会計士の履歴書
塩幡 勝典

塩幡公認会計士事務所

代表

塩幡 勝典

しおはた かつのり

会計税務を主体として「持続可能な社会の発展」のために!

1980年3月21日生まれ(46歳) 茨城県出身 東京都在住

慶應義塾大学 経済学部 卒業 2009年合格

塩幡 勝典

01

キャリアサマリー

2003

慶應義塾大学経済学部卒業

2008

都内監査法人入社

2009

公認会計士試験論文式試験合格

2013

公認会計士登録 監査法人では、事業会社の金商法監査、非営利法人、学校法人、社会福祉法人等、幅広く監査 業務を経験

2014

都内税理士法人入所    税理士法人では、一連の税務業務を経験するとともに、監査をする立場から計算書類を作成す る立場として、IFRS調整を含んだ連結財務諸表の作成、SPC業務、監査対応等を経験

2015

税理士登録、塩幡公認会計士事務所を開所

2018

現在に至る

02

監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

頑張ってもなかなか試験に合格しない(涙)、大きく重くなかなか開かない扉が私の会計業界の入り口でした。私は通常の試験合格、監査法人入社という流れとは異なり、受験の長期化と就職難の時代に突入する予想もあって、試験に合格する前に運よく監査法人に就職でき、翌年働きながら合格しました。不退転の思いで、「来年必ず合格するので雇ってください」、と懇願して採用してくれた先生には今でも心から感謝しています。

私の最初に就職した監査法人は、創始者の先生が学校法人会計の第一人者で、非営利法人を得意とした中規模の法人でした。具体的には、パートナー、常勤、非常勤職員合わせて40名規模で、業務は非営利分野に加えて上場会社の会計監査とその周辺業務がほとんどでした。キャリアになる経験は、上場企業の監査以外に、非営利系の監査をたくさん経験できたことです。非営利系の監査の経験をたくさんさせてもらったことは、その後独立するにあたっても現在も非常に役に立つもので、有意義な経験を積むことができました。

修了考査に合格して、公認会計士の登録を済ませ、在籍4年目には法人内のクライアントの業務の大半に関わることができました。監査業務の基礎も身についてきた頃、徐々に監査以外の仕事に幅を広げたいと思い、転職や独立といった選択を考えるようになりました。大学時代の友人達が大企業で働いていて、大企業同士の話を耳にすることが多かったので、大きな事務所や事業会社で仕事をしてみたいという憧れもありました。しかし、自分の年齢やキャリアを考えると、そういった場への転職等は非常に難しいと考えていました。同時に、学生時代に学び常に意識をしていた「独立」という思いが徐々に大きくなりだしたのもこの頃だったと思います。

勤務先の監査法人のパートナー、非常勤職員には独立して自分の事務所を設けている人が多かったので、独立した先輩会計士から独立後の話をたくさん聞けるような恵まれた環境にありました。成功だけでなく苦労やうまくいかなかった体験談を諸先輩方に聞かせて頂き、話を聞けば聞くほど、独立して自分で事務所をやってみたい!と強い気持ちが固まってきました。しかし、その当時の監査法人の経験のみだと独立するのに難しさを感じていたので、スキルアップのため、一度は世の中のニーズが多い中小企業の税務を経験したいと思い、次の転職先を税務一点に見据えました。

転職活動をして、税務を経験したことがない会計士が税理士事務所に転職できるケースは非常に限られているように思いました。しかし、どうしても税務を経験したく熱意を伝えた結果、税理士法人に転職でき、記帳から申告まで税務の一連の流れを経験することができ、非常に良い経験になりました。次の税理士法人では1年ちょっとの勤務でしたが、強い気持ちを持ち、覚悟を示して未来を切り拓くべく独立、公認会計士・税理士事務所を開所しました。事務所の理念は、「持続可能な発展」です。感謝と礼儀・礼節を大切にして誠実な仕事をし、社会にとっても、クライアントにとっても、弊所にとっても、「持続可能な発展」をすることこそ共通した目標になるのではないかと感じたからです。これは、私が30年来続けている剣道の教えに基づくものです。

塩幡 勝典さん

03

今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在独立して3年目に入りました。仕事の内容は、非営利系を中心として対応可能な監査と税務が大半です。税務は法人の顧問業務が多く、事業承継や相続なども含めた業務にも関わらせて頂いています。私の場合は監査法人での非営利系の業務の経験を強みとし、税理士法人での税務の経験から監査も税務も両方対応可能ということを強みにして、この二本柱で独立しました。
独立するにあたり、何で独立するか、という話はよく耳にします。税理士の方が独立する場合は税務で独立するのが大半だと思いますが、会計士の場合は、選択肢が多様にあるように感じています。
私は独立するにあたり、生涯現役で働きたいので、60歳以上の先輩の会計士の方の状況を参考にしました。若い年代の方からすると、おじさん、おじいさん会計士のキャリアはあまり格好良くない?と感じてしまうことが多いかもしれません。しかし、自分もいずれそういう年齢を迎えるのは間違いなく、独立して生涯現役で働いていたい、という第一の命題を考えると、そういった上の年次の会計士の方のキャリアは非常に参考になりました。
私の周りの現役で会計士税理士を業務としている年配の方々は、一般的な会計事務所を経営していることが多いです。もちろん監査法人のパートナーを退職して、監査役や監事をやっている方もいらっしゃいますが、私はまずは自分で事務所をやってみたかったので、役員等の会社内での業務のキャリアは参考程度にしました。。
会計士が得意とするデューデリジェンスやバリエーションなどもしていますが、そういった業務がメインにはなっていません。クライアントが法人・個人問わず、クライアントにとっても弊所にとっても「持続可能な発展」をもたらすには、継続した関係が重要だと考えているので、なるべく顧問業務が中心になるように心がけています。
監査法人と税理士法人の勤務で経験したことを全て無駄にすることなく、監査と税務で独立したので、副業のような特別なことはしていません。いわゆる一般的な会計事務所だと思います。雇用されている時とは違い、全ては自分に返ってくる、ということに大きな喜びを感じているので、やりがいはとても大きいです。少し話はそれますが、私は幼少の頃からずっと剣道をやっています。剣道の勝負は一瞬で、勝負には日頃の取り組み方などの人間性を大事にする教えがあります。独立して事務所を経営するにあたっても、同様に人間性を大事にして業務に取り組むことを心がけています。また、剣道は子どもから大人まで、一緒になってやる、そういった環境で育ったこともあり、今でも年齢を問わず人との関りが非常に好きです。会計事務所を運営する上で、たくさんの方に出会う機会を大事にして、より多くの情報を入手して社会のどういったニーズに応えることが出来るのかを常に模索しています。
現時点では、雇用を含めた事務所の拡大を目指しています。5年以内に一度個人業務としての事務所を軌道に乗せて、事務所を拡大するのに次のステージへ挑戦していきます。
今後も「持続可能な発展」の理念を大事にし、地道に監査と税務で業務を拡大し、事務所を拡大していきたいと思います。

04

あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

非営利分野(学校法人、社会福祉法人、医療法人、NPO法人など)で研鑽を積んだことが独自の強みです。そして、税理士法人での勤務で実務としての税務業務で研鑽を積んだので、世の中にたくさんある業務としての会計監査、税務に対応が可能というオールラウンダーとしての強みがあります。

上記のキャリアを基に独立したので、今現在の仕事は企業以外にも非営利分野を含めた会計税務が主です。いわゆる「やらずじまい」は避けて、機会を大事にして「やってみよう!」という姿勢でどんな業務も引き受けることが出来るのが強みです。結果、独立して3年目ですが、独立前に比べてさらにたくさんの業務に精通出来るようになったと思います。何でも知りたい!これって何!?という姿勢なので、オールラウンダーとしてどんな業務でも引き受けることができます。そして学生時代から社会人になって築いた様々な人脈で、自分が経験したことがない業務に関しては、気軽に相談できる同業者が非常にたくさんいることも強みの一つだと思います。ですので、経験したことがない業務であっても、エキスパートである諸先輩方や友人の助けを借りて、クライアントに最高のサービスを提供するように努めています。いつも助けて頂いている諸先輩方、友人達には感謝、感謝です。ありがとうございます。

よくこれからの会計事務所は特化型でないと生き残れないなど、特異性を強調する話を聞きます。私は現段階ではまだそこのステージに至っていません。本音を言えば、会計士や税理士という専門職のスキルの中で考えると、究極の独自の強みというのは現時点では構築しきれていません。例えば諸先輩方の中には、この分野なら、この人、みたいなブランディンされている方がいらっしゃると思います。現時点での私は、会計士として考えれば、高度な評価業務ができるわけではありませんし、税理士として考えても、高度な連結納税、組織再編税制、資産税等が得意なわけでもありません。私の本当の強みはどういった分野か、特化すべきかどうかというのは今後の課題にしています。今後の事務所の経営で、この分野なら塩幡だ!と言われるように研鑽を積み、ブランディングを進めていきたいと思っています。

塩幡 勝典さん

05

仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

仕事をしている中で、心が動くと感じるようになったのは、やはり独立してからです。独立直後から現在まで、そしてこれからも自分の行動が全部自分に返ってくるので、日々心は動かされています。
心が大きく動いたという点で、紹介して頂いた仕事の一つのエピソードを紹介したいと思います。監査法人時代の監査先で懇意にしていた経理課長がいました。私が独立してからしばらくして突然電話をくれました。何かな、と思えば、「会社の社員の親が亡くなって、相続税を申告する必要があるので、誰かいい税理士さん紹介してもらえないかと相談がきた。独立したら仕事を直接お願いしようとずっと思っていた。塩幡さん相続税やってるの?」とのことでした。もちろんYesです。内容は一般的な相続税の申告でしたが、当時は相続税の申告は経験が浅い状況でした。ご本人は、私の監査法人時代の仕事への取組みを非常に評価していてくれたようで、電話をくれたときは非常にうれしかったです。
亡くなった直後に相続税の申告というのは相続人にとっては非常に気が重たい話だと思います。他人が葬式直後に土足で自宅に上がり込むのもなかなか大変なことを身をもって体感しました。相続人の方は悲壮感漂うなかでしたが、何度か顔を合わせるうちに、お互いの空気感のようなものを感じとることができ、滞りなく申告を終了することができました。申告書を持参した最終日にお礼とお手紙を頂きましたが、ご主人を亡くした悲しみの中、誠実に対応してくれたことへの感謝の文に心から感激しました。立ち居振る舞いを含めて初めて自分の仕事をダイレクトに評価して頂いた瞬間であり、初心として忘れてはいけないとこの想い出を今でも大切に胸にしまっています。
また、独立してしみじみ思ったことがひとつあって、一人で独立したつもりでも、本当にたくさんの人に助けられて、生かされていると思いました。恥ずかしながら、独立して自分で稼ぐ、なんてかっこいいことを言っていた時もありました。いざ始まってみると仕事を紹介してもらうのも、難しい仕事に向き合ったときに相談することも一人ではできない自分の無力さを痛感しました。なので、どんな些細な事でも感謝の気持ちを忘れずに常に心を動かし、「持続可能な発展」という理念を忘れずに仕事をするように心掛けています。

06

公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士という仕事に関連して深く悩んだのは、一番は税理士法人への転職後でした。税理士法人への転職後は、業務を通じて記帳から各申告書の作成という基礎を学びましたが、当初全く記帳ができませんでした。ソフトの使い方がわからない、記帳の心構えがなっていないなど、足りないことばかりでミスを連発し、事務所のみなさんにご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。しかし、記帳が出来るようになったことで、何より消費税がわかるようになり、また丁寧に証憑を見ることが出来るようになりました。法人税の申告書の仕組み自体も作成を通じてよくわかるようになり、独立前には、あとはその都度調べてやっていこう、という状態になったので振り返れば良い修行期間となりました。

また公認会計士という仕事に関連して悩む以前に、同世代の人たちに比べて会計士としてのスタートが遅かったことでネガティブなってしまい、このネガティブを打破するのに苦労しました。受験生時代は三倍努力を心がけ、全身全霊で挑んだ試験も不合格が続きましました。大量合格も重なり一緒に勉強をしていた仲間はみんな合格していき、遂に受験を続けたのは一人になり、精神的にきつい数年間がありました。当時はなぜ不合格だったのか、自分に突き付けられた課題を明確に見つけられず、今考えると相当未熟だったと反省しております。

受験を通して完全にネガティブになっていましたが、ポジティブチェンジに成功する素晴らしい出会いがありました。独立を機に、先輩会計士に経営者がたくさんいる東京青年会議所への入会を勧められ、入会しました。東京青年会議所のメンバーはまさに多士済々で、起業した人や、他士業で独立した人、先祖代々の事業を引き継いでいる人など、それまでには出会えなかった人たちと関わったことで一気にポジティブチェンジしました。そしてようやく長くお付き合いしてきたコンプレックスとお別れすることに成功しました(笑)。東京青年会議所では、業種は違いますが自社の事業に取り組むメンバーと仲間になり、たくさんの機会を提供してもらいながら共に仕事に直接関係しない活動をすることで、いつしかエネルギーを自分に向けることができるようになりました。

今では反省こそしますが、出来るだけ過去を忘れて、今と未来に向かって生きることができるようになりました。嫌なことがあった時はいつまでも引きずらないようにし、お酒でも飲んで騒いで切り替えるようにしています。まだまだ未熟ですが、だいぶ大人になったと思います(笑)。

07

人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的を一言でいうと、「挑戦すること」です。公認会計士という資格をとったので、公認会計士という仕事で人生に挑戦していきたいと思っています。独立の気概を十分に持っていましたが、独立前は不安が先行していたように思います。それでも今後の可能性を信じて、独立して一からやろう!と決めたのは、“夢”があったからです。受験生の時は会計士になるのが夢だったし、勤務時代は独立するのが夢でした。しかし、いざ会計士になって独立すると、これは夢ではく目標だったと気づきました。“夢”はいつももっと届かないようなところにあるような気がしています。その夢を実現するために、小さな目標という道しるべを自分で立てて、挑戦していくことが人生の目的です。事務所を立ち上げて間もないし、気持ち的にはまだまだ序盤戦であって、人生のゴールはずっと先に設定しています。20代は受験勉強が続きあまり仕事ができなかったので、蓄積されたエネルギーはまだまだたくさんあります。熱量を生涯大事にして、仕事は自分の人生を表現する舞台と捉え、最後まで舞台で演じ切りたいと思います。

また、挑戦する上で大事にしたいのは「姿勢」です。どうやって頑張っていたか、どうやって生きていたか、そういう姿勢です。今を頑張っている姿こそが未来に繋がっていると思っています。私の仕事は公認会計士なので、この資格を最大限に活かして、会計税務の仕事に取り組むことを意識しています。その時々に全力を尽くすことが大事だと感じているので、こんな生き方があったんだ、あんな生き方もあったんだ。じゃあ次はこんなことをやってみよう、と挑戦し続けることが人生の目的です。

もうすぐ40代に突入しますが、体力、気力、知力をできる限り高くし、「人生の本舞台は常に将来に在り」という気持ちで人生はこれからです。5年先の未来も全く予測できませんが、切り拓く未来がとても楽しみです。

塩幡 勝典さん

08

これから成し遂げたい事、将来の夢

これから成し遂げたい事、将来の夢は、2つあります。1つは全国のすみずみまで会計税務のサービスを展開していくことです。私は、会計事務所は社会のインフラだと思っています。お金が集まれば、必ず会計が必要になり、会計が必要になれば、状況に応じて、税務や監査が必要になります。人が集まるところにお金が集まれば、会計事務所の役割が出てくるので、社会において各地域を担当する会計事務所は必要だと思っています。
現在の日本は少子高齢化、人口減少、地方創生といった多くの課題を抱え、付随するように会計事務所の高齢化や廃業によりクライアントが路頭に迷う話も少なからず聞くようになりました。地域によっては会計士や税理士がいなく、現在担当されている高齢の先生がいなくなったら、会計事務所が街からなくなってしまうといった持続不能な状況も耳にするようになりました。会計事務所も事業会社同様に事業承継が必要な時代を迎えています。「持続可能な発展」のために、たくさんの情報を入手して、広い視野や大きな視点で社会課題を解決していきたいと思います。

公認会計士法第1条では、公認会計士の使命が明文化されており、公認会計士には素晴らしい使命があります。私も一人の公認会計士として使命を果たしていきたいです。「持続可能な発展」のために、公認会計士が不足する地域に貢献し、微力ながら国民経済の健全な発展に寄与していくことがこれから成し遂げたいことです。
2つ目は、公認会計士の知名度を向上させて業界全体としての業務拡大を図ることです。現在日本公認会計士協会東京会の中小企業支援対応委員会の副委員長を拝命しております。中小企業への支援として公認会計士が何が出来るかを社会にPRし、東京弁護士会や金融機関など他の団体と連携して活動をしています。中小企業における公認会計士の知名度の向上はまだまだ余地があります。お世話になっている業界に対して、公の気持ちを大事にし、会務を通して貢献していきたいと思います。少しでも会務に興味がある方は、会務を通して業界全体を盛り上げるべくぜひ一緒にやりましょう!

塩幡 勝典さん

09

キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

私もまだまだ発展途上で若輩者なので、一緒に頑張っていきましょう、ということでアドバイスとさせて頂きます。まず覚悟を示して、自分の人生のゴールをどう考えるかで今後のキャリアを作りやすくなると思います。会計士には多様な選択肢があるので、一人として同じ人生はないし、何も似たような人生を歩む必要はないと思います。監査法人に残るもよし、CFOになるのもよし、会社を経営するのもよし、多様な選択肢があるので、その多様な選択肢の中から自分の将来を覚悟をもって決めることが大事だと思います。将来を決める際には、ぜひ自分の60歳、70歳さらにはもっと先の自分の姿を想像して頂き、想像した姿を目指すとキャリアを決めやすいです。私自身も諸先輩方の人生をたくさん参考にさせて頂きました。

覚悟を決めるという事は、単に監査法人に残る、転職する、独立するなどと決めることではありません。どういう風に未来を切り拓きたいから転職する、独立するなど意思を大事にし、自分の決めた道を自分で歩むということです。覚悟をもって決めた道であれば、自分の自分らしい人生を、ときには苦しいけど頑張ってみる。そうすることで人生が拓けてくるような気がしています。私はそういう意識で日々を過ごしています。

最近は少し年次もあがり、監査法人に勤務する後輩会計士からキャリアについて相談を受けるようになりました。気持ちはよくわかります(笑)が、「監査がつまらない。やりがいがない」「職場があっていない」などの思考はずっと続きます。なので、この思考は異動や転職してもお付き合いは続きますね。独立すると生活がかかってくるので、この思考は否が応にもなくなります。どちらがいいというのではなく、ポジティブな思考でキャリアを決めないと、ずっと自分のキャリアに不満を持つ可能性が高くなるので、要注意です。私は独立の道を選び、たくさんの喜びと少々の辛さも味わっているので、今後独立してくれる人が増えて欲しいな、と思っています。

会計士受験生の方へ
合格後の未来は、自分次第で公認会計士というパスポートを使ってたくさんの関りと無限の可能性が待っていす。不運に不合格が続いている状況でも、諦めなければ合格する試験だと思います。私も大いに苦労しましたが、今や良き想い出ですので、歯を食いしばって頑張ってください。合格したら安泰という時代は大分前に終わったので、よく言われることですが、合格後がスタートになります。ぜひ合格して業界の仲間になれることを祈念しています。