田村晨(たむらしん) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

赤坂有限責任監査法人

スタッフ

田村 晨 たむら しん

知りたいことを知る機会は自分で作らなければならない
秘書 タイプ
秘書 タイプ

1995年9月25日生まれ(25歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶応義塾大学商学部商学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

自身の強みは、物事に没頭することと、知的好奇心が強いことだと思っています。
どちらも強みというよりは自分の特性だと思っているのですが、物事に没頭することについては、何かに集中し始めると気づかないうちに何時間も経っていたり、周りの声が聞こえなくなったりすることが多々あります。
会計士試験でもそうですが、監査実務ではより大量の情報、より多くの関連法規などを総合的に勘案して、業務を進めます。また、ひとつの企業グループの財務情報が対象になる業務の性質上、作業量も必然的に多くなります。
その点、作業を進める中で集中力が発揮され、より深度のある結論が得られたと思えた時や、多くの作業をこなしていたことに後から気が付いたときなど、この特性が活かされていると感じています。
知的好奇心については、新しいことを知ること、分かるようになることがとても嬉しく感じます。また、分からないことを放置すると気が済まず、納得できるまで突き詰めるところがあると思います。
監査実務は会社の状況を知るところから始まり、不明点をクリアにしていく過程でもあることから、この特性も大いに活かされていることを感じています。監査の過程で様々なことを知れることが楽しく、それがモチベーションの向上につながっていることも、自分の特性が活かされていると感じる点だと思っています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

私が仕事をしている中で面白みを感じたのは、将来の話を通じて、部分的にでも財務諸表の将来の動きが読めたときと、業務を行う中で得た情報や検証された数値が、ひとつの知識体系として形になったときです。
1つ目については、監査はよく「過去の数字」を見るものと言われますが、その過程で、将来の方針やイベントについて知り、それに基づいて将来の財務諸表の動きを予測できることがあります。
この点については、会計という仕組みに親しみやすく、また正確な情報を早く入手できる監査法人ならではの経験ではないかと思っています。
2つ目については、監査はクライアントが作成する財務諸表について検証を行い、その検証過程と結果を残す業務ですが、その過程でそもそもクライアントがどのようなことをしているのか、どのように財務諸表を作っているのかといった情報も集めることになります。監査が完了し、集めてきた大量の情報や検証結果などがひとつの体系としてまとまったところは、とても壮観と感じられます。また、自分の中に完成イメージがあり、そこに向かってほとんど考えなくても素早く手が動いていたときや、ふと気が付くと大量の作業をこなしていたときなどは、成長を感じる瞬間でもあります。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

仕事に関連して悩んだこととしては、2つ思い当たることがありました。1つは、誰のために何をやっているのか分かりにくく、自分の作業の価値に疑問を抱いてしまうこと、もう1つは、細かい数字や理屈と向かう場面も多く、価値を出している実感が得られない上に、つまずいてしまうと単純な作業に膨大な時間がかかってしまうことでした。
今思えば、いずれも、業務のビジネスとしての全体像が分からないことによるものだったのだと思っています。監査実務は関係者も多く、また監査論で学んだこととは事情が異なるため、特に最初は全体イメージを獲得することに苦労しました。
そのため、もちろん今でもすべてを理解したわけではありませんが、ある程度の期間携わり、見えることが多くなるにつれて、やるべきことや作業の位置づけなどもわかるようになり、このような悩みは解消されていきました。理解が進むにつれて、細かすぎる作業や単純作業で不必要なものが分かるようになってきたことも、悩みの解消につながったと思っています。
また、単純作業にかかる時間については、単純な慣れによっても短縮されるようになりました。

いずれにしても何か意図して解決策を実行したわけではなく、やっている中で自然とできるようになっていたので、多くの人が言うように、やはり継続することが大事なのだと感じました。

1 2 3
会計士が活躍できる企業はこちら