公認会計士は会計のプロと認識されているなかで、当然ファイナンスの知識もあると一般事業会社からは期待されています。しかし、実際に監査法人ではファイナンスに関する知識を深く学んで経験をする機会はありません。そこで、今回は講師としてファイナンス実務に精通した会計士をお呼びし、ファイナンスの実務上の論点などを整理しながら理解を深めていきます。
本セミナーは3回シリーズの第3回目です。
第3回目は、上場会社のファイナンスの直近のトレンドと実務を学びます。
CFOの思考法から具体的な実務について解説していただきます。
<講義概要>---------------------------
● 上場会社にてファイナンスを行う際のCFOの頭の中
・ どういう時にCFOはファイナンスを提案するのか
・ 調達金額、手法についてどのように検討を行うのか
・ 株価への影響の考え方
● 上場会社にてファイナンスを行う際のCFOの業務
・ 調達計画の策定、手法の検討、スケジューリング
・ プロジェクトチームの組成
・ 証券会社の選定
・ 有価証券届出書、適時開示等の必要資料の策定
・ 関東財務局、東京証券取引所との折衝
・ 機関投資家とのコミュニケーション
● 直近のファイナンス手法のトレンドの紹介とプロコン
● 具体的なファイナンス事例の紹介
・ 事例1
・ 事例2
・ 事例3
● IRの実務
● 会計上の留意点
<ワーク>-----------------------------
具体的な上場企業を想定して各自が考える最適なファイナンス手法の検討
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イベント詳細
- 日時
- 2020年7月22日(水)18:30~20:00
- 場所
- Webセミナー形式
- 定員
- 20名
- 対象者
- 日本公認会計士協会正会員、準会員
※参加者にはCPE2単位が付与されます
- 参加費
- 3,000円
- 備考
- ■セミナーに関して録音・撮影はご遠慮ください。
■注意事項:セミナー欠席のご連絡、個別での質問および面談をご希望の方は、info@kaikeishinorirekisho.comまでご連絡ください。
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タイムスケジュール
- 第一部
- 上場会社のファイナンスの直近のトレンドと実務
- 第二部
- ワークおよび質疑応答
登壇者
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茅原 淳一(かやはら じゅんいち)
新日本有限責任監査法人にて監査業務に従事。その後クレディスイス証券株式会社を経て2012年KLab株式会社入社。
KLabでは海外子会社の取締役等を歴任。2015年KLabにて上場企業で初となる信託を活用したSO制度を実施。
2015年マーソ株式会社取締役 最高財務責任者に就任。2018年SOICO創業、代表取締役に就任(現任)。