花房幸範(はなふさゆきのり) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

アカウンティングワークス株式会社

代表取締役

花房 幸範 はなふさ ゆきのり

後悔しない選択を導く会計士
起業家タイプ
起業家タイプ

1975年5月10日生まれ(49歳)
鳥取県出身 ・ 東京都在住
中央大学商学部会計学科

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的という高尚なテーマを持つほど偉い人間ではないのですが、何らかの形で少しでも社会に貢献できたら、という思いはあります。本当は大きな目的を持てれば良いのですが、今は目の前のお客様の課題と真摯に向き合って、その課題を一緒に解決することが、きっと社会貢献に繋がるであろうという思いで、日々の仕事をしています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

社員を抱えていますから、まずはこの会社を、自分がいなくても回っていく、継続していくような組織にすることが一番の目標です。それには一定の規模が必要でしょうし、いかに良い人財を獲得し、育成していくかということも課題です。それができるまで、将来の夢というものはなかなか持てないと思いますが、漠然と、会計事務所以外の、世の中の役に立つ事業にも携わることができれば、と思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

何が成功で何が失敗か、その時の選択が正しかったのかどうかというのは、正解がないので難しい質問ですね。自分自身が後悔しない選択をして、選択した以上はそれが最良の選択であったと思うしかないと思っています。突き詰めていくと、最後は哲学的な物や宗教的な考え方になるのかもしれませんが、自分自身の価値観の軸を持ち、それを守ることが大事なように思います。自分自身は、常に謙虚な気持ち・姿勢でいること、チャレンジ精神を失わず新しいことに積極的に取組むこと、責任感を持つこと、様々な事柄にアンテナを張ること、向上心を保つこと等を(実戦できているかどうかは別として)信条としています。
仮に、「後悔しない人生を目指すなら」とさせてもらうと、選択肢を多く持つこと、そのために情報を集めて必要な努力をすること、とアドバイスしたいです。抽象的でしょうか?私が事ある毎に学生の皆さんに言っているシェイクスピアの「人生は選択の連続である」という言葉があります。選択をするためには、情報を知らないといけません。知らないことは選択できないからです。私はたまたま公認会計士という資格の存在を、高校生の時に知ったので、それを目指すという選択、そのために商学部に入るという選択(それがベストかどうかは分かりませんが)を行うことができました。選択肢を広げるためには、若いうちは特に「人に会って話を聞く」、「旅をして見聞を広める」、「本を読んで知識を広げる」、ことをした方が良いですよ。会計士が良いのかどうか、会計士として監査をするのが自分に合っているのかどうか、事業会社で活躍するのが良いか、自分で会計事務所を運営するのが良いか、やってみなければ分からない部分はもちろんありますが、すでに周りに行っている人がいる分野であれば、聞いたり読んだりする機会は作れると思います。私自身は仕事の選択について、会計士を選んだことを除けば強い意思決定をした記憶はあまりないのですが、何となくも含めて選択した以上は、それが最良と思って前を向くようにしています。仕事をするには面白い方が良いに決まっていますからね。
それから、自分を厳しい環境に置いた方が良いと思います。 ブラック企業と言うが、何をもって「ブラック」と言っているのか。つまり、仕事に対しての厳しさがある環境という意味なら、むしろ良い企業だと思っているんです。日本は「結果の平等」を求める文化ですが、グローバルで重視されるのは「機会の平等」です。働きたい人は働けば良いし、働きたくない人は働かなくて良い。その代わり、個人の成長もそれ相応ですよ、ということが平等だと思います。そういった価値観がもっとあっても良いのではないでしょうか。

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