荒井大幸(あらいひろゆき) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

荒井会計事務所

代表

荒井 大幸 あらい ひろゆき

企業税務と資産税務を一気通貫で請け負う。経営者の黒子に徹し不断の努力を欠かさない二代目公認会計士・税理士
先生タイプ
先生タイプ

1982年7月3日生まれ(42歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
学習院大学 経済学部経営学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

3.今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパスで述べた通り、私の強みは企業税務と資産税務を一気通貫で請け負えることである。企業税務に関しては逆立ちしてもBig4には敵わない。資産税務についても特化型事務所に軍配が上がるだろう。

しかし、税務の総合力でお客様の満足度を高められることが私の強みである。お客様からすれば法人税務に長けた税理士と資産税務を得意とする税理士を併用することで、専門化の利益を享受できるメリットは確かにある。

ただ、お客様は双方の税理士に同じ内容の説明を2度する必要が生じてしまう上、伝達漏れがお客様の税務メリットの取り損ねに繋がったり、税理士からすれば思わぬ事故に繋がったりするケースも出てくるだろう。

だからこそ企業税務と資産税務を一気通貫で請け負うことでお客様の満足度は高まるのである。勿論、法人税務・資産税務それぞれ膨大な知識と経験を必要としおり、それを1人でこなそうとするには私自身の継続的かつ不断の努力が必要なことは言うまでもない。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

私の仕事はプロジェクトベースのスポット業務ではなく、継続的な税務業務であるので、業務の区切りは薄く、1つ1つの仕事を仕上げたことに対する達成感はあっても感動的なやり切った感や解放感はない。

しかしお客様から質問のあった事項や、お客様に有用な提案をする為に調べものを重ね、答えを探し、見つけて出す時間それ自体が私自身に満足度をもたらしているように思う。

元々、調べものが好きなのである。調べる為のツール(書籍やデータベース、研修受講など)には投資を惜しまないし、調べる時間は削らない。これができるのが独立していることの良さでもある。時々、行き過ぎて自己満足に陥ってしまうことがあるのが私の問題点でもあるのだけれど。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士は地頭の良い方やスマートでバランス感覚に優れた方が多いと思う。また、監査法人では若くしてマネジメント経験を積むことができる為、限られたリソースを活かしてチームプレーで定められた期限内にプロジェクトを遂行する能力に優れているのが長所であるとも思う。

しかし、これが度を越して自らの手を動かさず、自らの口と他人の手だけを動かして物事を完結させることができる、しかもそれが当然だと考えている、人の痛みがわからない公認会計士に時々出会うことがあり、悲しい気持ちになる。

自らも同じ轍を踏むことのないよう、複数名で組んで独立する公認会計士も多い中で、敢えて1人で独立するという道を選んだ。全て自らが手を動かし、お客様と直接向き合ってコミュニケーションを取り、お客様から評価されるもされないも全ては自分次第という環境で仕事をしている。また人を雇うストレスからも人に雇われるストレスからも解放され、充実した毎日を過ごしている。

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