桜井和哉(さくらいかずや) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Global Gateway Advisors Pte. Ltd.

クロスボーダーM&Aアドバイザリー部門

アシスタントマネージャー

桜井 和哉 さくらい かずや

数字で世界をつなぐ、挑戦のゲートウェイ
先生タイプ
先生タイプ

1994年5月17日生まれ(31歳)
福井県出身 ・ シンガポール在住
中央大学商学部会計学科

7人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的を一言で表すなら、「将来の子どもたちに、今よりも良い社会を残すこと」である。その実現において、公認会計士という資格は大きな力を持つ。会計士資格は世界中で信頼の証とされ、特に日本の公認会計士試験は難易度が高く、その専門性と厳格さは国際的にも評価されている。この資格を持つことで、海外でも「信用できるプロフェッショナル」として受け入れられる基盤がある。だからこそ、私はこの資格を最大限に活かし、人口減少や国力低下が避けられない日本において、日本の企業や若い世代が積極的に世界に挑戦できる場を広げていきたい。
私が果たすべき役割は、日本と世界をつなぐ「Gateway(玄関口)」を数多く創出し、その挑戦を現実のものに導くことである。海外に行くことは、多くの人にとって依然として大きなハードルだ。言語や文化の違い、生活環境の変化、失敗への恐怖などが障壁となる。しかし、挑戦しても戻れる、挑戦を支える仕組みがあるということを示すことができれば、その一歩を踏み出す人は確実に増えるはずだ。
公認会計士としての知識と経験を土台に、挑戦を可能にするGatewayを築くこと。それこそが私の人生の目的と、会計士としての使命を重ね合わせた答えである。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

これから成し遂げたいことは、若い世代がもっと気軽に海外へ挑戦できる社会をつくることである。現在の日本ではパスポート保有率がわずか16〜17%程度にとどまっており、先進国の中でも極めて低い数値である。つまり、多くの人にとって「海外に出る」という選択肢自体が日常から遠く、挑戦のイメージを描きにくいのが現実だ。この状況を変え、海外に挑戦することが自然で当たり前の社会にしていきたい。
そのために私が大切にしたいのは、多様な挑戦の入り口を整えることである。挑戦の形が一つしかないと、どうしてもハードルが高くなる。長期の留学や駐在だけが選択肢ではなく、短期で海外に触れる機会や、日本にいながら国際案件に参加できる仕組みなど、段階的に挑戦できる道を用意することが重要だと考えている。だが「まずは行ってみる」「やってみる」と思える選択肢が複数あれば、その一歩はぐっと踏み出しやすくなるはずだ。
また、挑戦しても戻れる道があるという安心感を与えることも欠かせない。海外で失敗しても日本でキャリアを築ける、あるいは再び挑戦できる仕組みがあれば、恐怖心は和らぐ。そうした心理的ハードルを下げる取り組みを社会全体で広げていくことも、私の果たすべき役割だと思っている。
私は公認会計士としての知識と経験を土台に、こうした環境を整え、若い世代が自然に海外に挑戦できる未来を築いていきたい。その先に描くのは、挑戦することが特別ではなく当たり前になる社会である。日本社会に新しい選択肢と可能性をもたらすこと―それが私の将来の夢であり、これからのキャリアの道しるべとして歩みを進めていきたい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

グローバルで活躍する会計士を「特別な人の物語」と感じる人も多いかもしれない。しかし、魔法のような近道はない。最初から完璧である必要はなく、未完成な自分のままでも勇気を持って飛び込むことが大切だ。精神面では「諦めないこと」が何より重要であり、その積み重ねが挑戦を現実に変える力になる。
グローバルな舞台では、流暢な英語を話せなくても、会計士としての専門性や数字を読み解く力こそが最大の武器になる。相手に通じる言葉は拙くても、ロジックと誠実さがあれば必ず信頼は築ける。挑戦を先送りする理由はいくらでも見つけられるが、実際に一歩を踏み出した瞬間から、見える景色は大きく変わる。

具体的なアクション例

• TOEICや英検などを活用し、まずは語学力を強化する
• 英文会計資料や監査レポート(例:10-K)を読み、会計英語に慣れる
• 英文メールやレポートを書く習慣をつけ、ChatGPTなどの生成AIを活用して英語表現を添削してもらう
• 履歴書(レジュメ)に加えて、カバーレターを必ず用意し、自分の経験や強みを語れるようにする(海外案件では特に重要視される)
• LinkedInを使って情報収集やネットワーキングを行い、海外会計士のキャリア事例に触れる
• 社内で英語を使う案件や外資系クライアントに積極的に立候補する
• USCPAやIFRS関連の短期講座を調べて受講し、専門性を広げる
• 会計英語の単語を毎日10個覚えるなど、小さな習慣を積み重ねる
• キャリア目標を明文化し、逆算した行動プランを立てる
• 既に海外で活躍している人に面談を申し込み、リアルな声を聞く

これらはすべて「今すぐにでも始められること」ばかりである。挑戦は魔法のように一足飛びで叶うものではない。しかし、諦めずに小さな行動を続けることでしか、未来は切り開けない。迷いながらでも挑戦を続ける勇気こそが、会計士としてのキャリアを広げる最も確かな武器になるのだ。

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