大塚智久(おおつかともひさ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Porta Partners株式会社

代表取締役

大塚 智久 おおつか ともひさ

監査16年から独立起業へ─外資企業の経営まで担う、異色の実行支援型コンサルタント
冒険家タイプ
冒険家タイプ

1983年7月9日生まれ(41歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 経済学部

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

 スペック面での強みなら公認会計士としての経験と英語力。今の仕事はこの2つを100%活かせる仕事として選択したものだが、パーソナリティとしての強みだとすると、はて、何だろう。
 強いて上げるとすると「やりぬく力」だろうか。どんな仕事も途中でやめなければいつかは終わる。やめないから達成できる。それは監査業務を通じて体に染みついた価値観だ。監査には必ず期限があるから、当たり前のことを逆から言っているだけと言われればそれまでなのだが。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

 これもこうして改めて聞かれると、はて、何かあっただろうかと思う。強いて上げるとすると、監査クライアントと大きな論点で意見が衝突し、会議の場で、感情的な非難、罵倒を受けたことが1度だけあり、そのときだろうか。
 上司、自分、同僚の3人でチームを組んで対応した業務で、普段はクールな上司が悔し涙を流したことから、それにほだされて自分ももう一人も大泣きしてしまった。守秘義務の関係で詳しい話はできないが、プロとしてのプライドを著しく傷つけられたケースだった。心が動いた瞬間、というよりはプロとしての自信や信念が揺らいだ瞬間とでも言おうか。
 クライアントには受け入れてもらえなかったが、自分たちはプロとして間違ったことは言っていない、ということを、居酒屋で大の男3人で大泣きしながら確認し合った。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

 深く悩んだことは、たぶんない。渡英するまでの12年間、監査の仕事がつまらないとか、これでいいのか、などと考えたことはなかったし、帰国してトーマツに復帰し、独立の意思を固めるにあたっても、特段悩みはしなかった。成功する独立はどうしたら実現できるか、深く考えはしたけれど、深く悩んだわけではない。

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