人の集まりでできている、会社という存在に昔から興味を持っており、色々な人・会社に関わることで、誰かの役に立ち、自分も成長したいと思ってきました。会計士という資格は、客観的に会社の活動や結果を分析し、現状を把握するだけにとどまらず、未来に向けたアドバイスができる能力を養ってくれる資格だと思います。
ただ、資格はあくまでスタートラインに過ぎず、多様な経験と会計以外の経営に関する知識の積み重ねが必要だと感じます。

足元ではクロスボーダー案件に関する専門性、英語力を高め、一人前に仕事ができるようになりたいと思っています。
国ごとに制度や税務が異なり、案件ごとに勉強する点が多いのでまだまだ時間はかかると思いますが、これからも経験を積み重ねていきたいと思います。
恐らく今は人生の中で一番子育てに時間を割いているタイミングなので、また人生のフェーズが変わってきたらそのタイミングで自分の棚卸をし、目指す方向性を考えたいと思います。

会計士という資格はキャリアの選択肢を広げてくれる資格だと思います。会計士の中でも様々な選択肢があり、また会計士という枠を超えて活躍されている方もたくさんいらっしゃる一方で、それがあまり周知されていない部分もあり、キャリアプランに悩まれる方も多いと思います。私自身も確たる将来のキャリアプランはまだ見出せていません。
不器用かもしれませんが、目の前の課題一つ一つに真剣に取り組み、経験を積み重ねていくことで道を探しながら進むという考え方もあるのかなと思っています。
人と人、仕事との出会いはタイミングなので、タイミングが来るまでは色々な方の話を聞き、知識と情報を集め、経験を積み、いざという時に備えておくのが大事だと思います。仕事だけでなく旅行など非日常を体験したり、新しいことに挑戦して刺激を受けたりすることで、新たに見えてくることも多いと思います。
自分が興味のある仕事、目指す方向性が見えている方は、積極的に意欲を発信していくことで、「そう言えばあの人これに興味があったな」と思いだしてもらうきっかけになり、何かしらチャンスにつながるように思います。「チャンスの神様は前髪しかない」ということわざもありますが、タイミングが来た時にチャンスを掴めるように、力を蓄えておいてくださいね。