波多野佐知子(はたのさちこ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
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株式会社じげん

経営管理部

執行役員

波多野 佐知子 はたの さちこ

未経験分野や困難な事態に直面した時でも臆せず立ち向かい楽しむ強さをもつ
編集者タイプ
編集者タイプ

40代
愛知県出身 ・ 非公開在住
名古屋大学経済学部 卒業

編集者タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 1.6%

ストレス耐性が強いため、予測していない事態に陥っても落ち着いた行動をとることができる。
周囲と積極的にコミュニケーションをとらない傾向にあるため、内向的な印象を持たれがちである。
しかしその反面、一歩引いて状況を客観的に分析できるため、臨機応変で柔軟な対応を選択できる。
ルールを重んじるため、革新的で目新しい意見に対し壁を作ってしまうことも。
集団よりも個を大切にする傾向にある。

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1キャリアサマリー
【特別動画】
波多野佐知子#1波多野佐知子#2波多野佐知子#3
2006 年
あずさ監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人) 入所
2011 年
ライフネット生命保険株式会社 入社
2018 年
株式会社じげん 入社

父が開業した会計士であることで、幼い頃から資格について馴染みがありました。仕事の内容を深く理解していたわけではなかったものの、物心ついた頃から父に「絶対向いているから、将来目指しなさい」と言われ続け、刷り込み効果により、なんとなく良さそうというイメージを持っていました。小さい頃から習い事も勉強も好きで、小学校~高校まで、今でも続けているクラシック・バレエの他、ピアノ・習字・学習塾・水泳等、自分で一日に複数詰め込んでこなしていました。中学高校の時は、バレエをやりたいから、親に勉強もできていることを見せ続けていました。父が大学3年生の時に試験に合格していることから、大学入学直後より資格の勉強をするように勧められましたが、大学入試直後にまた勉強というマインドにはなれず、1年間勉強はしないと父に宣言し、その代わり会計士試験に1発合格しなければ、その後勉強に必要な受講料は自分で払うと約束をしました。大学1年の時は学園祭の実行委員、アルバイトを常に3つほど掛け持ち、授業の前の早朝から働いたり、バレエの舞台オーディションにチャレンジしたり、舞台や撮影モデルの仕事をしてみたり、単位は1年生の時に可能な限り取り切るということで、忙しくも充実した日々を送りました。大学2年生より会計士の勉強をはじめ、2回目の受験で合格。好奇心に勝てず、地元の監査法人ではなく、東京の監査法人に就職。親元で過ごすと思い込んでいた父を大変驚かせてしまいました。
2006年に、あずさ監査法人入所、国際事業部配属。法定監査業務を中心とし、インチャージを経験したのち、2011年にIPO準備中のライフネット生命に入社。IPO準備を経験し、途中約半年の産休育休を挟み、経理部長として経理実務全般に従事。勤務していたライフネット生命は、「子育て世代を応援する」会社で、大変働きやすい環境で周囲の理解もあり、何の不自由もなく仕事をさせてもらいました。一方で、妊娠が分かった頃から復職後しばらくは、仕事を取ってしまうと結局周囲に迷惑をかけてしまうと考え、自らあまり手をあげないようにしていたため、もどかしさも感じました。仕事と子育ての両立のペースを掴んできた頃、独身の時のようにフルで仕事をする時期は訪れないと思い、そうであれば人より短い仕事の時間を、より濃密にしていきたいと考えるようになりました。その頃、会社の研修のトライアルの一環で受講させてもらったグロービスの講座にて興味が広がり、勢いづいてグロービス経営大学大学院への入学を決めました。そして仕事においても、ライフネット生命は大好きな会社であったにもかかわらず、変化のスピードが速くスキルの幅が広がりやすい環境を求めて、現職の㈱じげんに入社。経営管理部部長として経理・労務・総務・法務を所管しています。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

会計士試験合格後、2006年にあずさ監査法人に入所しました。新試験制度初年度、J-SOX適用の直前であり、超売り手市場の時期でした。試験に合格することが目的化していて、試験にさえ受かればパラダイスのようなイメージでいたため、働くビジョンを持たないままの就職でした。新人の頃は、仕事に身が入っていませんでした。クライアントにも先輩方にも多大な迷惑をかけておきながら、自分自身は当事者意識に欠けていたと思います。次年度のリクルートのため新人の仕事風景を紹介するDVDに出ておきながら、実際の仕事ぶりは決してお手本にはならない恥ずかしいものでした。
意識が大きく変わったのは、3年目以降、インチャージ経験をしはじめてからです。クライアントの窓口になり、経理の責任者等から会計処理やその他日々のお困りごと等について、頻繁に相談を受けるようになりました。監査上は問題にならないような重要性が低いことについても、現場では解決できずに困っていたり、「会計士にお墨付きをもらえれば進められる」と自分の親ほどの年齢の役員や部長からも相談される立場になり、自分の伝え方一つで会社の意思決定も変え得る責任の重さも実感するようになりました。他にも、癖の強いクライアントの方に対して私が尻込みしてしまうと、マネージャーやパートナーに対応させることになり、仮にトラブルが起きても庇う人がいなくなってしまいますが、インチャージレベルでトラブルを起こしたのが私であれば、後で上司がフォローするという余幅を生むことができると気付き、全体最適を見て、チームの中で自分がどのような役割を担うべきかも考えるようになりました。視野が広がったことで自分のcontrollableな領域も広がり、他責が減り、仕事を自分で回していく感覚になり楽しくなってきました。この頃から、責任を持つ→当事者意識が上がる→全力で自分のできることをやる→成長する→評価される→さらに責任を持つ、という好循環が生まれ、この経験が、その後の自身の仕事の選択に影響を及ぼしているように思います。逆に仕事で行き詰まる時は、この循環が上手く回っていない時です。周囲からはストイックと言われることもありますが、自分自身を責任ある立場に追い込み、できるかできないか以前にやらざるを得ない状況を作り、なんとか形にする、ということを繰り返しています。前職のライフネット生命への転職は、会社の当事者となり、少数精鋭で裁量のある環境を望んでのものでした。現職のじげんへの転職も、未経験分野に対する自分の責任の幅を広げられる環境を望んでのものです。ただし、責任ある立場になればなるほど、会社側からするとできるかどうか分からない人を据えるのはリスクが伴います。仕事を与えてくれる側(対価を払う側)には、経験がない、またはできるかどうか分からない、相手のニーズに応えられない可能性がある、ということは正直に伝える必要があると感じます。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

じげんに入社した最大の理由は、会社の成長スピードが早いため組織がそのスピードに追い付いていないことによる白地の多さと、M&Aをはじめコーポレートアクションが活発でやりがいを感じられると考えたからです。
前者の組織に関して言うと、スタートアップではコーポレート人員は一人何役も行います。通常、会社が大きくなればなるほど組織の細分化が進みます。例えばコーポレートでも、経理・法務・人事労務・・・と職域別に部が構成されていき、その分各部で深い専門性が要求されるようになります。じげんはちょうどその狭間にあり、部としては細分化が進んでいないものの、それぞれで専門性が求められています。例えば、経理一つとっても、海外を含むグループ会社10社程度の連結決算・上場実務の他、IFRSを導入しているためその知識も必要となり、新規取引や新たな会社の買収を行う際は、IFRSに照らした論点整理が必要になります。急激にコーポレートの陣容も揃えているため、マネジメント層は不足しています。入社当時の経営管理部の構成は、経理と法務のみで、当初は自身の専門性によりほぼ経理に特化していましたが、現在は、経理・法務・労務・総務といった領域に広がっています。部の人数も、職域そのものの増加と職域ごとの必要人員の増加という両方の要因で、入社当時7名程度から、約1年半で20名弱となりました。
後者のコーポレートアクションについては、必ずしも部主導のものばかりではありませんが、基本的にはグループ会社で起こることは、自部署の何らかには関係してきます。例えば、M&Aでも事業譲渡で事業は譲り受けるけれど人員は引き継がないといったタフなものもあったり、会社に資金が溜まればグループ内のキャッシュマネジメントを考える必要があったり。また株主に配当したり、人が増えたことでオフィスの移転を検討したり、営業強化のため支店の開設を進めたり、グループ内で合併をしたり、とさまざまなイベントが起こります。経理のように過去数字を集計するということはもちろんのこと、今会社で起こっている出来事に対応しつつ、将来の投資であるM&AのDDや採用を進める、また部長としては将来の会社や部のありたい姿も描いていく必要があります。よって、過去・現在・未来の全方位を見ながら仕事をする必要があり、このバランス感覚がとても重要と感じています。
私自身、入社当時は前職や監査法人時代の断片的な知識や経験は有していたものの、大半が未経験でした。前職は単一事業での成長戦略を描いていたためグループ会社もなく、所管は経理のみ、マネジメントするメンバーも5名未満でした。その状況から、三次元の方向で、計り知れない機会を多数与えていただき、特にはうまくいかずに自己嫌悪になることもありますが、周囲のサポートを存分に受けながら楽しく走り続けている、というところです。

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