ができたとき、そこで初めて気づく部分も多々ある。可能性を大きくするのも小さくするのも自分次第であり、一歩動き始めた人が輝ける時代でもある。これからの世の中は、キャリアは自分で切り開いていく個々の時代になっていくと考えている。その中で個々の力を生かしつつ、周りと連携して進んでいく力が必要になっていくと思う。色々書いてきたが、“動く”ことがまず重要なアクションかと思う。簡単なことからで良い。監査法人内の業務の仕方を変える、業務後様々なセミナーに参加してみる等、自分が動きやすいことから少しずつ動いていくことが大事かなと思う。

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