新井成道(あらいなるみち) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社オトバンク

コーポレート本部

取締役CFO

新井 成道 あらい なるみち

公認会計士として磨いてきた能力と幅広い経験をベンチャー企業CFOの立場で昇華させていく
調査官タイプ
調査官タイプ

1981年10月27日生まれ(42歳)
埼玉県出身 ・ 東京都在住
中央大学 商学部 卒業

調査官タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 0.8%

真面目で勤勉。活動的で向上心もあるため、仕事に対して誠実に取り組むことができる。
またストレス耐性もあり集中力も高いため、自身の職務を全うする計画性と責任感も持ち合わせている。
その反面、ルールや自分のこだわりを大切にする傾向があるため、周囲からの意見や新しい考えに対して批判的になることも。
形式や従来のやり方を大切にし、計画性を持って着実に物事に取り組むことができる。

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1キャリアサマリー
2003年10月
新日本有限責任監査法人に入所
国内監査業務に従事
ITコンサルティング業、アパレル製造小売業、食品メーカー、化学メーカー等のクライアントを担当
公認会計士として業務領域を広げたいという想いから転職
2009年8月
株式会社AGSコンサルティングに入社
IPO支援業務、企業再生支援業務、ファンドのハンズオン・バックオフィス業務、財務DD業務、税務顧問業務等、幅広い業務に関与
名古屋に赴任し、支社立ち上げを経験
これまで培った経験を1社だけに注ぎたい、自分の力で会社を成長させたいという想いから転職
2017年2月
株式会社オトバンクに入社
取締役CFO兼コーポレート本部長として、管理業務全体を所管
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

新日本有限責任監査法人には約6年在籍し、主に国内監査業務に従事していました。当時、新日本監査法人のパートナーの中には個人事務所を持っていた方もおり、入所して数年間は当時パートナーだった先生が設立していた個人の公認会計士事務所で勤務していました。

その個人事務所は「会計監査人という独立の立場を守りつついかにお客様(=クライアント)のために価値を出せるか」を、徹底している事務所でした。そのため、常に「数字をチェックするだけなら誰にでもできる。それは本当にお客様のためになっているのか?」と問われていました。監査人として独立性に違反しない範囲でお客様のためになるなら、と何でもしていたと思います。

そのような環境でお客様や仕事と向き合っているうちに「お客様のための仕事」がどんなものなのか身につき、公認会計士の仕事に対する考え方の「柱」が作られたと思います。それと同時に、「公認会計士としてお客様に貢献できる仕事は監査法人の外の方がたくさんあるのではないか?」と考えるようにもなりました。

監査人として独立性を維持することと、お客様に寄り添うことについて、私の中で相反すると感じることが多くなったことや、管理職であるマネージャーになるかどうかのタイミングも重なり、公認会計士としてのキャリアの幅をもっと広げ、「お客様に貢献する仕事」をするために転職を決意しました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

監査法人退職後、会計系のコンサルティングファームであるAGSコンサルティングに入社しました。
監査法人を退職した理由は「公認会計士としてのキャリアの幅を広げ、仕事を通してお客様に貢献する」ことにありましたので、その基本方針に基づき当時の市場環境に合わせてキャリアを形成していきました。

まずは税務顧問業務からスタートしました。これは監査法人のクライアントは大企業ばかりでしたので、法人数の大半を占める中小企業にとって特に重要である税務業務を学びたいという想いからでした。

その後、リーマンショック以降の景気低迷期においては企業再生業務、経済が復調し株式上場する企業が増えてきたときにおいてはIPO支援業務やファンド運営業務に関与してきました。

ただ、コンサルタントは家庭教師のようなもので、その役割は事業を軌道に乗せたら終わってしまいます。コンサルタントとして関与するなら、社内の売上予算を達成するために10社程度は顧問先を抱えないといけませんから、1社に注げる力も10分の1になる。私としては「最後まで付き合いたいのに」という思いと「自分の力を1社に100%注ぎたい」と思っていたこともあって、事業会社への転職を決意しました。公認会計士のジェネラリストを目指していたので「監査法人」「コンサルティング」と経験したため、残りは「事業会社」だけだったというのもあります。

現在は、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」(https://audiobook.jp/)を運営する株式会社オトバンクにて取締役CFO兼コーポレート本部長として働いております。
仕事の内容に関しては、まだ入社して1年半と短いですが、求められる役割と対応する業務が月単位で変わるイメージです。

現職での一番の責務は「日本においてオーディオブックの認知度を高め、オーディオブック市場を拡大すること」。今はCFOとして株主対応や取締役会対応、資金調達、事業計画の策定などはもちろん行っていますし、それ以外では、備品管理の仕組みづくりやオトバンク独自の給与体系・人事評価制度についても対応しております。

部署間の横断的なつながりを濃くしたいと思っているので、「つなぎ役」としての役割も意識しています。
「CFO=財務責任者」というと堅いイメージであり業務も限定されていると思われるかもしれませんが、要はCEOとCTOがやらない・やれない仕事を担うのがCFOの役割だと考えています。

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