
プルデンシャル生命保険株式会社 東京東支社
営業 シニア・ライフプランナー
匿名
口下手でも高い契約実績。丁寧かつ誠実な説明と数字感覚を生かして生命保険会社の営業職として活躍中
1986年11月22日生まれ(39歳) 東京都出身 東京都在住
早稲田大学 社会科学部 卒業 2008年合格

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キャリアサマリー
早稲田大学社会科学部 入学
公認会計士論文式試験 合格
あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人) TICE部門に入社。主にエンターテインメント領域の企業の会計監査業務に従事。4年半勤務。
プルデンシャル生命保険株式会社に営業職として入社。営業は一切の未経験領域であったため苦労をするも、2017年には金融業界の業界世界基準資格を取得。継続率99%以上という契約の継続率を強みとして、現在も営業職を続けている。
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監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ
大学4年時に論文式試験に合格をした後は、風通しの良さそうな社風に惹かれ、あらた監査法人に入社しました。もともとエンターテインメントが好きであったということもあり、TICE部門に入社し、映画配給会社や音楽配信チャンネルを扱う会社をメインとして監査業務に携わらせてもらいました。また、もともと会計や監査以上に、組織文化や人というものに興味が強かったため、一つの大きなクライアントに張り付いて会計監査スキルを磨くよりも、多くの企業を見て様々な文化に触れてみたいと思い、規模の小さい会社法監査や任意監査の企業を中心に経験を積ませてもらいました。
しかし、学生時代から不得意であると認識をしていた人とのコミュニケーションが原因で、社会人1年目の終わりに鬱症状にみまわれてしまいました。仕事を続けることができるかどうかの瀬戸際でしたが、チームの先輩や上司が自分のことを気にかけてくれたことや、様々な偶然が重なり仕事で成果を上げることができたことがきっかけで持ち直すことができ、会社に留まることができました。
一方で、自分自身が望む仕事での成果が、会計や監査業務の遂行よりも、人の心の満足度の方に傾いていくのを感じるようになったため、転職を決意しました。様々な自己分析の結果、“お金に関するスペシャリストであること”“新しい人に会い続けられること”“目の前の人に価値を提供できること”の3つの要素を満たせる仕事がしたいと考えるようになり、次の仕事を探している時に、プルデンシャル生命保険株式会社より営業職としてヘッドハンティングを受けました。自分に営業としての素養があるのかが全くわからなかったため、半信半疑で面接を受けてみると、ボーダーで合格をすることができました。ここで初めて金融業界の営業職に従事する自分像を真剣に想像してみた結果、自分が望む3つの要素を満たすことができると判断し、転職を決意。4年半にわたる監査法人でのキャリアに終止符を打つこととなりました。

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今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス
プルデンシャル生命保険株式会社のライフプランナーとして、生命保険の営業職に従事しています。固定給の一切ないフルコミッション形態であるため、離職率も非常に高い業界です。営業先が会社から与えられることは無く、営業先やマーケットは全て自分自身の力で開拓していかなければなりません。
入社後は1ヶ月間の綿密な研修の後に現場に出る形でしたが、そもそも人との会話が非常に不得意であったため、生命保険の商談以前に、まともに普通の会話すらできず一切成果が上がらず、どうしようもない状態が1年半ほど続きました。当時の話を色々な方にお話をさせていただいた際に「よく辞めなかったね」という言葉をいただくこともありますが、当時は本当に辛くて仕方がありませんでした。それでも辞めずに続けることができたのは、自分自身へのプライドと、自分を信じでくれた人達の期待にどうしても応えたかったからです。
入社1年半が経過したあたりで、お客様からご紹介をいただけるようになりました。その時期を境に、ご紹介をつないでいただくことで仕事をしていくスタイルを作り上げることができ、主にバックオフィス業務に従事されている方のご紹介を中心に商談をさせていただいています。また、営業活動以外にも、有志で同年代の交流会を主催したり、皇居ラン企画の運営サポートをしたり、簿記の勉強会を開催したりと、人と人をつなぐ交流の場を設けさせていただくことを多くやっていました。現在はいずれの活動も減りましたが、個人事業主や歯科業界の方々への、営業や税務に関する助言等をする機会が増え、徐々に活動の仕方が変わっていくことを楽しんでいます。
今後のキャリアパスについては、営業活動を続ける中で、現在の個人保険に加えて、法人や事業主、相続に関する相談案件を増やしていき、医師、弁護士、公認会計士と並ぶようなコンサルティングセールスとなれるように邁進していきたいと考えています。
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あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性
公認会計士から営業職への転身と聞くと、一見、一切の関連性が無いように思われるかと思いますが、決してそうではありません。自分自身の強みを基にした勝算があると判断をした上で転職を決意しており、その勝算は誤りではなかったと感じています。
その強みは、①口下手な人の気持ちがわかるバックグラウンドを持っていることと、②営業職というくくりの中で、会計税務を中心とした数字感覚をもっていることです。
1つめは、自分自身のバックグラウンドからくるパーソナリティです。プルデンシャル生命の営業職は中途採用のみで、全員が前職で何らかの成果をあげてきており、当然ながら営業職をバックグラウンドとする人が多いです。当然自分にはそんなバックグラウンドは一切ありませんが、だからこそ自分にも勝機があると判断しました。皆、元々会話が上手な人達ばかりだからこそ、口下手だったり、明るい人が苦手だったりする人の気持ちを汲むことは、自分にしかできないことなのではないかと考えたのです。その結果、公認会計士やエンジニア、経理、事務、職人、医療業界の方々のような、営業職ではない方々からご契約をいただくことが多く、一定の需要があったという実感を持っています。ご契約をいただけた理由としては、「優しくて誠実であったから」「丁寧な説明がわかりやすかったから」という回答をいただくことが多いです。
2つめは、一般的な方と比べて数字に強いことです。公認会計士としては当たり前の数字感覚を一般の方は持っていないケースも多く、特にDC法や複利の考え方は、公認会計としては当たり前のものですが、一般的な方の中には知らない方も相当数いらっしゃいます。これを丁寧に説明することができるだけで十分に一つの価値として提供できます。また、生命保険と税金は非常に密接な関係にあるため、公認会計士の試験や、現場を通じて得た税務の知識はそのまま仕事に活用することができます。特に、中小零細企業にとっては生命保険を活用することにより得られるメリットも多く、その際には財務諸表を一通り読める能力が必須となってくるため、この点も他の営業職の方には負けない能力として活用することができ、実際に法人のご契約をいただくこともできました。

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仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間
「説明が丁寧でわかりやすかった」「楽しかった」「これで安心できます」「保険って本当はすごいのですね」というようなお客様からの声をいただけた時は本当に嬉しいです。自分の頑張りをストレートに認めてもらえることができたという感動があります。その中でも、「川﨑さんだから保険に入ろうと思いました」と言われた時が一番嬉しいです。肩書きでもなく、成果でもなく、お金でもなく、私という人間を選んでもらえた時の感動は、この仕事でしか味わうことのできない最高の報酬だと思います。人との会話すらままならなかった私をここまで育ててくれた今までの環境には、いくら感謝をしても足りないくらいです。
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公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか
監査法人に勤務しているときに、どうしても仕事がうまくいかず、本当に辛かった時期があります。その時の自分は、自分の価値=公認会計士であること、という極端な図式で自分を捉えていました。そうして悩んでいるときに、会社の同期に社会人交流会に誘われ、初めて公認会計士以外の多くのビジネスパーソンと交流を持ちました。そこで、いかに自分が狭い世界で物事を捉えていたのかに気づくことができました。その結果、自分の強みを、公認会計士という肩書きではなく、まずはパーソナリティやキャラクターの中から探し直すことで、本来の自分という人間の一番の強みは何か、一番望んでいることは何かを改めて探すことに注力をしました。公認会計士という資格は、自分が望むものを手にするための手段であり、“自分の価値を決めてしまうものではない”ということを強く認識することで、公認会計士という資格に縛られるのではなく、公認会計士という資格を手段として活かして未来を想像することができるようになりました。その結果、未経験の営業という世界に飛び込む決意ができました。
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人生の目的と公認会計士という資格
人生の目的は非常にシンプルで“幸せに生きること”です。そして、その目的を達するまでの道のりでは“自分の周りの人の笑顔”を見ていたいと思っており、そのための手段が“コミュニケーション”と“お金に関するアドバイス”だと考えています。公認会計士という資格は、このお金に関するアドバイスをするにあたって、“あると便利な肩書き”といったところです。公認会計士という資格それ自体というよりも、この資格により得ることができた知識や経験、そして人間関係が、何よりの財産となっています。

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これから成し遂げたい事、将来の夢
より多くの方や、より多くの企業に、「川﨑さんと出会えてよかった」と言ってもらえるような仕事をしていきたいです。最終的には、生命保険の営業職という仕事や、公認会計士という資格のイメージが、自分を通してより良いものになっていればとても嬉しいです。また、今まではB to Cのビジネスを中心に活動をしてきたため、これからはもっとB to Bのビジネス領域へシフトをしていきたいと思っています。そこで、より大きな仕事を自分の責任の基でやり切ることにより、ビジネスマンとしての盤石な土台を作り上げたいと思っています。
将来的には、営業とお金を中心として、様々な視点から物事を思考することができるようになり、日々目まぐるしく過ぎていく日常を、より楽しく過ごすことができれば本望だと思っています。まだまだ自分自身の知的好奇心は満たされておらず、自分自身の人間力にも納得をしていないため、できることから日々改善を行っていこうと思っています。その道中で、私を必要としてくれる人がいて、手を差し伸べることができたら最高です。

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キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス
資格を得ることは、あくまで手段であって目的ではありません。資格をお持ちの方も、これから目指される方も、まずは“本来の自分はどのように生きていきたいのか”、今わかる範囲で良いので限界まで考え抜く機会をお持ちになっていただきたいです。これ以上無理だというところまでやり込めば、そこから先は人生を迷うことはないと思います。また、その際には、是非ご自分の周りの方々全員に、「なぜ自分という人間と関わってくれるのか」「時間を割いてくれるのか」「一緒にいてくれるのか」「自分の良いところは何か」など、恥じらいを捨てて直接聞いてみることをお勧めします。自分が見ている自分と、人が見ている自分の間に、想像以上のギャップがあることに気づくと思います。自分自身では大したことではないと思っていることが、周りの人たちにとっては素晴らしく価値のあることだと捉えられているかもしれません。そのようにして、自分の正確な現在地を知ったうえで前進をしていただくことが、結果として一番の近道になるかと思います。行きたい方向が明確に定まっていれば、どんなに辛いことがあったとしても、自分や自分の周りの人たちを信じて頑張ることができると思います。
皆様のこれからの人生がより良いものになることを心よりお祈りしています。


