
株式会社 International CPA Firms
代表取締役
大木 宣幸
おおき のぶゆき
目指すは国際不動産投資の第一人者
東京都出身 東京都在住
中央大学商学部会計学科 2007年合格

01
キャリアサマリー
公認会計士試験合格
新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)・・・国内監査部門に従事
税理士法人 深代会計事務所・・・不動産に特化した税務業務を行う
大手不動産会社出向・・・富裕層向けの不動産税務コンサルや海外投資家向け案件を扱う
株式会社International CPA Firms代表就任・・・国際案件に特化したコンサル業務を行う
【保有資格】
公認会計士、税理士、宅地建物取引士、不動産証券化協会認定マスター
【公職】
公認会計士協会 豊島会会長
会計士試験合格後、大手監査法人、資産税特化の税理士法人、不動産会社への出向を得て、国際案件に特化したコンサルティング会社を起業。
公認会計士でも珍しい、「海外から日本へのインバウンド不動産投資」に特化したコンサルティングを実施。
資産税と国際税務を合体させて、台湾・シンガポール・香港・中国等でウルトラ富裕層といわれる海外投資家へ、日本投資セミナーを開催!!
周りに非常に優秀な方が多い会計士の業界で、どのように自分の価値を見出すか?差別化するか?
このままでは平凡な会計士で終わってしまう。それで本当によいのかと随分と悩み、危機感を抱きました。
不思議な話なのですが、2019年の秋のある日、空を見ていたらアイデアがフッとふって湧いてきました。まるで空からふってくるように。
「自身の得意な会計税務、不動産。そしてインバウンドを合体させて、世界中から日本に投資を呼ぼう」と。
覚醒というのですかね。「人には決めたことは必ず達成する力がある!」と力が湧いてきて。
そこから人が変わったように、挑戦を起こしました。
「人がやらない分野で行動を起こし」「失敗を恐れず果敢に挑戦」しよう。そして「仕事を楽しもう」と。
今は2030年までに、日本への国際不動産投資の分野で、第一人者を目指しています!
02
監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ
【監査法人時代2007年~2013年】
6年ほど新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)の国内監査部門に勤務しました。
キャリアの初めとして、会社全体の仕組みを見ることができたのは、非常によい経験でした。
クライアント先に金融機関が多い部門でしたので、自己査定など銀行側の目線を知ることができ、今でも業務の役に立っています。
ただ、監査法人では平凡で、特に目立つような感じではありませんでした。周りにはたくさんの優秀な方が多くて、仕事も出来て。当時の方には、私の印象は薄いと思います(笑)。
この経験が、後のポジショニングの重要性を意識することにつながっています。
【税理士法人時代 2013年~2019年】
監査法人をシニアの年次で退職しました。
クライアントから感謝される仕事がしたいと、次は個人や中小企業向けの業務ができる事務所を探していました。
その中でも、相続などの資産税業務を行いたかったのです。今後の少子高齢化を見据えてです。
ただ、税務業務は未経験でしたので、なかなか転職先が見つかりませんでした。
「公認会計士登録はしているけど、監査以外に実務経験がないなら、使いにくい」と転職支援会社の方に言われてしまって(笑)。
これは参ったなぁ、と思っているときに、たまたま資産税業務に特化した、税理士法人深代会計事務所の役員の方を紹介してもらうことができました。
当時も、全国20番目くらいの大きな会計事務所でしたが、未経験の私が運よく採用してもらえました。
「やる気があるなら、採用する」と言われて、「はい!!」と二つ返事で。
人とのご縁や紹介というものの大事さを非常に感じたのも、この時からです。
深代会計事務所は、相続、譲渡申告など、不動産に関係する資産税案件を専門に行う事務所でした。お客様には昔から続く、大地主の富裕層の方が多いのが特徴で、「昔は駅まで一帯が、全部うちの敷地だったよ」というような方を、たくさん担当させて頂きました。
監査法人時代の主なクライアントである大企業の経理・財務の方とは違い、富裕層のお客様はみなさま個性的で(笑)。大企業のエリートの方と接しているとあまり経験できない、泥臭い人情味のある案件が多いのです。
親子間の問題、後継ぎ問題、お金の悩み。人の気持ちを読み取る洞察力や、コミュニケーション力、雑談力が身に付きました。私の性格も、監査法人時代に比べ、陽気で明るくなったようです(笑)。
結果的にここでは、今の仕事の基礎になっている「資産税業務」と「富裕層ビジネス」を学ぶことができました。
【不動産会社への出向2019年~2021年】
そして、資産税業務を中心に行っているご縁から、大手不動産会社に2年間出向する機会に恵まれました。
ですが、配属は経理部門ではなく、富裕層顧客を専門に扱う「営業部門」でした。
「自分は営業には向いていないので、会計士になろうと思った」のにです(笑)。
業務は、不動産投資のキャッシュフロー試算や、事業用資産の買換特例の検討など、不動産売買の税務業務を行いました。加えて、運用資産の組換提案などプライベートバンカー的な要素も経験でき、非常によい勉強が出来ました。
不思議なものですが、やりたくないと思っていた営業も、やってみると楽しいものだなと。
営業の部署を経験してわかったのですが、販売するものは違えど、同じサービス業である以上、士業でも不動産営業でも、基本は一緒であるということです。
特に富裕層顧客は「知識」と「提案」を営業担当者に求めています。
どのような提案や伝え方をすれば響くのか?マーケティング的な観点も強く意識するようになりました。
また、出向者というのは、幸いにもあまり残業がありません(笑)。考える時間や人と会う時間がとれたのが結果的に、よかったと思います。先輩会計士や同世代の方が、独立起業して挑戦している姿に、非常に影響を受けました。
【海外投資家との出会い2020年】
昔から海外一人旅が好きで、海外の方と話すのが好きな性格でありました。
一人で10か国以上を旅したことがあります。
そんなこともあり、大手不動産会社の海外拠点から不動産投資の税務相談が段々と増えていきました。
やり取りをしている中で、海外現地法人から「今度海外投資家のお客様の前で、セミナーやってよ!」とオファーが。私も面白そうだなと思い、即、引き受けました。
ゼロベースでの経験のため、何をセミナーで話すか非常に苦労しました。参考になるような情報がネットや書籍をみても、まったく無いのです。
さんざん考えた結果、「どのように日本に不動産投資をしたら有利になるか」を会計士的な観点から話しました。
結果的に、セミナーは大好評でした。現地の富裕層の投資家が熱心にメモをとり、モニターの前まで駆け寄ってきて、スライド資料を写真で撮影するなど、日本では見られない真剣な姿に大変驚きました。
この「国際的な経験」が、現在の仕事につながっています。

03
今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス
現在は、株式会社International CPA Firmsを起業し、国際案件に特化したコンサル業務を行っています。
業務内容は、海外投資家への日本投資セミナーや、インバウンド投資の際の会計・税務面のコンサルです。
対象とする顧客は大きく2つあります。
1つは、数億円の不動産を借入せずに自己資金でポンと購入するような、「ウルトラ富裕層」と呼ばれる海外投資家です。
台湾や香港、シンガポールなどの上位の富裕層の方に接して驚いたのですが、日本とは桁が一桁違う感じです。
例えば、15億円の不動産をキャッシュで購入したり、日本に観光に来たついでに数億円の物件をポンと購入したり、現地を見ないで億ションを購入したり。このような方々は、日本に投資した際の税務についても、非常に関心が高いので、熱心に質問をされます。
海外案件はワクワク感があるので、日々楽しく過ごしています。
2つ目の顧客として、日本の大手不動産会社と提携をしています。このような大企業は、通常スタートアップ企業とはなかなかビジネスをしないかと思います。ですが、ライバルの少ない分野ですので、幸いにもご縁を頂くことができ、大変ありがたく思っています。
今はコロナの渡航制限があり一時的に日本への投資が減速していますが、収束すれば順調に案件は増えていくかと思います。
04
あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性
2点あります。
1つ目は、不動産の税務に詳しい会計士・税理士は、全体の5%程度と言われています。また、国際案件も敬遠する方が多いです。
そして「不動産の税務」と「国際税務」の両方に詳しい専門家は、本当に僅かで、そこが私の強みです。
インバウンド投資にかかるコンサルティングの道を切り開く決意で、日本の第一人者を目指しています。
2つ目は英語です。
ビジネスレベルで英語ができる会計士・税理士はあまり多くありません。その点も強みとして差別化につなげています。
驚いたことがあるのですが、中国や台湾など海外の方と打ち合わせをすると、皆さんネイティブ並みに流ちょうに綺麗な英語を話します。打ち合わせの中で、英語を話せないのは自分だけという状態です(笑)。
日本にいるとわかりませんが、これが世界の現実なんだなと。
そこから決意し、毎日英語のマンツーマンレッスンを継続して受けています。有言実行で、「ビジネスレベルの英語をマスターする!」と言っています。
メールのやり取りも英語で対応しています。最近は、セミナーのパワポ資料も英語で作成し、英語でプレゼンができるようになりました。
とはいっても、私の英語は時々間違っています(笑)。ですが、ネイティブではありませんので、あまり気にしていません。一番大事なのは、完璧な英語を話せることより、「内容」です。そう思って積極的に海外に挑戦しています。

05
仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間
自身も経営者となり、先輩経営者や大企業の役員の方と接する機会が増えました。
みなさん人間的魅力にあふれる方が、とても多いです。そして器が大きく、懐が深い。
「人生をかけ勝負をしている方」の行動やお話を聞くと、やはり並々ならぬエネルギーを感じ、大きく心を動かされます。
そして、イキイキと楽しそうに仕事をしている。私もある先輩の経営者との話に刺激を受け、起業を決意しました。
私も将来、縁した方の人生を変えるような、人間的な魅力を持った人になりたいと思います。
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公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか
周りに非常に優秀な方が多い業界で、どのように自分の価値を見出すか。差別化するか。
このままでは平凡な会計士で終わってしまう。それで本当によいのか?と随分と危機感を持っていました。
不思議な話なのですが、2019年の秋のある日、空を見ていたらアイデアがフッと湧いてきたのです。
まるで空からふってくるように。
「不動産、会計、インバウンドを合体させて、世界中から日本に投資を呼ぼう」と。覚醒というのですかね。
「人には決めたことは必ず達成する力がある」となんだか力が湧いてきて。
そこから急に人が変わったように、挑戦を起こしました。この前と後では、別人のようかもしれません。
妻が「急にどうしたの?」と驚いていましたが(笑)。
ライバルがたくさんいる分野で勝負しても、現実的には追い越すのは、なかなか難しいです。
ポジショニング、つまり、人がやらない分野で「行動」を起こし、失敗を恐れずに果敢に「挑戦」をすること。
それが大事だと思います。そして「仕事を楽しみ、人生を楽しもう」と思って、日々過ごしています。
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人生の目的と公認会計士という資格
「世に生を得るは事を成すにあり。人の一生というのは、たかが50年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。」坂本龍馬の言葉です。
事を成す。独立起業してビジネスをするには、公認会計士は非常に良い資格だと思います。
会社の仕組を知れば、数字に強くなれます。独立起業するときに有効な税理士資格も登録できる。
自身は公認会計士、税理士、宅地建物取引士、不動産証券化マスターと様々な資格を持っており、士業の交流会などでも珍しがられますが、やはりベースは公認会計士です。
海外でも「CPA」というと、何をやっている人かすぐにわかってもらえます。会計士は海外でも社会的な地位が高く、高収入な人気のある職業であることが多いです。会計士の社会的信頼性は、世界で非常に高いことを感じています。
この資格がなければ、自身は海外投資家から相手にされてもらえなかったと思いますので、大変よかったと思います。
まさに公認会計士の資格は、私にとって海外に出てビジネスをするための「パスポート」のようなものです。

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これから成し遂げたい事、将来の夢
10年先、20年先を考えると、少子高齢化で内向き傾向にある日本が、経済的に大きく伸びる余地は残念ながら少ないと予想しています。
経済規模だけ見れば日本は世界3位の経済大国といわれていますが、単に人口が多いだけになり、一人当たりの豊かさは年々低下しつつあります。日本は、近いうちに一人当たりGDPも、台湾や韓国などアジアの各国に、次々と抜かれるでしょう。
給与水準も、日本では年収1000万円いけば「高給取り」で、年収1500万円は上位数パーセントの「ゴール」に近いような状況です。
ですが、シンガポールや香港など海外の方と話をしていると、年収1000万円は別に普通という感じです。オーストラリアでも世帯年収2000万円というのは、普通の感覚と聞いています。日本はもはや割安な賃金水準になっており、あぐらをかいているうちに、海外各国に完全に逆転されてしまいました。
このままでは、「日本はゆでガエルのようになる」という危機感が非常に強いです。
そのためにも「世界に出て、海外から良質な投資を日本に呼び込み、日本経済の活性化につなげる!!」という社会貢献をしていく決意です。
具体的には、2030年までに私のセミナー開催国を世界30か国で開催し、海外のウルトラ富裕層と呼ばれる属性の良い方から、日本に投資を呼び込みたいです。

09
キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス
~ご覧になっている会計士受験生の方へ~
周りの受験仲間を見ていて感じたのは、合格する人と、合格しない人の違いは「あきらめたか?あきらめないか?」だと思うのです。人により早い遅いはありますが、あきらめずに努力する人は、どこかで必ず合格しています。
公認会計士の資格は、海外でも十分に通じる世界水準の資格です。私は会計士の資格をもっているからこそ、海外投資家とビジネスをすることが出来ています。
是非、会計士の資格をとって海外にも挑戦してもらいたいと思います!
そして、幸せな楽しい人生を送りたいなら、是非人間的な魅力を高めよう!
社会で「一流」と呼ばれる方は、もれなく人間的に惹かれる魅力やオーラを持っています。器が大きいというか、懐が深いというんですかね。内面からでるエネルギーや気を感じます。優秀かそうでないかは、あまり大きな差はないと思います。
人生の中で、人の運命を決定づけるような出会い、いわゆる「メンター」に出会うことがあります。アンテナを張っていれば必ず訪れます。そのような方とのチャンスは逃さずつかみむような、行動力や積極性も必要だと思います。
いまは受験勉強が最大の関門ですが、試験を突破した際は、人間的魅力を高めるためにも、歴史上の偉人の本を是非読んでもらいたいと思います!!
歴史上の偉人と呼ばれる方が何をなし、何を思って人生を生きたかは、大変参考になります。生き方のヒントを与えてくれます。また、人の人生を知ることで、人を見る洞察力も養われてきます。
明けない夜はありません。将来、同じ会計士としてお会いできる日を楽しみにしています。


