小澤拓(おざわたく) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

マルナゲカンリ株式会社

代表取締役CEO

小澤 拓 おざわ たく

中小企業こそが日本の成長の鍵
演出家タイプ
演出家タイプ

1985年1月24日生まれ(40歳)
神奈川県出身
早稲田大学法学部

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

・単なる「先生」ではなく、実際に事業を行って、会社を経営してきたことから、中小企業の経営者が悩むポイント等を実際に分かっていること。
・コンサルティングを通じて管理業務をはじめとした業務標準化・効率化のノウハウを学んできたこと。
・中小企業~新興上場企業スコープに限って言えば、にはなるが、企画等の立案だけでなく実際に手を動かしてオペレーションを遂行し、マネジメントするところを、バックオフィスの全領域だけでなく事業サイド含めて一通りやってきたことと、その一つの結果としてIPOの実現まで経験していること。

このように、これまでのキャリアの中で培ってきた、士業専門家としての専門性だけでなく、コンサル時代に経験したシェアードサービスセンター構築PJでの業務設計経験、事業会社IPO・起業・M&A・経験を経て得た経営と事業の推進力を通じ、現在展開しているサービスについて、徹底した業務オペレーションの標準化とそれに基づくサービスの低価格化を実現している。
中小企業を何とか元気にしたい、サポートしたいと考えたときに、自分たちにできることは何か、の答えがまさに上記であるので、強みと現在の仕事は完全に結びついている。
もう一つ、独自ではないかもしれないが、会計士という観点で培えた強みは「傾聴力」で、話を聞いて論点を整理、解決の道を示していく、というシンプルであるけれど、困っている人たちをサポートするという観点では非常に重要な能力もまた、これまでのキャリア、そして今現在の仕事に強く活かせていると思う。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

心は昔からよく動く方なので、あまりこれというのもないが、前々職の株式会社カドーの副社長、前職株式会社キューブの現会長の仕事への姿勢については多くを学ばせていただいた。新しいものを生み出すということ、新しいものを生み出すには多くのエネルギーが必要で、それに対して当然にコミットしていくということ。私自身が実際のモノづくりという意味でクリエイターになったことはないが、先も見ながら目の前の仕事も熱量高くプロダクトに落とし込んでいくということを自然にされている様を見て、自身の仕事は自分で創り出し、その仕事を必ず自分でやり切ろうと思うようになれたことには今でも感謝している。もちろんできなかったこともあるが、その時は周りが助けてくれたし、その人たちを自分も助けていく、いつの時代も人を求心できる人が経営者である会社には良いチームができるように思う。自身もそういった経営者となって、良いチームを作っていこうと思っているし、今後はそもそも自分の心が動くのではなく、人の心を動かしていけるようにしていきたい。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

現状は監査業務も行っていないので公認会計士としての悩みは全くないが、敢えてお伝えするならば、「深度」の話になるかと思う。
会計士をはじめ、各種士業は、その道の専門家であり、専門家でない方々との違いは圧倒的な知識でありそれに基づく考察力であり、になるかと思うが、私の場合は元々一つをひたすら掘り下げるというタイプではなく、幅広く色々な知識や経験を身に着けたいというタイプだったので、深度深く頑張る同期と自分を比較してダメだな俺は、と思ったことは何度もあった。ただこれもその後事業会社に転職してからは全く考えることは無くなった。非連続的な成長を志向して頑張ろうとすれば、そもそもどこまでいっても自分一人で全ての仕事を“完璧に”こなすことは不可能だし、自分ができなくとも他のメンバーができればよい、その代わり自分は別のことをできればよい。特に、一つの業務領域に関して自分より圧倒的に仕事ができる部下を採用し、それをマネジメントし責任を持つことができてこそ会社を成長させられる、と心掛けるようになってから、そして、それをある程度実践できてきたことは、結果的に自身を大きく成長させてくれたと思う。

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