古市岳久(ふるいちたけひさ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社

パートナー

古市 岳久 ふるいち たけひさ

監査とアドバイザリーを経験することでゴールを見据えた支援が可能
チャレンジャータイプ
チャレンジャータイプ

1981年1月8日生まれ(41歳)
早稲田大学

チャレンジャータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
  • 10
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 5.2%

社交的で、周囲と積極的に関わりながら仕事を進めることができる。
またルールや固定概念に縛られることなく物事を捉えることができるため、積極的に新しい考えを取り入れたり、自分と違う意見に耳を傾けたりすることができる。
主体性を持って仕事に取り組むが、細かなところで注意力が散漫になることも少なくない。
ストレス耐性があり感情をうまくコントロールできるため、周囲からはタフな印象を持たれる傾向にある

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1キャリアサマリー
2002年
公認会計士2次試験合格
2003年
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
2003年
中央青山監査法人入社
2007年
太陽有限責任監査法人(現)入社
2012年
グロービス経営大学院経営学修士取得
2016年
太陽有限責任監査法人パートナー就任
2017年
太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社パートナー兼務

 東京都世田谷区に生まれ、茨城県土浦市、つくば市で育ちました。茨城県立土浦第一高等学校を卒業後早稲田大学政治経済学部経済学科に入学。中学高校大学時代を通じて集団の中で友人を楽しませ、自分も楽しむということに喜びを覚えました。単に大勢で騒ぐのが楽しかったという噂もありますが、、

 会計士の受験動機は、正直、後向きなものと前向きなもの2つあります。前者は、大学入学当時の先輩3年生の就職活動(圧迫面接)や、卒業論文に追われる姿を見て「何とかして圧迫面接や卒論をスキップする方法がないか」と考え、結果資格取得をすれば、厳しい就活やゼミに入って卒論を書く必要がなくなる!?という、しょうもない理由でした。
 前向きな理由としては、コンサルタントという言葉への漠然としたあこがれや、「仕事をするのであれば、組織で誰かの役に立つ・支援して感謝される仕事をしたい、手に職をつけたい」という思いが強く、そこから一般企業への就職ではなく、会計士という資格がそのイメージに合うのではないかと思い会計士受験を志したというものです。

 会計士のキャリアはフィーリングで「楽しく仕事ができそう」な中央青山監査法人からスタートしました。当時の会計士3次試験(現在の公認会計士協会の終了考査)に合格し、現場責任者(主査・インチャージ)を経験したタイミングで、監査を一通り経験してある程度理解したのではないかというよくある勘違いをしました。このまま監査法人で監査業務を続けることが自分に合っているのだろうか、もっと多様な経験をしたいという思いから、様々なキャリアチェンジを検討し、転職活動もしました。しかし、今でもお世話になっている当時の上司から「大所高所の目線、クライアントの経営陣との対峙、監査チームのマネジメントなどまだまだ学べることがあるのにこのタイミングで監査法人を離れるのはもったいない」というアドバイスをいただき、その時は監査を続ける意思決定をしました。
 
 その後、当時大手であったみすず監査法人(旧中央青山監査法人)が解散することになり、監査業務を続けつつも多様な経験ができるフィールドを模索し、太陽(Grant Thornton、以下GT)に移籍しました。今思えばこの時の選択が今の自身のキャリアを形成する重要なものであったと感じます。
 GTでは自ら希望し、監査業務とM&Aに関する財務調査業務や会社の株式価値評価業務、IPO準備会社へのコンサルティング業務等を担い今に至ります。2010年前後にはコンサルティングの幅と深度を増すためにグロービス経営大学院の門戸をたたき、仕事をしながらMBAを取得しました。ディベート形式で様々な企業の実際のケースを利用して経営を疑似体験する経験は、物事の本質を見極める点、とにかくロジカルに考える点、様々な会社のビジネスにおける成功要因を理解する点などを学ぶことができ、実際のビジネスにおける意思決定において非常に役立っています。
 現在は太陽有限責任監査法人で監査パートナーとして上場企業等の監査を行いつつ、グループのアドバイザリー会社である太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社(以下GTA)においてIPOコンサルティングやIFRS等の会計・内部統制コンサルティング業務の担当パートナーとしての役割に軸をおいています。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

 監査法人での業務は、会計人としての基礎的なスキルを身に付けるうえではこれ以上ないくらいに様々な経験が積めると思います。会社がどのように運営されているのか、机上ではなく実務における会計の考え方、会社として備えるべき仕組み(内部統制)など、複数の上場企業等を監査しながら学ぶことができます。自分自身にとっても、監査法人の最初の5年程度で、体制の出来上がっている東証一部上場企業等の監査をしながら、成長途上であるIPO準備会社等の監査をすることで、それぞれで学んだことを他の場所ですぐに活かせるという好循環を経験しました。一方で、主査業務を一通り経験したことで少し毛色の違う仕事をしてみたいという思いや、監査業務においては監査クライアントからの「独立性」を保持する必要があるため、もっとクライアントに寄り添った仕事をしてみたいという思いも生まれました。
 そんなタイミングで当時のみすず監査法人が解散するという大きな出来事が起こり、様々な経験ができそうなGTに移籍したというのは既述の通りです。GTは非常に柔軟な組織であり、GT自体が成長ステージにあるため組織の縦割り色も強くないことから、移籍後は、監査業務と並行してM&Aに関する業務やIPOコンサルティングを経験できました。
 監査は会計の番人的な位置づけであり、監査法人は上場企業等の会計や内部統制に関する是非について重要な影響を与えます。そのため、会計や内部統制等に関するあらゆるアドバイザリー業務を行うにあたって、監査における判断の勘所というものが非常に重要になってきます。一方で、監査はあくまで独立した立場を保持する必要性があり、クライアントに入り込んで意思決定や業務そのものに関与しすぎることはNGであるため、会計士資格を目指す際に漠然と抱いた「コンサルタントというワードや、クライアントを支援して感謝される」という感覚とは若干異なる部分を当時感じていました。また、M&AやIFRS、IPOといった尖った領域の知見は、自身の担当するクライアントで該当事象がない限り身につきにくいとも考えました。
 そういった背景から、会計人として移籍後5年前後の期間に監査業務とアドバイザリー業務の双方を意図して同時並行で経験し、一方で学んだことを他方に活かす循環を経験できたことは、自身のキャリアにおける重要な基礎となっていることは間違いないと思います。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

 現在は、GTAにおいてベンチャーサポート&アカウンティングアドバイザリーというサービスラインの担当パートナーとして、IPO準備会社のコンサルティング業務や、IFRSを含む会計・内部統制に関する様々なアドバイザリー業務を担っています。
 主となるIPO準備会社の支援においては、クライアントがIPOを目指すタイミングで実施する初期調査(クイックレビューやショートレビューと呼ばれる)から始まり、その調査で洗い出された様々な課題の解決支援を行います。IPOを目指す多くのクライアントの経営者・CFOの方々と日々コミュニケーションをとりながら、IPOに向けた最適な準備の進め方をクライアントと一緒に模索しています。IPOには、「プライベートカンパニーからパブリックカンパニーへの変革」というひとつのとらえ方がありますが、まさに市場で会社の株式が売買されるパブリックカンパニーとして適切な「組織体制」「利益管理体制」「会計・開示」等を実現する必要があるものの、唯一無二のやり方があるわけではありません。クライアントのビジネスや状況に適した必要十分なパブリックカンパニーとしての在り方に近づけるための支援方法を常に考えて仕事をすることに意義や楽しさを感じています。

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