山中宏仁(やまなかひろひと) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

I-GLOCAL CO., LTD

ホーチミン事務所

Director

山中 宏仁 やまなか ひろひと

公私ともにグローバルな会計士
リーダータイプ
リーダータイプ

30代
埼玉県出身 ・ ホーチミン在住
早稲田大学法学部

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の強みは監査法人時代に培ったロジカルシンキングと分析力にあります。
海外現地法人を含む様々な規模・業種の監査に全力で取り組んできたので、何か問題が起きた際、その問題を因数分解して対策を具体的なタスク・スケジュールに落とし込んで考える力が身につきました。 

また、東南アジアで仕事をした期間が長いので、東南アジアで日系企業向けプロジェクトを実施する時の進み方・よく発生するトラブルなどを、なんとなく予測することができます。東南アジアの仕事の進み方やよくあるトラブルは、欧米や他の地域とはまた異なるのかなと思っています。
東南アジアに特化した対応力が身についており、日々の仕事に活かしています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

月並みですが、大きなプロジェクトを受注した時と、そのプロジェクトが無事完了した時には、大きな達成感を感じます。
当社のサービスで買収対象会社のコンプライアンス上の課題が解消され、その後に順調にベトナムでビジネスを展開している姿を見ると、この仕事をやっていて良かったと感じます。

また、FAS/TP部門のスタッフが仲良く仕事をしているところ、実務や研修を通して彼らの成長が感じられた時も、大きな達成感を感じます。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

監査業務を経験した公認会計士の多くが感じる悩みかもしれませんが、制度対応のために会計監査を実施し、監査先のクライアントから監査報酬をいただくという会計監査制度の仕組みには、ある種の矛盾のようなものを感じています。年々厳格化される監査法人のマニュアルに従って、高品質の監査を実施しようとするが、それにはコスト(監査報酬)がかかるので、クライアントからはコスト低減のアイディアを強くリクエストされる といったネゴシエーションを何度も経験しました。
この矛盾に対して、自分なりの答えを出すことはせず、現在はアドバイザリー業務中心の職場で働いています。

もちろん、会計監査は資本市場の信頼性を担保するための重要業務であることは理解していますし、監査・アドバイザリーどちらが良いというものでもありません。それぞれのやりたい事にあったキャリアを選択していけば良いと思います。

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