人生の目的ほど明確なものはありませんが、自分とは異なる価値観の方々とできるだけ多くお会いしたいです。
仕事でもプライベートでもさまざまな価値観の方とお会いすると、考え方が広がり、自身の価値観も変化するため、人生を豊かにしてくれるのではないかと感じています。
その意味でも公認会計士という資格は、若い時から、経験豊富な企業の役員方やさまざまなバックグラウンドを持った方と出会えるチャンスが多いのではないかと思います。

明確なビジョンは検討中ですが、まだまだ修行の身だと思っていますので、この3年間は事業再生業務に打ち込みたいです。再生局面でのクライアントのキーパーソンや金融機関とのやり取りを可能な限り多く経験し、経営・資金調達に関するスキルを磨いていきたいと思っています。
再生業務のスキルは、どのさまざま業界でも応用可能だと考えているので、ある程度自信を持てるようになった後に次のキャリアを考えたいと思っています。

私もキャリア選択はとても迷いました。もっと早くキャリアチェンジをすればよかったと考えたこともありましたが、監査法人での経験が、今の業務に活かされているのは間違いないと感じています。キャリアは他人と比べるものではなく、自分のやりたいことができる環境の選択が非常に重要だと感じています。私自身も、現職で長年希望していた業務に励んでおり、公私ともに非常に充実した日々を過ごしています。会計士にはその環境を選ぶチャンスが多くあります。常に自分は何をしたいのか自問自答し、たくさんの人と出会い、情報のアンテナを張ることが大切だと思います。
私の経験が、皆さんのキャリア設計に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。