田畑智恵(たばたともえ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

田畑智恵公認会計士事務所 他

代表

田畑 智恵 たばた ともえ

公認会計士の資格は家庭と仕事のバランスに悩むときに働き方を柔軟に変えて対応する選択肢を与えてくれる
アーティストタイプ
アーティストタイプ

30代
埼玉県出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 文学部社会学 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私独自の強みは、浅く広くではありますが多くの知識や経験を有していることだと思っています。先に述べたとおり、監査法人の中だけでもさまざまな経験をさせていただきましたが、その監査法人での経験は個人の活動に生きますし、逆に個人の仕事が監査法人の仕事に生きることもあります。
また、自分の心身の健康のためにもワークライフバランスを第一に考えたいというポリシーを持っていますので、仕事のスケジューリングを徹底して、限られた時間や期間の中で仕事を裁くというのは得意です。基本的に仕事を持ち帰ることや、仕事を抱えることはしません。とはいえ、個人で引き受けている仕事については想いが先行して、時間関係なくPCを開いたり、相談ごとに乗ってしまったりするのですが…。
やりたいことを見つけたら、前例のないことでもとりあえず飛び込んでやってみる、そんな力も私の独自の強みでしょうか。決して楽観的な性格ではなく、保守的で心配性な性格なのですが、やってみたいと思ったらやってみずにはいられないところがあります。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

公認会計士の仕事は、意外と人とのコミュニケーションが多い仕事です。やはり、クライアントの方が心を開いてくれたなと思う瞬間は心が動きますね。信頼関係が築けると、会社さんから聞けるお話も変わってきます。
あとは小さな話ですが、新人時代、開示チェックをしていてここで私がミスを見落としたら、このまま世の中に数字が出てしまうのだと思ったときにはその責任の大きさに身が引き締まる思いがしました。その他、大小あれど不正案件に携わる機会があると、恐ろしさに心が震えますね。監査の仕事は単調な仕事のようで、奥が深いものだと思います。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

個人的な内容になってしまうのですが、公認会計士としての監査法人での仕事は自分に合っていると感じていた一方で、他の人と同じように長時間働くことができる身体ではないことには悩みました。もともと感受性が強く、自分に向き合う時間を大切にしたいタイプでしたが、自分の時間が持てないことで心を失っていくような感覚がしていました。結局、監査法人でのキャリアを諦めることでこの問題を乗り越えることになりましたが、結果として自分らしいワクワクを取り戻し、自分の人生を主体的に生きることができるようになったと感じています。また、監査法人での仕事がおもしろいということを共感してくれる仲間が少なかったことにも悩みましたね。これは表向きは単調に、一人で淡々と仕事を楽しんでいたと思います(笑)。

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