大塚俊秀(おおつかとしひで) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

大塚俊秀公認会計士税理士事務所

代表

大塚 俊秀 おおつか としひで

経理と教育を支える未来志向の会計士
チームビルダータイプ
チームビルダータイプ

1976年9月27日生まれ(47歳)
茨城県出身 ・ 東京都在住
中央大学経済学部産業経済学科

7人生の目的と公認会計士という資格

 少し抽象的ですが、「人々がやさしさでみちあふれ、人生を自由に楽しんでいる世界」を創り出していくことが私の人生の目的だと考えています。
 少なくとも私の見える世界はそんな世界であってほしいし、そんな世界を創り出していこうと日々活動しています。人々がお互いを想い合い、人のために必要な手を差し伸べ合う、時には必要とあれば厳しいことも言いながら長期的な視点から幸せを願い合うという意味でやさしい社会であって欲しい。そして、そんな社会で一人一人が自由に自分のやりたいことを存分にチャレンジできる世界を創り出していきたいと考えています。
 この目的を達成するために、公認会計士という資格や、これまで培ってきた知識、経験は役立てていきたいと考えています。公認会計士という仕事を通して得た知識、経験を、私ができるかたちで世の中に還元することで、私の創りたい世界の創出に貢献していくつもりです。例えば、すでにお話した経理人材の育成であったり、起業の時に必要な税務手続や会計処理などをわかりやすく簡単に書籍などを通して伝えることで、起業にチャレンジしたい人に役立ててもらうなど、私にできることはいろいろあるのではないかと思います。
 おそらく世界から数字が無くなるということはないでしょうし、その数字を使った会計や、国家がある以上会計・税務は必須でしょう。公認会計士という「手段」を使って、自分が創り出したい世界の創出に貢献していきたいです。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

 まずは私が創り出したい世界感に共感いただける方と、仕事であれプライベートであれ、どのようなかたちでもいいので関わりあい、人生最後の日を迎えるまで楽しく生きていきたいと願っています。
 具体的に何をしていくかはまだまだこれからたくさん考え、実践していくことになるかと思いますが、今その時にできること、やりたいと思っていることをかたちにしていくつもりです。
 現在できること、やりたいこととしては、先述した通り、経理業界への貢献としての経理人材の育成です。研修などの人材育成を通して、経理業界を活性化させることに貢献していくつもりです。
 他に成し遂げたい事としては、例えば想いに共感できる企業へ社外役員として参画させていただいたり、ブログとして書き溜めた起業に関する会計・税務の記事を本にまとめて出版したり、自分自身でスクール(講座)を開設するなど、いろいろあります。やりたいことを一つずつ、楽しみながら実現していく予定です。
 それから、仕事や会計士資格の話とは少し放れますが、子供の成長に関わる活動を継続していきたいと考えています。私は現在、小学生の息子が所属するサッカーチームでパパコーチとして育成や審判をしています。審判資格も取得し、公式戦では何度かレフェリーを務めさせていただきました。子供の成長に関わらせていただくことで、たくさんの気づき、感動をいただいています。例えば、やる気がない様子でずっと伸び悩んでいました選手が、きっかけをつかみチームのエースになって驚かされたり、ある時、自分が采配した試合で残り10分で3点差をひっくり返して逆転勝利するといった奇跡のような体験をさせていただいたりと、私自身もびっくりするような経験や機会を通して、子供たちと一緒に成長する機会をいただいています。
 こういった活動を継続して、自分の子供だけでなく、地域等の子供たちの成長に少しでも貢献できる活動を継続していきたいと考えています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス:会計士を目指すならまずは未来の姿をイメージしよう

 まず、ここまでお読みくださり、ありがとうございました。「会計士の履歴書」というと、現在大活躍されている先生方の華々しい経歴が書かれていることが多いと思いますので、気持ちを盛り上げようと読んでくださってくれた方には、少し期待外れの内容だったかもしれません(苦笑)。
会計士もプロである前に普通の人であり、日々葛藤しながらもがいて成長し続けている一人の人です。そういう意味では、会計士を目指す受験生の皆さんと同じだと思いますし、人として優劣はありません。
 どんな職業でもそうだと思いますが、会計士にも華やかな一面も、泥臭い一面もあります。まずはそれを知っていただき、清濁併せ呑んで、その上で覚悟を持って会計士としてこれからの人生を生きていこうと決めている皆さんを、心から応援しています。
 そしてそんな皆さんと一緒に働き、語り合い、笑い合い、楽しく時間を共にすることを願って止みません。
 私は、会計士試験に合格するまでに約9年、受験回数にして7回を要しました。なぜあきらめずに、そんなにも勉強を継続できたのかというと、会計士となることを「決めて」、その姿をありありとイメージしてしまっていたからです。もちろん不合格の都度、何度もあきらめそうになったことはありました。ただ、そのたびに会計士になって働いている自分の姿が頭に浮かんで離れなかったのです。なぜかというと、私は会計士になることを「決めて」いたからです。受験回数7回という歴戦の勇者(笑)は今では少ないかもしれませんが、思い返しても無駄な時間は一つもありませんでしたし、すべての過去の時間が今の私を形成しています。それに、家族や友人など、まわりの協力なしには合格は絶対にあり得ませんでした。今でもとても感謝の気持ちでいっぱいです。
 受験のテクニック、勉強方法を教えてくれるところはたくさんあるからそちらにお任せして、私から伝えたいことは、会計士になることを強く決めて、イメージしてください、ということです。そんなことで試験に受かるなら苦労しないと思う方もいるかもしれませんが、最終的にはそれができているか否かで勝負が決まると言っても過言ではないと、私は思っています。どうか私のメッセージが少しでも参考になればうれしく思いますし、チャレンジャーを心から応援しています。

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