会計士の履歴書
舟波 大地

株式会社PrivateBANK

コーポレートアドバイザリー部 コーポレートアドバイザリー部 部長

舟波 大地

ふななみ だいち

超富裕層向け資産管理コンサルティング会社で活躍中。アンテナの高さと着想力でお客様が望む提案を

1989年1月19日生まれ(37歳) 石川県出身 東京都在住

立命館大学 経営学部経営学科 卒業

舟波 大地

01

キャリアサマリー

大学在学中に公認会計士試験2次試験合格し、中堅監査法人の地方事務所に入所。

監査法人で4年間ほど監査業務に従事した後、スタートアップ業界に興味を持ち上京する。

スタートアップ業界の会社をいくつかまわってみるも、ここだという会社を決めきれずフリーランスになる。

フリーランスとしてスタートアップの会社に経理支援等を1年間した後、縁があり超富裕層向け資産管理コンサルティングの会社である株式会社PrivateBANKにジョイン。

PrivateBANKではスタートアップ向けにファイナンス・デットの調達支援、エンジェル投資家の投資実務支援、VCの立ち上げ・運営業務などに携わっている。

02

監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

私は監査法人で4年間ほど監査業務に従事しました。中堅監査法人の地方事務所ということもあり、比較的早い段階からインチャージ業務をやらせていただくこともでき、4年目の年では上場会社のインチャージも担当させていただけました。業種は小売、製造業、運輸業、金融機関など様々な業種に携わらせていただきました。

キャリア選択のきっかけとしてはSNSによる影響が大きいです。
私は、経営に携わりたいと思って、公認会計士の資格を取得し、3年間で監査法人は辞めようと思っていたのですが、監査人として3年目を経過した段階ではまだ辞められずにいました。地方の監査法人で働いている間もベンチャーに興味はあったのでずっとTwitterなどでベンチャーに関する情報を収集していたところ、3年目の2月に東京でベンチャーに関するイベントを発見できました。これは東京に行くしかないと思い、そのイベントのために東京に行って、その勢いで転職エージェントの人に話を聞いてどうやったらベンチャーで仕事ができるかを聞きました。

そこで話を聞いてどうやら地方での監査法人の仕事を辞めないと色々前に進めなさそうだなと思い、その年の8月で監査法人を辞めることにしました。東京に行くことを決めて、有給消化中の8月には本当にスーツケース1つだけ持って東京に来ました。

舟波 大地さん

03

今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

今現在の私の仕事は主にベンチャー企業の支援になります。
私が現在所属している株式会社PrivateBANKは超富裕層向けの資産管理コンサルティング会社であり顧客はいわゆる若手IT企業経営者の方々で上場企業の役員の方や会社をバイアウトされた方になります。
若手IT企業経営者の方々はベンチャー投資をされることが多いので、そこの投資先のDD(デューデリジェンス)や投資後サポートが必要な会社に対して財務コンサルをするなどしています。

最近はお客様がVCを立ち上げる際に立ち上げ期から携わらせていただくこともでき、VC業務もやらせていただいています。私は、弊社のキャリアパスはかなり豊富だと考えています。CFO、VC、プライベートバンカー、CEO、会計士税理士としての独立といった転職時点で私がやってみたいと思える5つの仕事ができる可能性があると思い、私は株式会社PrivateBANKにジョインを決めました。

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あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の独自の強みはアンテナの高さと着想力だと思います。
好奇心が旺盛なこともあって、色々なところに興味を持つことができ、それを組み合わせて色々な提案ができるというところが私の強みになっていると思います。

現在の仕事ではお客様が何々をしたい(潜在的なニーズをくみ取ることも含む)ということを達成してあげるということに我々のバリューがあると考えています。その際に、様々なアイデアを出して、お客様がしたいことを実現できていると感じていますので、強みが活かせているのではないかと思います。

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仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

私が今の仕事をしている中で心が大きく動いた瞬間は、支援先のCEOの方に事業計画のアドバイスをさせていただいた際に「舟波さんのおかげで、私一人だけで考えていたら半年以上かかるようなことを、今のアドバイスで短縮できた」という旨の言葉を頂いた瞬間です。
私自身、まだVCとしての経験も浅く、私のアドバイスは支援先のためになっているのかと考えることもありましたが、上述のことを言っていただき、今まで積み上げてきたものが間違いじゃなかったという自信になりました。
支援先が良くなるように色々と頭をひねってさせていただいたアドバイスが評価してもらえた時本当にうれしかったです。

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公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

私は自分自身、今はあまり公認会計士っぽくないなと思っているのですが、ちょっと前までは公認会計士っぽい(専門家っぽい)仕事の仕方をしていたらしく、今の社長にも結構アドバイスを頂きました。
ここでいう公認会計士っぽい(専門家っぽい)っていうのは例えばクライアントに対して何かを依頼された際に、リスクなどだけを上げて対案を示さず、これは難しいなどリスクヘッジで物事を進めない方向でのコミュニケーションを取りがちというところです。

公認会計士という職業上、リスクに敏感になることは仕方ないのですが、クライアント側からするとやると決めていることに対して、このリスクがあるとかだけの情報は正直どうでもよくて、どういう方法だったらやれる可能性があるのかというところがポイントになると思います。
会計士などの職業はルールのあてはめももちろん大事なのですが、もっと広く物事を考えて、クライアントの本当のやりたいことは何なのか、そのための方法を考えるというスタンスにしたところ、色々と相談されることも多くなってきた気がします。

上記のようなコミュニケーションを取っている間はクライアントとのコミュニケーションで少し悩むこともありましたが、クライアントのためにということをしっかりと考えられるようになってからはこちらの問題は克服できるようになったと感じています。

07

人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的は、楽しく生きながら世の中を前進させるような跡を残すことです。

この人生の目的を考えた時に公認会計士という資格は本当に素晴らしいと思っています。公認会計士という資格は取ってしまえば、一生安泰というような性質のものではなくなってきていると思います。しかし、公認会計士という資格があることで「何かあっても生きるということには困らないだろう」という心のセーフティーネットや初めて会う方に信頼感を与えることなどの効果はあるものと思います。

前述したように次の仕事が決まってなくても、スーツケース一つで地方から上京するというような意思決定をできるくらいには公認会計士という資格は安心材料になるものだと思います。

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これから成し遂げたい事、将来の夢

私がこれから成し遂げたい事は社会にインパクトを与えるようなベンチャー企業を作っていくことです。
私は、高校生ぐらいの時にライブドアが球団を買おうとしたり、テレビ局を買おうとしたりしているのを見て、ベンチャー企業というものがあって、設立数年でこんな大きなことができるなんて凄いなと感じました。

私はベンチャー企業がほぼ何もないところから、プロダクトを作り、市場に受け入れられ、会社が大きくなって社会にインパクトを与えるということが単純にカッコイイことだなと思っていますし、そこに関わっていきたいと強く思っています。支援家としてかプレイヤーとしてかというところはまだ定まっていませんが、ベンチャー業界においてIPOの企業を輩出するなどを目先の一つの目標におきながら大きな企業を作っていきたいと思います。

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キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

私がお勧めするアクションはまず自分が関わりたい仕事の人に接する場所に行くことだと思います。
TwitterやFacebookで自分が会ってみたい人に連絡を取ってみたり、自分の会計士友達や先輩に自分がなりたいと思う仕事をしている人がいたら紹介してもらって直接話を聞いてみたりするのが一番だと思います。

私も東京に来たときは、TwitterやFacebookのアカウントについて写真も自分の写真でなかったですが、あるVCの方にSNSのアカウントは自分の顔がはっきりとわかる写真にした方がいいと指摘されて自分の顔がはっきりとわかる写真にしました。
写真の変更は割と手軽にできますし、SNSで初めての人にコミュニケーションをとっていく際にも有効だと思いますので、私もお勧めしております。

また、ベンチャーで経理財務以外の仕事もしてみたかったので時には無給で自分が携わりたいと思うプロジェクトに参加させてもらうこともありました。ここの仕事では無給であるためお金は得られなかったですが、そこの社長が持っていたベンチャーでの経験やノウハウなど色々なものを経験させてもらいました。

そのムラに入らないと、得られない情報というものがあるので、そのムラに入ると情報の質が違ってきます。そこにいかに入っていって意思決定していくかということが重要だと思います。