公認会計士は会計のプロと認識されているなかで、当然ファイナンスの知識もあると一般事業会社からは期待されています。しかし、実際に監査法人ではファイナンスに関する知識を深く学んで経験をする機会はありません。そこで、今回は講師としてファイナンス実務に精通した会計士をお呼びし、ファイナンスの実務上の論点などを整理しながら理解を深めていきます。
本セミナーは３回シリーズの第２回目です。
第２回目は、IPOと上場会社のファイナンスの基礎を学びます。
＜講義概要＞－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
● IPOするに当たっての資本政策表の作成のポイント
・ IPO時の資金調達の考え方
・ 公募・売出について
・ オーナー持ち分の比率に関する考え方
● IPO時のIRツアーについて
● 上場会社のファイナンスの基礎
● 上場会社の調達手法とプロコン
・ 公募増資
・ 社債
・ ワラント
・ ライツオファリング
・ CB
・ ABB
・ その他
● 自己株式の取得
● 各ファイナンス手法の成功事例・失敗事例
● 会計上の留意点
ワーク
資本政策表の作成：
● 未上場段階からIPOまでの資本政策表の作成。資金調達のタイミング、各資金調達時のバリュエーション、IPO時の公募・売出の比率についての検討
-
イベント詳細
- 日時
- 2020年２月15日（土）14：00～17：00
- 場所
- 全国家電会館４階B（東京都文京区湯島3丁目6番1号）
- 定員
- 20名
- 対象者
- 日本公認会計士協会正会員、準会員
※参加者にはCPE３単位が付与されます
- 参加費
- 3,000円
- 備考
- ■持参物：出席管理のため受付にてお名刺を1枚頂戴いたします。
■ドレスコード：なし（カジュアルウェアでお越しください）。
■注意事項：セミナー欠席のご連絡、個別の質問をご希望の方は、info@kaikeishinorirekisho.comまでご連絡ください。
■第一回に参加していない方の出席も可能です。
-
タイムスケジュール
- 第一部
- IPOと上場会社のファイナンスの基礎
- 第二部
- ワークおよび質疑応答
登壇者
-
茅原 淳一（かやはら じゅんいち）
新日本有限責任監査法人にて監査業務に従事。その後クレディスイス証券株式会社を経て2012年KLab株式会社入社。
KLabでは海外子会社の取締役等を歴任。2015年KLabにて上場企業で初となる信託を活用したSO制度を実施。
2015年マーソ株式会社取締役 最高財務責任者に就任。2018年SOICO創業、代表取締役に就任（現任）。