反町好克(そりまちよしかつ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社ジョブクラウン

経営管理部

代表取締役

反町 好克 そりまち よしかつ

ジャパンブランドで世界に挑む社長会計士
革命家タイプ
革命家タイプ

1985年9月3日生まれ(38歳)
群馬県出身 ・ 東京都在住
日本大学商学部会計学科

7人生の目的と公認会計士という資格

一生現役で社会の改善に貢献することが私の人生の目的です。力尽きる寸前まで、世の中を改革するために全力でモノづくり、仕組みづくり、人を育てること、そして大好きな経営を続けていきたいと考えています。ジョブクラウンを経営し始めて約8年になりますが、会計とは全く関係のない業種であるため、初めの3・4年は「会計士の資格はいらないだろう。むしろ営業やエンジニアリングを学んだ方が良いだろう」と考えていました。しかし、今になって、会計士の資格があるからこそ、私たちが提供するコンテンツやエンジニアを育てる取り組みが多くのクライアントに響いていることを実感しています。
例えば、現在進めている中小企業向けの教育コンテンツは、助成金を活用して実質無料で研修を導入してもらい、社員のスキルアップを促進するという取り組みがかなりの反響を呼んでいます。
一般的には「無料より怪しいものはない」と思われることが多いですが、「公認会計士の目から見ても安心で、おすすめのコンテンツですよ」と一言加えるだけで信頼を得やすくなります。新しいコンテンツの導入支援において、社長が会計士であることだけで、「じゃあやりましょう」となることや、金融機関の審査が円滑に進み、支援を受けやすくなることもあります。営業面や信頼面において、公認会計士という資格は一生現役で働き続けるためには最高の資格だと考えます。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

長期的な夢としてはジャパンブランドを活かし、ジョブクラウンを世界に革命を起こせる企業に育て上げることが目標です。日本人の、調和を大切にする姿勢や生真面目さ、ミスに気づける細やかさといった気質は、ITやDXにおいて非常に強力で、世界において類を見ないほどの強みです。サッカーでも、以前は日本はヨーロッパに負けていましたが、現在はFIFAランキングでドイツにも勝つなど、一人一人の個の力だけではなく、チーム力や生真面目さなどの要素で勝っているところまで追い上げてきました。これは我々の業界でも同じような変革を起こせる可能性があるということを、人生をかけて実現していきたいと考えています。
日本人エンジニアが「ジャパンブランド」のもとで、世界で戦える存在としてさらに広がっていけば、逆にGoogleやAmazonなどの世界的なコンテンツに匹敵するようなものを生み出せるかもしれないと感じています。
特に日本のモノづくりの力は非常に強力であり、これまで製造業のモノづくりに従事していた人材が、今後はITやDXのモノづくりのスキルを身につければ、世界を変革できるほどのポテンシャルを秘めていると信じています。実際に、日本のエンジニアを採用したいと考える海外の日系企業はたくさんあります。また、「日本人の真面目さや緻密さは他の国にはないよね」といった言葉を海外の企業から頻繁に聞くこともあります。
この長期的な夢を達成するためには、ますます日本国内のエンジニアの数を増やし、同時に世界で戦えるエンジニアを育成することにコミットしています。そして、最終的には上場を果たしたいと考えています。今は主に中小企業を対象に営業を展開しています。大企業では様々なステークホルダーが存在し、社長や役員の意向が変わっても、その変化が組織に浸透するのに時間がかかることがあります。一方で、10人から300人ほどの中小企業、特にIPOの準備に入っていない企業では、経営陣の意思が変わると瞬時に組織全体が変わることがあります。
仕事量が多いため、私としては大変ではありますが、お客様に思考の変化を感じていただけている実感があり、それが今は非常に楽しくやりがいにつながっています。
ただ、世界を視野に入れた夢を実現するためには、上場企業としての資金力、提案力、影響力が必要になります。そのため、上場を達成することが目標です。上場後には、海外で戦えるジャパンブランドのエンジニアたちによる新しいモノづくりや、全世界にジャパンブランドのエンジニアを提供できる環境づくりなどが見えてくると考えています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

自分が一生を通じて何を成し遂げるかをしっかりと見つめ直すことが重要だと考えます。エンジニアも同様に、「今」何をするのかに焦点が当たりがちですが、一生を通しての大きな目標や成し遂げたいことを明確にし、それに基づいて今何をするかを考えることが良いと思います。確かに、一生を見据えるほどの大きな視点は難しいかもしれませんが、5年後や10年後に自分がどういう人物であり、周りからどのように見られたいのかを定期的に見つめ直すことは重要です。それによって、今後のアクションが明確になります。具体的には、資格の取得、営業力の向上、あるいは異なるジャンルへの挑戦など、個々の目標が自然に導き出されるでしょう。
一生かけてやりたいことが見つからない場合、「なんで今ここにいるんだっけ、自分って何がしたいんだっけ」という基本的な問いに向き合い、自分のルーツを辿ることが一つの良いスタートだと思います。この過程で、自分の内面に意識を向けるようになります。自己分析を否定するつもりはありませんが、絶対に外部に出て他人から助けを受ける方が良いと思います。私は「自分の中だけには答えがあるとは限らない」という信念で生きており、わからないことは積極的に尋ね、社員の方々にも助けてもらっています。小学校や幼稚園の友達と再会してみるか、しばらく家族に会っていない場合は再び会ってみて、「今の自分ってどう思う?」と尋ねてみるのも良いでしょう。また、自分が興味を持っている分野に進んでいる人がいれば、その人に会って話を聞いてみたりすることも役立ちます。一生かけてやりたいことが明確になれば、その目標に向かってブレずに進むことが重要ですね!

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